2016年3月31日木曜日

[5573] サナギ

池のスイレンの植え替え終了。
どうだきれいだろう!
あと残すは大きなハス鉢が4つ。
もう土がないので、どっか掘らねばならない。
また今度だな。
ところでのどが痛い。
寒気もする、風邪か。
そういや最近会った奴らほとんど風邪治りかけのマスクマンばっかりだった。
まったくウツされたな。
人の影響は受けない筈なのになぁー
あー、面白くねぇ〜〜〜〜〜〜〜!
しょうがない
季節の変わり目だから、ワシの内部も植え替えだ。
薪ストーブの前で、ゆったりトウガラシ梅昆布茶を飲む。
個展に向けて暫しサナギになるべ。 

2016年3月30日水曜日

[5572] 地球の脳

池のメダカを全部移動。
スイレン鉢を引き上げ
金魚草を抜き、スイレンの根を切り取る。
鉢を洗い底に炭を砕いたものと焼いた木屑を敷く。
昨日の用土を入れ、スイレン根と金魚草を植える。
10個あるスイレン鉢の3個終わった。
 この炭と焼いた木屑は微生物の住処になる。
微生物はいろんなものを分解し、植物の栄養素を作る。
人間も腸内細菌が食物を分解し
必要な栄養を吸収するのと同じだ。
ということは、土=腸だ!
土にあんまり農薬はいけないな。
腸に悪玉菌が増えると困るように
地球に欲深い傲慢な悪玉人が増え過ぎるとマズい。
体調悪くなって臭いオナラが出るだろう。
防護マスクが必要になる。
放射能ってのは、ありゃ悪玉人のオナラだな。
昨今はどこの国も悪玉人が数で勝って支配してる。
これからは善玉人を増やす努力をしないといけないね。
ところで腸というのは不思議な臓器で、一億もの脳細胞があるんだって。
つまり腸と同じ土にも地球の脳細胞があるのだろう。
土に触れることから学ぼう。


2016年3月29日火曜日

[5571] 土

スイレン植え替え用の土が必要だ
本当は田んぼの土がいい
そんなもんを盗むわけにもいかない
ホームセンターで買うことになるが
目の前、至る所に土がある
なんで買う必要がある
ワシは人口経済サイクルよりも
なるべく自然サイクルを目指す
庭の端っこの土を掘る
チェンソーで切った薪の木屑が
猫の糞場になっているので
糞ごと木屑をその穴に埋める
掘り起こした土は
草や石やゴミを取り除き
土を漉してタライに溜める
これがスイレン用土となる
昼休み、マッピョがせっかく漉した新しい土にウンコ
なんかファーブル昆虫記のスカラベになったような気分
いい風景だ、天気もいいし、いい汗かいた

2016年3月28日月曜日

[5570] 十次産業

7歳の女の子。
まっしぐらに猫に興味を示し触る。
6匹すべての猫の名前を覚えてしまう。
ジュエリー作りが好きらしい。
 誰にでも仕事はある。
 6次越えて10次産業をやろう。
1:初めは小さい一歩から、一ついいもの作ってみる
2:Newなもの、二個以上作ってみる
3:さりげなく、さっそく
4:死んだつもりで、屍踏み越え、仕事になろうがなるまいが
5:GO! 探求にゴールはない
6:論より証拠、露店販売、ろくな仕事じゃないと言われながらも
7:なせばなる、なさねばならぬ
8:ヤバいことにもぶつかる、やめたくもなる
9:苦しいときもある、でも悔いはない
10:十中八九大丈夫、十分充足。
 女の子、虫も好きだというのでもう読んでしまった『ファーブル昆虫記』をあげた。
 読まなければ返せ。

2016年3月27日日曜日

[5569] 組長

公民館で村の自治会の集まり。
 この村は家が55軒、6組に分かれている。集まって昨年度の反省や決算報告、そして来年度の計画と予算設定。
 ワシのところは6組で10軒ある。順番で4月から二年間、ワシが組長になる。この間までワシはどこの誰が死んだか解らん葬式なんか出ないと忙しさにかまけて無視してたら、いつの間にか一人『幻の7組』と言われていた。
 新組長として新しいルールを作ってやる! 
 組長のところへ週一で特別美味しい食べ物を持って来ること(猫のエサも)。あと組長の庭の草刈りと雪掻きをやること。組長が誰かに狙われたら、身を以て守る軍隊チームを作る。美女踊らし隊も作ろう。

