●銀座
昔、松屋銀座で個展をした。
秘宝を数点展示したが、次の日の朝、クレームが入り引き下げた。
2年後、また松屋で個展をした。
その時、後ろから肩を叩かれた。
見たら変なおじさんがいる。
「2年前、あなたの『チンマン』を買った者です」とおじさんは言う。
「あなたが?!」と僕。
「先生に一言言いたい」と。おじさんには2年もの間言いたかったことがあるようだ。
「なんですか?」やばいこと言われるのかと内心ドキドキ。
「先生はあれらを作るために生まれた方です」と。
な、なんじゃそれ! その時は心で ”そうではない” と思った。
その後、おじさんはたくさんの秘宝を買われた。
今、秘宝展をしていて思う。
おじさんの目は正しかったと。
これまで僕は猫被っていたのだ!
2026年8月1日土曜日
[9244] 銀座
2026年7月31日金曜日
2026年7月30日木曜日
[9242] 言い訳
●言い訳
「高いものを欲しがらせるから強盗したくなる」
「賭け事社会が賭けを勧めてオレを貧乏にする」
「麻薬社会が麻薬を欲しがらせ私をダメにする」
「病院や薬があるから暴飲暴食病気したくなる」
「武器があるから消費するため戦争したくなる」
言い訳とかは「〜だから〜」という余計な間があるようだ
2026年7月29日水曜日
2026年7月28日火曜日
[9240] GOOD
●GOOD
今日も後片付け
疲れなど知らない子供のように
雨降る前に頑張る
梯子の登り降り
何度も繰り返す
荷物を持っているので
絶妙のバランス感覚が必要だ
時々箱に書かれたタイトルを見て
どんな絵だっけ?と開けて見る
感心したりアホだと思ったり
一般の階段の上り下りもあり
息ゼイゼイ太ももパンパン
最高に良かったのはうんこ
普段の2倍も出る
なんかすこぶる元気さ
楽しくなってきた
2026年7月27日月曜日
2026年7月26日日曜日
[9238] うつろ
●虚(うつろ)
雨ですね
人はうつろなものに惑わされる
学歴はうつろな飾り
ないからこそ創造があったりする
友人の多さもうつろな飾り
なければ孤高でかっこいい
持っているお金もうつろ
なければ生きるために生き生きする
それから気づき難いのが言葉だ
言葉もうつろな飾り
葉っぱは変化し散る
言霊と言われもするが霊もうつろ
人間は裸では誤解されるから
たまたまうつろをまとっているだけ
2026年7月25日土曜日
[9237] エアコン
●エアコン
さて、クソ暑い夏に向けてエアコンをつけることにした。今日は梅雨が戻ったようで雨、涼しいが、これまでは若いふりして裸で暑さを蹴散らしていたけど、そろそろ70だ。体の温度センサーもバカになっている。知らないうちに熱中症もあり得る年頃。
そこでエアコンのために壁から絵を外す。んーー、よしこのまま昔の絵は片付けよう。板東さん曰く「最近の絵、もりわじんが出てなくていい」の嬉しい言葉通り根源探求が面白い。
2026年7月24日金曜日
[9236] 根源9 すがる
●根源9 すがる
妄想は作り話で膨らむ
でも根源は揺るがない
妄想は膨らみ
いつの間にか
根源から遠ざかる
遂には根源を失い
軸を失い
揺れ迷うから
何かにすがりたくなる
ここぞとばかりに
正しげな納得できるような
新しい妄想に支配される
それこそ根源からずいぶん遠いぞー
2026年7月23日木曜日
[9235] 根源8 ウソ
●根源8 ウソ
子供「大人は嘘つきだ」と言う
大人「大人になればわかるよ」と返す
子供にしろ大人にしろ
人間は本当のことを知らないだけ
根源がわからないからだ
最もらしく言葉を並べ立てる人は
おそらくウソつきだろう
自分が自分を騙していること
自分が自分に騙されていることに気づいていない
老子の『知るものは言わず、言うものは知らず』
これは単に謙虚な方の話ではない
ウソや濁りのない清々しさのことなのだ
2026年7月22日水曜日
[9234] お盆
●お盆
クアハウス碁点の玄関に置く秘宝展の看板を描いた。
お盆に秘宝のわけは夢を見たのがきっかけ。夢に小中学校の同級生のキクちゃんが出てきた。起きてから彼女は若い時に亡くなっていたことを思い出した。
お盆はこの世とあの世の境界がなくなる期間だ。人間は世間の忙しない情報に左右され、この世に執着せざるを得ない。でも執着が解かれれば夢と同じでこの世はあの世まで隙間なく繋がる。キクちゃんもいるだろう。もちろん世間のいろんな境界もなくなる。秘宝は顕宝になる。
この時期、秘宝でも拝みながら自分を狭めている執着を手放してくださいな。
2026年7月21日火曜日
[9233] 媚びる
●媚びる
30歳の時、ニューヨークで展示会をやった。ギャラリーの経営陣が分裂したので2回やることになった。1回めはダウンタウンで、2回めはアップタウン。客層が全く違うから面白かった。
ところでアメリカは自由の国と言うけど、本音は自由になりたいと願っていて身勝手が自由だと勘違いしながら暴れている現在は自由から程遠い国、展示会をやっていてそのように思った。
アメリカでプロフィールを書く時があって、日本は経歴を書くがアメリカは経歴をそれほど重視しない。確かに人は経歴ではない。それより友人知人を記入する欄が重要なのだ。だから人は偉い人や金持ちや有名人と知人になろうとする。この時に振る舞う悪い性質が『媚びる』だ。そして偉ぶった人間は媚びさせる。『媚びる』の反対が他人に束縛されず自立しているというもの。最近は我の強い為政者に媚びる輩が多い。自らの自立を他人任せしている、だから群れる。それが他人ではなく、生かされている他としての環境ならば、自立した快いところになるだろう。
2026年7月20日月曜日
2026年7月19日日曜日
[9231] トレペ
●トレペ
秘宝展の展示会間近になってすごいアイデアが降ってきた。
少なからず秘宝展に不安があったのだろう。雁字搦めの世間に自由の救いを求めて秘宝展となったものの、公の場に秘宝など出したら、キリキリしたご時世だしヤバい。それに規制か反抗かなどの二項対立は好まない。そういうのは西洋の思考で政治的には敵か味方か。医学的には西洋医学か代替医療か。プラシーボやノーシーボ、主観的な思い込みだ。どんなに言葉を積み重ねてもそれはそのまま反対の概念にも当てはまる。人の思考は狭苦しい二項対立だ。一項を抵抗否定するなら次に己の居座るもう一項も否定することだ。コインの表裏は同じコインだ。ならばコインそのものを捨てる。これで清々しい。
そしてついに清々が降ってきた。
『隠す』:それは不自由で偽善で面白くない。
『出す』:それは自由だが隠すへの抵抗だ。
降ってきたのは『トレペ』だ。僕はこの半透明の素材が気に入っていて、いたずら書きしたり破ったり穴あけたりして展示会で使ってきた。今回はトレペが最高に生かされる。半透明なのに二項分断のない透明感覚だ。秘宝展の12メートルのショーケース、トレペで子供の目の高さちょい上を覆う。
見える見えない、見えない見える。
*写真:これまでのトレペ展示

















































