とうとう伊勢用の大型作品ができあがった。
覚えたての紐作りでやったのだが、
途中イヤだという感情なくやり遂げた。
これはワシにとってすごい進歩だ。
だって『不平・不満・不幸』の『不』が無くできたのだから。
今度からこの大きさの新作に挑戦できそう。
今年のいい締めくくりだ。
不の無い平らで満たされた幸せな来年を願って。
(注:タイトルを人前で大きな声で読まないでください)
2016年12月31日土曜日
2016年12月30日金曜日
2016年12月29日木曜日
2016年12月28日水曜日
2016年12月27日火曜日
[5844] 人
朝、薪のことで男がやって来た。
彼は40歳、言葉はすごくシンプルで、
聞けば職業は無く、何でも屋さん。
夏は海と戯れ、冬は山と戯れ、
普段は大地と戯れ、家も道も自分の手で造る。
土から生まれたような、
地球から生まれたような、
そんな力強さを感じた。
こういうのを『人』と言うんだろうと思った。
普通の人間は社会という機械の部品だ、だから悩む。
『人』は歓喜で生きているようだ、とても興味深い。
それにこの『人』はワシの家を見て
「センスがいい」と。
『人』に褒められるのは嬉しいもんです。
『人』の気のおかげで、土から気を生んだ。
彼は40歳、言葉はすごくシンプルで、
聞けば職業は無く、何でも屋さん。
夏は海と戯れ、冬は山と戯れ、
普段は大地と戯れ、家も道も自分の手で造る。
土から生まれたような、
地球から生まれたような、
そんな力強さを感じた。
こういうのを『人』と言うんだろうと思った。
普通の人間は社会という機械の部品だ、だから悩む。
『人』は歓喜で生きているようだ、とても興味深い。
それにこの『人』はワシの家を見て
「センスがいい」と。
『人』に褒められるのは嬉しいもんです。
『人』の気のおかげで、土から気を生んだ。
2016年12月26日月曜日
[5843] 四六時中
生まれ直しの個展。
来年の夏なんて、
ずいぶん先の話のように思うかもしれないが、
でも集大成の映画を一本作ろうと思えば、
一年じゃ短い。
足りないくらいだ。
だから四六時中作品のことを考えている。
ハッと閃いたら実験している。
おかげで毎日が充実しているよ。
来年の夏なんて、
ずいぶん先の話のように思うかもしれないが、
でも集大成の映画を一本作ろうと思えば、
一年じゃ短い。
足りないくらいだ。
だから四六時中作品のことを考えている。
ハッと閃いたら実験している。
おかげで毎日が充実しているよ。
2016年12月25日日曜日
[5842] ぬくもり
買い物行ったら外はクソ寒い。
帰ってすぐに薪ストーブをつけ、暖まりながら思った。
震災の時、暫く停電が続いた。
あのような事故がこの寒い冬、都会に起きたら‥‥。
薪ストーブなどないし、灯油の供給もなければ、電気もない。
お湯も沸かせない、もちろんお風呂もない。
オラ、こんな都会ヤだー♫
危機感が足りないっていうけど、
足りないどころかまったく無いような気がする。
いったいどうやって暖をとるの?
やっぱ愛。
そのぬくもりに用がある♫
帰ってすぐに薪ストーブをつけ、暖まりながら思った。
震災の時、暫く停電が続いた。
あのような事故がこの寒い冬、都会に起きたら‥‥。
薪ストーブなどないし、灯油の供給もなければ、電気もない。
お湯も沸かせない、もちろんお風呂もない。
オラ、こんな都会ヤだー♫
危機感が足りないっていうけど、
足りないどころかまったく無いような気がする。
いったいどうやって暖をとるの?