[5568] チャレンジ

地域おこし協力隊である女子のお別れ会。
それと近所のパン屋が閉店、新たに新天地で開店。
若者絵描きが展覧会。
集まった人々も若い。
20代の若い人と飲んで語ったのは久しぶり。
『ネトウヨ』『ネトサヨ』
こんな言葉を聞くけど、なにそれ?
違いは「ウ」と「サ」だけ。
「ウ」はテーゼに対して「ウん、ウえさまに、ウなづく」
「サ」はテーゼに対して「サて、サからって、サぐろう」
こんなんでどう、ダメ?
なんとなくだけど、「ウ」「サ」って
聖書の『放蕩息子の喩え』の長男と次男みたい。
まあこんなのはどうでもいい。
生で話せば「ウ」も「サ」も、うざい。
ここの若者は新しいことへの挑戦。
ワシも『雨にまけるわけがない』という本への挑戦。
年齢関係なく、みんなチャレンジ。
ガンバンベー

2016年3月25日金曜日

[5567] ただいまー

雪! 美しいです。
嗚呼、心地良い。
ところで、人生を諦めた若者貧困世代という言葉を聞いたけど、それ何?
都会の若者は貧乏で結婚できない。
子供を持っても子育てできない。
頼る田舎も実家もない。
人生は就職しかないわけではないと思う。
就職なんかしなくても生きていけると思う。
その動物的勘、生きる術を失ってしまったのだろうか?
ワシなんか就職したくてもできない。
オフィスラブが目的だとバレてしまうからだ。
 解決策を考えた。
田舎には田畑の助っ人が欲しい家がいっぱいある。
心底腹減ったなら東北に来い。
腹減って死にそうなら東北に来い。
泣きたくなったら東北に来い! 
自分の食う分ぐらいの田畑作業を手伝わしてもらえ! 
さあ、生きた心地がする厳しい東北に来い!
東北に来たら
泣いて「ただいまー」ってお願いするんだぞ!
笑顔で「おかえりー」って言われるぞ!

2016年3月24日木曜日

[5566] 大金

太陽が照っているのに雪が舞って吹雪いています。
薪ストーブはまだまだ必要ですね。
ところで大金が手に入ったら 
会社辞めますか?
仕事止めますか?
自国を出ますか?
南の島で生きますか?
放射能のない安全な国で過ごしますか?
温暖な国で余生を送りますか?
船の上で一生を送りますか?
快楽に耽りますか?
今、ここから逃げますかね?
何でもいいけど
人は金で揺れますね。
揺れない何かを探してみようっと。

2016年3月23日水曜日

[5565] 孫悟空

薪ストーブの心地良さとも暫しのお別れかな。
小屋の薪を薪棚に移動。
ところで薪を燃やして出た灰
山菜などのアク取りに使ったり
畑や庭に撒けば植物の栄養にもなる。
ところが中央からのおふれで
関東・東北17都県に
放射能があるから廃棄物にしなさいだって。
灰は土の栄養になって木を育て
木はいづれ薪になる。
人はお金のかからない自然サイクルを
わざわざ壊して
お金を稼がねば生活できない
不自由な牢獄サイクルを作っている。
何でもかんでもブチブチ断絶して壁作って
ほんと妙な社会だ。
まあ、便利で妙なサイクルが
一部あってもいいけど
もともとの自然サイクルを壊すのはよろしくない。
地球捨てて人口星作って移住しても
呼吸しないロボット社会になっても
この広大な宇宙という自然のサイクルからは逃れられない。
どこまで行っても捕まっちゃうんだよ
観音様に、
ねぇ、孫悟空。

