●一本化
粘土で久々のヒットシリーズ作品ができそう! 春の個展で発表するつもりだ。制作しながら思ったのは僕は形を一本に絞らないなぁ。例えばすこぶるカッコいいメインの形を前面に押し出せばいいのに、メインが見えなくなるくらい様々な形を制作する。それらが大きな意味で一本化に見えてくると、そこから違った路線をまた発見する。なんでだろう? 最近のペリペリ画法を発見したのも同じ意思だろう。こういう思考は意図的でない。一本化が危ういと感じているのかもしれない。画一化や一元論などもそうだが組織化された窮屈なイメージが漂う。大きな牢屋だ。
猫ばっかり作っているからって、猫一本で閉じてるわけではない。仏像ばっかり作っているからって、その道だけに収まるわけがない。仏に会えば仏を殺せ。日本は海に囲まれているからって、世界を無視して閉じているわけではない。空がある。地球上の物質は外部と隔絶されているわけではない。地球は宇宙船地球牢ではない。
閉じる一本観念に対しての新しい逃げ道、方向を模索し発見する。
999回挫けても1000回目に抜ける、ピュッと。
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