是非個展に来て欲しい好きな作家がいる。しかし彼はその時期、作品制作の一端としてアラスカのイヌイット族に会いに行くという。そこで作品集を送った。彼から返事がきた。
『こんばんは。作品集届きました。ありがとうございます! とても刺激になりました。個人的にはこれまでのわじんさんの立体作品が全く別の広がりを持ったことに新鮮さを感じました。絵の中で環境を意識した事によって、立体に対しても空間に意識が広がったようで、これまでと同じようで、全く新しい作品に生まれ変わったという印象を受けました。インスタレーションで発表する作家の多くが、コンセプトや展示空間構成に重きを置きすぎて作品が薄くなりがちですが、これらの作品は質が圧倒的に高く、しなやかな強度を感じました。わじんさんの中に新たな地平が広がっている感じが、この一冊からも見て取れてとても心地よかったです。展覧会には行けませんが、この先の展開を楽しみにしています!!』
返事、心地よい感想ありがとう。「しなやかな強度」って言葉、好きだなぁ。
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