2016年3月22日火曜日

[5564] スカラベ

『ファーブル昆虫記』が届いた。
面白い、メチャクチャ面白い。
ファーブル、すごい! 
こりゃあ今でも新鮮な内容だ。
読まれ続ける名作なわけだ。
全巻読まなきゃ。
アーーー久しぶりに、読書が楽しい。
いや、もはやこれは読書ではない。
だって、目の前の庭に虫がいるんだもん。
ファーブルの経歴みたら
なんと55歳に田舎に引っ越して
昆虫の観察に没頭
最後の刊が83歳、91歳で亡くなった。
ヘー、ワシもここ山形に移住し、55歳のときワガジン1を出版。
去年ワガジン4の小説『自由自在堂』
今年4月にワガジン5の文画集『雨にまけるわけがない』を出す。
ファーブルと似たような流れだ。
ワシは始ったばかりだ。
勇気がつくね。
みんなもまだまだ今からだよ。
写真は、地球を転がすスカラベ。
地球はエサで揺り籠です。
汚すな!

2016年3月21日月曜日

[5563] 愛じゃない


「悪い外国が攻めてきます」ある人は言う。
「中立などの甘い考えは捨てましょう。自国の平和のために鉄砲の扱い方を練習しましょう。愛国心のない平和主義者は裏切り者です。みんなで力を合わせて裏切り者や悪国をやっつけましょう。一つの目標に向かって、強い国を築きましょう。核を持って国の平和と安全を守りましょう。我々が平和に暮らせるのは国があるからです。あなたの命は国の宝です。あなたの命は国で管理します。国のために戦いましょう。兵士を産みましょう」
人は言葉に騙されやすい。
言っている本人も言葉に騙されていることに気付かない。
真実はこんなんじゃないと思うよ。
真実は生きているからね。
生きているものはそう簡単に言葉で表せない。
だから詩人がいる。
生きているものはそう簡単に捕まらない。
虫だって鳥だってそう簡単に捕まらない。
捕まえたとしてもすぐに逃げられる。
逃げないように殺すか?
愛したあの子を捕まえようとする。
そう簡単に捕まるまい。
だからといって虫のように殺しちゃいけないだろう。
籠に入れちゃいけないだろう。
愛のカケラもないこんな言葉が蔓延している。
『愛じゃない』言葉に、そう簡単に捕まるな!
「何を言っている? オマエを守ってやるんだぞ!」
へぇー、こんな広大な私の自由な愛をどうやって守るんだい?

2016年3月20日日曜日

[5562] 山形ツアー

庭の雪が融けたら猫が芝生にウンコする。芝生はもう止めようと思いながら何の気無しにベンチを置いてみた。美しいではないか! そこでウンコをしないように短く芝苅り。久しぶりの芝刈り、やはり庭仕事はいい。
 今日は名古屋から山形ツアー夫婦が家にやって来た。昨日は銀山温泉に泊まったらしい。寒河江のGEAというお店に一緒に行く。ここはもともと工場らしくなかなかいい空間だ。コーヒー飲みながら、最近は絵を描くことが多くなったので、少々大きな空間があれば、もっと大きい絵が描けて楽しいだろうなぁなどと空想に耽る。暖房が大変か‥‥ 
 今晩はあの近所の郷土料理が美味い蔵民宿に泊まるというので、頼み込んでワシらの料理も追加。やはり美味い。爺やと婆やがまたいい。
 写真は蔵の中。
 

2016年3月19日土曜日

[5561] 超人ドクター

今日は超人がやって来た。
 昔、デパートでのワシの個展に、これくださいと現金ン爆万円! 担当の女性とお金を勘定し始めた。デパートのお客さん達が驚く。ワシ、冷や汗。おかげでこの家が建った。
 まあ、冗談はさておき、彼は東大医学部をでて、ミッドタウンでドクター、先端医療の研究者、この間、アメリカにて学会講演。もちろん頭脳明晰、紳士だしフットワークはスゴイしメチャ優しいし猫好きだし人々の病気を治す人類のためにやって来た超人だ。帰国後、仙台で学会、ということでワシんちに立ち寄ってくれたのだ。個展に出す絵を褒めてくれた。嬉しい。
 お昼は近所の、フランス外務省世界の銘店に東北で唯一選ばれた『あらきそば』へ。地酒飲みながら美味いと笑う。豪快さもある。
 何でこんな超人がワシの作品に感動したんだろうね? 対極なのかな? ワシの作品は最先端医療に繋がっているのだろうか? まあ、そう思うことにして頑張ろう。

