数年前、いつもヤーコンや珍しい山菜を持ってきてくれる叔父さんからひょうたんに絵を描いてくれと頼まれた。気が乗らないので放っといたが、ふと北鎌倉の個展に出してみたくなった。
別に凝ることもなく普通に塗り絵風に始めたんだけど、なにげに美しい。まったく期待してなかったのに、思った以上に楽しい。気が熟したのか。このひょうたんの形がいいのか?
目の前の何もかもが『美』になるなら、怒りや憎しみは砂粒ぐらいだろう。『美』はいろんな不満や不快を赦すのかもしれない。一人一人が自ずから『美』や『楽』を紡ぎだすようにすれば、無慈悲で理不尽な犯罪や争いは回避できるような気がする。
ワシは今日もせっせと世のため人のため『美』を作り出すのであった。
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