2021年2月14日日曜日

[7353] 治療

 ●治療

 真丸目玉のイゴは去年から毎日下痢。少しふらつきながら歩いてトイレに入った矢先、トイレの外にしてしまうから大変。もう歳だからややボケているのだろう。

 これには困って、トイレの位置を変えたり、トイレの周りにトイレシートを置いたりと工夫に工夫を重ねていた。同時に下痢を止めるためにいろいろ試した。人間の下痢止め錠剤を少なくしてしばらく試した、けどダメ。民間療法のセンブリを煎じてスポイトで飲ませるがダメ。杜仲茶で試してもダメ。そしてとうとうたどり着きました!

 ゲンショウコです!

 漢字では『現の証拠』という字だから「証拠が現われる」というもの。これには期待が大きかった。何しろ日本だけの療法らしい。しかしクソまずいみたいで飲ますのに苦労。でもなんとか飲ませて4日目。下痢が軟便に、そしてやや普通のも出るようになった。不思議なことに下痢が止まると歩き方もしっかりしてきた。トイレもちゃんとできるようになった。ボケではなかったのだ。これには驚いた。

 やはりどこかが具合悪いからこそ、身体全体の機能が崩れる。ワシの歯痛や夏の吐き気も、国際中医師曰く「胃を温めること」と指摘した。そこ関係ないだろうと思ったが、スペシャル漢方薬と腹巻をすることにした。スペシャル漢方と言っても難しいものではなく、畑で育つようなものばかりだ。そしたらほぼ全身の不具合が改善されただけでなく、雪掻きなどの疲労も昔ほどではない。朝方の憂鬱もない。

 人間も環境もどこかに悪い症状があれば、悪いところを取り除くというピンポイント思考ではダメだと思った。問題はそこではなく、周囲とそことの関係を見つけ出し、総合的な考察による根本的治療が必要なのだ。やはりそのような意味においてもアトリエという畑から取れた新発見の完全な『わ』は人間と環境に対する治療に重要だと改めて思った。



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