2016年3月18日金曜日

[5560] 学歴詐称

家の雪囲いを外すなどの庭仕事。
体の中から春が吹き出ているようだ。
ところでごめんなさい。
ワシ学歴詐称してました。
実は高学歴なんです。
トンビのような父親がワシを生んだ。(ここシャレね)
トンビなもんだから学歴が一番だと思い込んだみたい。
ワシは東大、卒業後、マサチューセッツ工科大入って
次にイギリスに出かけ、ケンブリッジ大学。
飽きっぽのかな、アメリカ戻ってハーバード大学院。
知性ってのは滲むんだろうね。
この間は建築の審査員、偉そうで面白い。
昨日はテレビ取材、名前が広がるのは面白い。
金もって選挙推薦も来たけど、虫ケラなやつだったから断った。
まあ、社会にも面白いことはいっぱいあるんだろうけど
心が濁るものが多い。
やっぱ庭仕事が一番楽しい。
季節と共にいられるのがいい。
そうそう、庭の電球の傘の中にハチかな? 
土のかたまりの巣を作っているんだ。
今は好奇心でいっぱい
最近は虫を見ているのがけっこう楽しい。
虫って、人間の虫けらじゃないよ。
昆虫ね。
で、今日ファーブル昆虫記を買ったさ。
これも楽しみです。

2016年3月17日木曜日

[5559] 取材

今日は日テレ系の『ZIP』という番組の取材。
朝早い放送でワシの作品スナップが一分ぐらい紹介されます。
来週の月と金のどっちか。
朝ZIPマッピング6時26分ごろから一分間と言っていた。
個展前なので個展の宣伝にでもなればいい。
宣伝なら一般向けの作品の方がいいかなと思ったが
なかなかノリのいいディレクターで、
「女優が出るんです」と言う。
ではなるべくワシの本音に近いものを選ぶ。
でも、さすがにチンポはダメでしょ、朝だし、女優だし
と悩んだ末、なかなかの名品が選ばれた。
帰りにワシの小説『自由自在堂』をすすめたが、小説は読まないと言う。
ノリはいいけど余裕がないな。
 ところで女優って誰だろう?

2016年3月16日水曜日

[5558] 味わい

うまい!
庭で採ったばかりのフキで作った蕗味噌。
イヤーーーーー、春の香りと味
驚く程、美味いっす。
やっぱ採れたては、違いますね。
まったく、放射能なんかバラ撒くな!
一昨日、老猫と老人は同じだと解った。
実は人間と虫も同じだ。
木も同じだ。
石だって同じなんだ。
追求すれば解ることだ。
ならこの地球だって人間と同じだ。
ところで木には木そのものを衰えさせるヤナ虫
木を丈夫にするハッピーな虫がいる。
人間は地球をダメにするものなのか?
地球を丈夫にするものなのか?
微生物であるちっぽけな人間が
偉大な地球を単なる無機物だと思っている限りは
地球の丈夫など解るまい。
でもね、この蕗味噌
この味わいは
地球が喜んでいる味わいだったのさ。

2016年3月15日火曜日

[5557] 歯

今日は歯のクリーニング。昔は歯が丈夫で、飲み屋で割り箸を一センチの木材にカットして皿に盛っていた。目の前を通ったものは何でも噛み付いた。
 数年前、抜きたくなるような痛みの奥歯が三本あった。でもクリーニングしてたら、まったく大丈夫になった。
 このクリーニングが気持ちいい。昔は恐怖の歯科病院だったのに、今は眠くなるようなイスに寝かされ、マスクをした誰だか解らない若い娘さんに優しく歯にタッチして歯の根っこ調べられたり、歯茎の色から歯磨きの仕方を指示してくれたり、ワシにとってはマッサージ美容室みたいなもん(行ったことないけど)。そのうち娘さんがマスク外して「匂い嗅ぎますね」くんくん「あ〜、少し醗酵してますね」とか言うようになり、もっと進んで、ぺろりと舐められ味まで調べるようになったら、ど、どうしよう!

2016年3月14日月曜日

[5556] 人間とは?