やっぱ愛。
そのぬくもりに用がある♫
2016年12月24日土曜日
2016年12月23日金曜日
2016年12月22日木曜日
2016年12月21日水曜日
2016年12月20日火曜日
2016年12月19日月曜日
[5836] 落とし物
腰が痛いので温泉へ。女風呂であったSSの話。
SSの洗い場の隣りにいたお婆ちゃんがピアスを拾った。
隣りに座っていたSSに「あたししないから」と渡した。
‥‥ピアスするなら貰うのかい、このババァ!(ワシの想像したSSの声)
SSはもちろん落とし物としてフロントに持っていったんだけど、あの婆ちゃんは、もし婆ちゃんの指にぴったりのいかにも高価な金の指輪を拾ったら指に嵌めて持ち帰るのだろうか? 嵌まらなかったら「サイズが合わないから」と隣りのSSにくれるのだろうか? 昔は拾ったものは当然のように自分のもので、いらないなら他人にあげるか捨てたのかもしれない、ふむふむ‥‥
SSの洗い場の隣りにいたお婆ちゃんがピアスを拾った。
隣りに座っていたSSに「あたししないから」と渡した。
‥‥ピアスするなら貰うのかい、このババァ!(ワシの想像したSSの声)
SSはもちろん落とし物としてフロントに持っていったんだけど、あの婆ちゃんは、もし婆ちゃんの指にぴったりのいかにも高価な金の指輪を拾ったら指に嵌めて持ち帰るのだろうか? 嵌まらなかったら「サイズが合わないから」と隣りのSSにくれるのだろうか? 昔は拾ったものは当然のように自分のもので、いらないなら他人にあげるか捨てたのかもしれない、ふむふむ‥‥
2016年12月18日日曜日
2016年12月17日土曜日
[5834] 自分色
パープルヘイズという紫色が混じった人参を入れたポトフ。
他の具材であるソーセージやベーコン・ジャガイモ・セロリ・タマネギ、それに汁まで紫色になる。
のにだ、パープルへイズ人参は紫色を全部出し切り、自分は人参色のオレンジ色なのだ。
他を自分色に染めて自分は自分色に染まらない。
ふーん、なんか興味深いなぁ‥‥
他の具材であるソーセージやベーコン・ジャガイモ・セロリ・タマネギ、それに汁まで紫色になる。
のにだ、パープルへイズ人参は紫色を全部出し切り、自分は人参色のオレンジ色なのだ。
他を自分色に染めて自分は自分色に染まらない。
ふーん、なんか興味深いなぁ‥‥
2016年12月15日木曜日
[5832] 図書館
2016年12月14日水曜日
[5831] ノリタケ
来年の夏にやる個展会場視察。名古屋ノリタケの森ギャラリーです。
個展は8月29日から9月3日までです。稀に見るいいもの出すつもりです。『もりわじん貯金』でもしておいててください。
個展は8月29日から9月3日までです。稀に見るいいもの出すつもりです。『もりわじん貯金』でもしておいててください。
2016年12月13日火曜日
2016年12月12日月曜日
2016年12月11日日曜日
2016年12月10日土曜日
2016年12月9日金曜日
[5826] 200年
『iPhone 4』から5年ぶりに『iPhone 7』になった。
『4』はほとんどの機能が使えなくなっていたので、『7』を興味津々いじる。
意外と楽しい。
やっと文明人かな。
お店の人、『4』を江戸時代の骨董を見るような驚きの表情で見ていた。
今はたった5年で200年ぐらい経ってしまうんだね。
さて、我が作品もこれに乗じて楽しんでみんべ。
『4』はほとんどの機能が使えなくなっていたので、『7』を興味津々いじる。
意外と楽しい。
やっと文明人かな。
お店の人、『4』を江戸時代の骨董を見るような驚きの表情で見ていた。
今はたった5年で200年ぐらい経ってしまうんだね。
さて、我が作品もこれに乗じて楽しんでみんべ。
2016年12月8日木曜日
[5825] 冬支度
冬支度が終わった。
あとは雪が降ってからの網外しがあるだけ。
写真はパーゴラの雪で潰れるのを防ぐための柱立て。
チョコビッチが「ボクも手伝う」といつも邪魔しにくる。
他の猫は家の中でぬくぬく寝ているのに。
