暑い。裸で途方も無い作業をしております。
●プラスマイナスゼロ
私が私の中の知識からものを作ってもそれは私の薄っぺらい知識を超えない。私が私以外からの理由での作品を作らなければ、リアリティがなく真実を提出できない。例えばとても大きな事件や事故で、その現場を経験したとすれば、その自分の作品は事件や事故からの出自、つまり私以外からのものとして多少のリアリティを持つ。しかしわざわざそんな事件や事故を起こすこともなく、それらを待つこともなく、それらを作り出すこともなく、強いリアリティを持つ作品を提出するには、私の知識からは抽出できない私以外からの真理としてのコンセプトを持つ必要がある。
そのコンセプトがプラスマイナスゼロであり、その視覚的作品がプリズム詩であり、今制作中のこれがその延長である 『Post STOP』のビッグサイズである。
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