猫のモミジを見ていると94歳で死んだばあちゃんと実に似ている。
ばあちゃんの生まれ変わりと思えるぐらい同じオーラを出す。
モミジはもうすぐ20歳で、人間換算でだいたい94歳。
ふーん、同じだね。
人間も猫も犬も他の動物だって歳取ると同じになるのだろう。
人間と同じように動物の命も大切ってことだ。
そういや人間の赤ちゃんは子猫に似ている。
赤ん坊や年寄りは自然に近いのだろう。
たぶん我らは生まれてから死ぬまで動物なんだ。
でも途中、言葉を覚える頃から忘れる頃までが『人間』なんだろう
言葉が動物から『人間』を分離させてしまった。
逆に言えば、言葉や知識に支配されたのが『人間』だ。
言葉はあくまで面白い道具だと思うよ。
こんな話をSSにしたら
SSがもう既に亡くなった父親を病院で看病した時
「父親がバナナを食べるカメに似ていた」と。

2016年3月13日日曜日

[5555] 審査発表

きょうは村山『あんばい・いい家』建築設計コンペの公開審査。先月、審査で通った建築家15人が遠くは福岡、大阪、京都、東京からやって来る。この村の市民もやって来て、公開で大賞とかを決めるわけだ。ワシとしては他人を選んだり他人から選ばれたりすることがイヤ。そのせいか朝からお腹の調子が悪い。行くの止めようかなと思ったが、そんな遠くの人たちや新しい人の建築プレゼンなるものを聞いてみたい好奇心。黙って頷いていればいいやとよそ行きのファッションで会場に向かう。昼前から夜までかかった。黙っているつもりだったが、いっぱい突っ込んでしまった。まあ、けっこう面白かったさ。


2016年3月12日土曜日

[5554] 核

政治家がウソばっかつくので何考えているのかさっぱり分らん。
原発が、なぜ必要なのか分からん。
原発がないと電気代が高くなるのはウソだし、経済がどうのこうのもウソだし、国民が信じさせられている言葉は、ほぼ全部ウソだ。
本当なのは核爆弾が作れるということぐらい。
核は抑止力になる。じゃあ憲法を変える。武器産業は儲かる。他所の国にお金をバラ撒いて味方につける。強がる国、日本。
まあこのように進んでいるのかな。
固く管理された奴隷のように働かされる不自由な社会に向かっている感じだ。
程度の低い笑いが蔓延るんだろうな。
戦う映画が増えるんだろうな。
イジメがますます蔓延るんだろうな。
 ところで原発がなかったら、どうなるんだろう?
これまでの核に頼った思考が無くなるわけだ。
核がないから多様化する。
国民の分裂が無くなる。
もっとさまざまな可能性が見えてくる。
面白い創造ができて、楽しい人生になるだろう。
もはや核など古いんだと思う。
そろそろ核などに頼らない創造の準備をしよう。
核など地球の真ん中に一個あればいい。
人は自分の核を生かせばいい。
人類は核爆弾にまけるわけがない。

2016年3月11日金曜日

[5553] 慈悲心

人の中には暴力がある。
権力は巨大な暴力で反抗心や反対概念を黙らせ蹴散らす。
もちろんこれによって暴力が消えるわけではない。
これが原因になって、反対の暴力は散らばり隠れる。
その後、バラけた暴力の分子はくっ付き、テロとなる。
暴力はもっと蔓延る。
これが結果で原因になる。
暴力の歴史は続くのであった。
 ところで人は他人の喜びや痛みになぜか共感する。
この共感が『慈悲心』と言うものだろう。
人にはいろんな感情がある。
暴力と同じようにそれらの感情にも原因がある。
が、唯一『慈悲心』だけには原因がない。
結果もない。
あればそれは偽善だ。
なんとなく自分の心を眺めればいい。
原因も結果もない慈悲心は
原因も結果もない大きな生命循環に繋がっている。


2016年3月10日木曜日

[5552] 親

僕らは自然から生まれた。
動物とは違って服着て機械に乗って
自然である親から離れたつもりでいる。
でも裸になれば生身の自然肉体だ。
叩けば痛い。
服は自然素材、自然体という言葉が好きだ。
乗り物だって親である自然の地球から掘り出した鉄だし
家だって木とコンクリとガラスだ。
電気だって山から掘り出した鉱物燃やしてタービン回している。
爆発したら水で冷やすし。
宇宙船だって材料は自然からだ。
どことっても全部自然からのものだ。
人間はこの自然という親がいないと暮らしていけない。
自立したようなこと言ってるけど
自然という親から搾取、そして破壊
自分の目先の欲満たすだけ。
ひどいのになると親にゴミ投げつける。
親、怒っているぞ!
母親たちも怒っているぞ!
あなた自身が自然なんだぞ!