あとは雪が降ってからの網外しがあるだけ。
写真はパーゴラの雪で潰れるのを防ぐための柱立て。
チョコビッチが「ボクも手伝う」といつも邪魔しにくる。
他の猫は家の中でぬくぬく寝ているのに。
2016年12月7日水曜日
2016年12月6日火曜日
[5823] 展覧会案内
2016年12月5日月曜日
2016年12月4日日曜日
[5821] できる子できない子
紐作り大成功。意外と楽しい。ワシ『やればできる子』みたい。小さいサイズから始めたのがよかったわ。これができなかったら『やってもできない子』になってしまっていた。なるほど人生綱渡り。できない子になったらイヤなので、『やる』ための勇気が出ない。すると劣等感に苛まれ、技術は身に付かず、人をバカにする言葉ばっかり身に付ける。ウー、反省だな。
小さいできることからやればいいのだ。
小さいできることからやればいいのだ。
2016年12月3日土曜日
[5820] 紐作り
粘土大型作品を作らねば。大型といっても50センチ程度なのだが、ワシにとってこのぐらいのサイズが一番難儀。ワシ、今まで伊勢おかげ横丁の大型作品を10体以上も作ってきたのに、未だに、わぁーー楽しいという技法が身に付いてない。いつも偶然できているようなもんだ。そこで今回はちゃんとした技術を身につけようと、生まれて初めて『紐作り』とやらをやることに。絵は順調なんだからこれだっていける筈。
まずは実験的に小型から。泣き言も屁理屈も言わんぞ。とにかく身に付くまでなんも考えないでやるしかない。
ア〜、面倒‥‥くさくない!
まずは実験的に小型から。泣き言も屁理屈も言わんぞ。とにかく身に付くまでなんも考えないでやるしかない。
ア〜、面倒‥‥くさくない!
2016年12月2日金曜日
[5819] マンガ
前に漫画家ますむらひろしさんにマンガ描いてみたらと言われ、マンガの描き方を調べてみた。
大雑把に『ネーム』『下書き』『墨入れ』という三段階があるらしい。比べて、ワシのタブローは『キャンバス作り』『下地作り』『いたずら書き』『下書き』『色入れ』『こすり』『引っ掻き』『叩き』『蹴り』『投げ』『あばれる』『気合い』などがある。なんてね。まあこのいろんな工程が最近のワシにとっては面白い。
あー、それより絵が最も面白いのは物語や意味を無くしてゆくプロセスだと思う(小説『自由自在堂』引用)。
大雑把に『ネーム』『下書き』『墨入れ』という三段階があるらしい。比べて、ワシのタブローは『キャンバス作り』『下地作り』『いたずら書き』『下書き』『色入れ』『こすり』『引っ掻き』『叩き』『蹴り』『投げ』『あばれる』『気合い』などがある。なんてね。まあこのいろんな工程が最近のワシにとっては面白い。
あー、それより絵が最も面白いのは物語や意味を無くしてゆくプロセスだと思う(小説『自由自在堂』引用)。
2016年12月1日木曜日
[5818] ぬくもり
エサを人肌に暖めてヨゾに出したら食った。
なるほど、ネズミはさっきまで生きていたわけだから、ぬくもりがある。
もしかしたら経験とは無関係に『ぬくもり』は大事なのかも。
さすがSS、すごいとこ気付いたもんだ、偉い!
ネコ飼っている皆さん。
食いつきの悪い猫には人肌に暖めた猫缶を出してみてください。
いけるかもよ。
なるほど、ネズミはさっきまで生きていたわけだから、ぬくもりがある。
もしかしたら経験とは無関係に『ぬくもり』は大事なのかも。
さすがSS、すごいとこ気付いたもんだ、偉い!
ネコ飼っている皆さん。
食いつきの悪い猫には人肌に暖めた猫缶を出してみてください。
いけるかもよ。
2016年11月30日水曜日
2016年11月29日火曜日
[5816] なんでも
ヨゾめ、いいとこのお嬢さんじゃあるまいし、好き嫌い言ってないで何でも食え。そういやこの家のモデルになった今は亡きチャイもネズミバクバク食った。しかしチャイはネズミ以外も何かまわず食った。
ワシ「チャイは好き嫌いなかったよな?」
SS「ササミが好きで、ウニ、アワビ、トロ、エンガワ、何でも食ったよ」
って、そんなもん、ワシが食ってないぞ!