2016年3月9日水曜日

[5551] 治癒力

人はいつも逃げるか戦うかと内面が不安定だ。
「あれがこうきたら。逃げよう。追い掛けられたら。戦う。隠れて見つからないようにする。見つかったら。先に殴る。イヤ逃げ続けよう。でも地球は丸いし、番号制度だし、ネットの時代だし、至る所にカメラがあるし、どうせ逃れられない。やっぱり戦うか。恐いな。まったく、どうしよう。あー」
 頭の中味は妄想だ。それが外の現実に繋がる。内も外も自らの右手と左手のケンカのようなもの。結局、味方も敵も自分。一人ジャンケン。よくわからないので問題を偉そうな他人にゆだねるようになる。他人だって同じ内面だ。ドングリ。人はこのままでは解放されず病気になってしまう。余計な薬が必要になる。
 そこでまずは自分の内部の争いを止める本当の薬が必要だ。
 薬局では売っていない自然治癒力だね。
 さてと治癒力を高める『雨にまけるわけがない』の校正がやっと終わりました。
 画集・詩集・絵本が合体したような稀な本だと思う。
 4月末からの個展で発表します。

2016年3月8日火曜日

[5550] イブ

大昔、イブを誑かした二枚舌の蛇。
今も人間の中に巣食っているようだ。
飽きもせずイブ達に『善悪の知識の木の実』を食わせようとしている。
薬学や遺伝子学の知識などで育てられた食物。
アメリカ大統領候補のあの男とあの女性、どっちも蛇に見えない?
悪口、差別用語、揚げ足取りなど凄まじい。
そういや日本のお偉いさんも蛇かも
「でありますでございますでございます」
二枚の舌をうまく使えない。
女性もいますね。
舌は見えにくいけど、あの口、あの目が蛇っぽい。
ところでイブもイブ
そんなもん食べなきゃいいのに。
「君はなんにも知らない無垢なバカだ。賢くなれば今より便利な生活ができる。美味いものいっぱい食べられるよ。アダムなんてつまらない男さ」
とかなんとか蛇に言い包められて
裸が性犯罪の種だと服まで着せられて。
‥…裸のままで良かったのに‥‥


2016年3月7日月曜日

[5549] 二枚舌

革新とか言いながら植民地政策。
保守とか言いながら単なる差別。
民主主義とか言いながら奴隷主義。
自由とか言いながら自己中。
平和とか言いながら武器産業。
二枚舌だね。
『命の木の実』ではなく『知識の木の実』を食べるようそそのかした蛇みたい。

2016年3月6日日曜日

[5548] 納豆

庭仕事筋肉痛。
 温泉に行く。子供が湯を舐めてしょっぱいと言っている。父親がばい菌と注意する。ワシも昔はよく舐めた。
 微生物はあらゆるところでいろんな力を発揮している。酒・漬け物・チーズ・ヨーグルトなど微生物のおかげだ。大村智さんは微生物の研究でノーベル賞をとった。またワシらの身体の細胞と微生物の数はやや近く、重さは2キロぐらいあると言う。ワシらの体内には他の生物がいっぱいいるわけだ。自分はどれ?
 ところで微生物の中でも納豆の納豆菌はすごいパワーなんだって。果樹の消毒の代わりに納豆をかけているとSam君は言っていた。砂漠だって緑化できるという話だってある。
 そこで政治政党を考えた。この日本人好みの納豆から党名を『納党』はどうだろう。納める党だよ。粘り強いし豆と豆を結びつけるネットワーク能力も素晴らしい。 ダメ?