ワシ「チャイは好き嫌いなかったよな?」
SS「ササミが好きで、ウニ、アワビ、トロ、エンガワ、何でも食ったよ」
って、そんなもん、ワシが食ってないぞ!
2016年11月28日月曜日
2016年11月27日日曜日
2016年11月26日土曜日
2016年11月25日金曜日
[5812] 面白い
この間、建築コンペの審査、ド疲れ。とりあえずワシは芸術家ってことで参加しているんだから一瞬で目を引く面白いものが見たい。審査も面白くありたい。建築家が言うような住み心地がどうのこうのの屁理屈は二の次。ワシも招き猫など作っているし家まで建てたから、和みとか住み心地が大事なのは解る。でもそれらの根っこには『面白い』があるんだな。
『面白い』は文字通り「ツラが白い」、つまりツラに汚れがない、見た目が無垢とか新鮮とか自由ってこと。だから『面白くない』とは新鮮でない、屁理屈でがんじがらめの不自由さになる。
写真はワシの家の図面の一つ。面白いだろう。こんなカッコいい図面、どこにもないと思うよ。自画自賛。これ提出されたら一発でOKだ、ワシならね。中探れば間取りも面白い。斬新なアイデアあり。外だって中だって良いわけさ。もちろん住み心地抜群。雪にも夏の暑さにもまけるわけがない。『面白い』解らずして家など解るかいな!
ワシャ、『面白い』が大切だってことが言いたいわけよ。フンだ!
『面白い』は文字通り「ツラが白い」、つまりツラに汚れがない、見た目が無垢とか新鮮とか自由ってこと。だから『面白くない』とは新鮮でない、屁理屈でがんじがらめの不自由さになる。
写真はワシの家の図面の一つ。面白いだろう。こんなカッコいい図面、どこにもないと思うよ。自画自賛。これ提出されたら一発でOKだ、ワシならね。中探れば間取りも面白い。斬新なアイデアあり。外だって中だって良いわけさ。もちろん住み心地抜群。雪にも夏の暑さにもまけるわけがない。『面白い』解らずして家など解るかいな!
ワシャ、『面白い』が大切だってことが言いたいわけよ。フンだ!
2016年11月24日木曜日
2016年11月23日水曜日
2016年11月22日火曜日
2016年11月21日月曜日
2016年11月20日日曜日
2016年11月18日金曜日
2016年11月17日木曜日
[5804] 過去を救う
ワシが猫を作り続けているのは、初めて貰ったファンレターに「あなたの猫で命が救われました」みたいなことが書いてあったのだ。まさか自分が人を救うなんてね。しかし反対にそのレターのおかげでワシが救われたようなもんだ。
ところでここ数年、ワシは猫で自分の過去を救っているように思える。最初は『家猫』を設計して建て、大学で建築を学んだ自分を救った。次に小説『自由自在堂』で猫を作る前の青春12年間の自分を救った。三番目に文画集『雨にまけるわけがない』で、若い頃没頭していた絵描きの自分を救った。そして今、おびき出された微かな絵描きの自分がマジに絵を描いている。
さてワシは次に何を救うのだろう?
ところでここ数年、ワシは猫で自分の過去を救っているように思える。最初は『家猫』を設計して建て、大学で建築を学んだ自分を救った。次に小説『自由自在堂』で猫を作る前の青春12年間の自分を救った。三番目に文画集『雨にまけるわけがない』で、若い頃没頭していた絵描きの自分を救った。そして今、おびき出された微かな絵描きの自分がマジに絵を描いている。
さてワシは次に何を救うのだろう?
2016年11月15日火曜日
2016年11月14日月曜日
[5801] 建築コンペ
第二回村山の『あんばい・いい家』大賞 設計コンペの審査員打ち合わせに出かける。今年も全国から応募がたくさんあった。
雪にまけるわけがない面白い変な家をワシは望む。
写真は家猫の模型。7年前になるかな、審査員の瀬野さんの息子さんに作ってもらったものだ。
雪にまけるわけがない面白い変な家をワシは望む。
写真は家猫の模型。7年前になるかな、審査員の瀬野さんの息子さんに作ってもらったものだ。