2016年3月5日土曜日

[5547] 価値観

庭仕事で食いしばったのだろう、歯が痛いわ。
 昔は善し悪しで物事を決めていた。今は好き嫌いで決める。でも善し悪しが無くなったわけではない。その善し悪しがやや無意味に見えてきたのだ。
 昔は頭が良いに価値があった。今はバカにも価値がある。面白いからね。バカがいいわけではなく、頭の良いのがバカに見えてきたのだ。
 昔は金持ちに価値があった。今は金がそれほどなくても楽しくやっているやつが幸せだ。金持ちの贅沢ぶりがアホらしく見えてきたのだ。
 こうやって考えると、今はこれが価値だというものだって、時間の流れとともに無意味になる。
 たぶん大昔の価値基準には今は思いもしないものがあったのだろう。例えばお国のために死ぬことが素晴らしいとか。
 価値は平準化してゆく。

2016年3月4日金曜日

[5546] 生涯いい音色

久しぶりの庭仕事です。
木々の雪囲いを外す。
やり始めは面倒だなぁと思ったが、思い違いも甚だしい。
楽しいのだ。
生きている感じだ。
庭が自分なのか
自分が庭なのか解らないくらいだ。
そういや20代は自分が性欲なのか
性欲が自分なのか
解らないくらい身体中生殖器だった。
30代は自分が創造なのか
創造が自分なのか
解らないくらい作品を創造した。
40代は紅葉に感動し
自分が紅葉なのか
紅葉が自分なのか
それが今の庭に繋がった。
これが『隻手音声』の公案だろう。
人間が右手で、自然が左手。
さて60代・70代はどうなるのだろう。
海とか空がいい。
80代は地球。
90代は太陽。
100代は宇宙‥‥
生涯いい音色。

2016年3月3日木曜日

[5545] アイデア

ネットを見ているとすごい新アイデアがたくさんある。
『賞味期限切れの食品のマーケット』、確かに食料危機とか言ってるくせに13億トンも捨てているのはおかしい、もったいない。捨てた食料で地球の飢餓なんか無くなる量だ。
細かいのでは『コンセントの差し込みがいつもは二つなんだけど、飛び出て4つになる』ものとか。
よくまあ、みんな素晴らしいアイデアを思いつくなぁ、頭良いなぁ、オレでないのに。


2016年3月2日水曜日

[5544] Question

Sam君は、自分は英会話教室の子供に『正しい質問』を教えていると言う。
If you know the right question, you can get the answers.
プラトンはもっとも大事なのはQuestionだと言った。
そういや、ピカソの言葉に
Computers are useless. They can only give you answers.
「コンピューターは役に立たない。答えを出すだけだ」
確かに頷ける。
ワシがテレビのクイズ番組に興味がないのはこういうことだろうな。
「Sam君、偉いわ」と褒めたら、違うと遠慮する謙虚さがまた美しい。
ワシの英会話はなかなか思う通りにならないが、今後も頑張って、Sam君の教え子の中で一番いい英語弟子になろうと思った。
  (写真の絵についての質問はなしよ)

2016年3月1日火曜日

[5543] Giver

『立派になる』よりも『うまくやる』だって。昨今はこういう時代なのかね。確かにうまくやっている奴は多い。裕福だけど、ダサイし羨ましいとも思えない。
 テレビに、お笑い芸人にメシを振る舞っているお姉さんが出ていた。彼女は裕福ではない。なのに芸人からお金を貰うことはない。芸人の願いや体のこと考えている料理を出す。すごいと思ったのは食べ終わったあとの食器、芸人が洗うわけでなく自分で洗っている。見返りを求めている素振りもない。
 2/3の絵日記『人間を3タイプに分ける話』を思い出した。このお姉さんのような人を『Giver』と言うんだろう。『無償の愛』の人だね。今年亡くなられた青森の佐藤初女さんもそんな人だった。ワシの小説の『自由自在堂』の三島さんもそんな人だ。2/28絵日記にも書いたけど、メシを食わせてくれるってすごいことだと思うよ。こういう素晴らしい人がいるってことが救われる。『うまくやる』より、こっち。こんなに立派な人にはなれないけど、ベクトルはこっちでしょ。僅かでも。