もりわじん絵日記
2017年9月30日土曜日
[6121] さて次
今回の個展で
やっと
諸々いろんな囲いを外した。
遮るものも釣られる餌も、
目の前には
もう何もない。
僕の内部では新たな作品が沸々している。
どこへ向かうか
全くわからないが、
一歩先は見える。
まずはそれを描こう。
2017年9月29日金曜日
[6120] 骨家
骨壷の注文。
今年は父親が亡くなり、SSの母親も亡くなった。
なんか骨壷に縁があるようだ。
8年前、住んでいた神奈川で
写真の家のモデルの猫のチャイ(左)が死んだ。
焼いて骨は山形に持ってきて
桜の木の下に埋めた。
その時のカラの骨壷があったので見てみた。
なんとも素っ気ない。
面白くないのう。
僕らにあの世はわからない。
こんな冷たい無味乾燥な骨壷の中
嫌な気がした。
そこで楽しい『お骨の家』を粘土いじりした。
2017年9月28日木曜日
[6119] 杜氏
写真はノリタケの森に展示したダイヤ型の絵。
昨日、絵に惚れた奈良県の杜氏さんに送った。
彼は僕が好きな酒を作る。
だからか
茶を飲んでいる絵のはずなのに、
酒を飲んでいるように見える。
「わじんさん、オレらの手の届かないところに行ってしまったな」
と新境地個展を体感した杜氏は言った。
まあね、当たってなくもない褒め言葉だ。
境界を無くして
空気みたいに
どんどん外へ出たからね。
でも空気はいつもここにある。
だから手に届く。
掴めないだけさ。
杜氏さん、
美味い空気に合うような
すこぶる美味い水を
醸してくださいな。
2017年9月27日水曜日
[6118] 馬用塗り薬
腰を伸ばして
左右に振りながら
今年最後の草刈りを決行。
最初は痛気持ち良かったが
終盤は重苦しくなってきた。
20年前、千葉に住んでいた。
隣の家の主人が競馬関係の人だった。
馬用の塗り薬をもらった。
それがあったので腰に塗った。
地の底へ届くほど
深い眠りに落ちた。
この薬、なんか良さげな気がする。
熟成して効き目増したのだろうか?
もしかしたらワシ
将来走るかも。
2017年9月26日火曜日
[6117] キレイ
やっと猫祭りも終え、
さて故障した箇所の修繕だ。
と言っても作品ではなく、自分の身体。
腰が痛いので、病院へ。
レントゲンを撮ってもらい診察。
ドクター「森さん、キレイな骨ですね。
そのお年でこんなに美しいのは稀です」
僕「やっぱり」とは言わなかったが、
どこかで似たようなセリフを、、、
そうだ十年前、
脳が痺れるので頭をMRIしてもらった時。
ドクター「森さん、キレイな脳ですね」と。
オレの中身って全部キレイなのかも?
それとも常套句?
とりあえず腰は
捻ったかなんかした唯の腰痛。
大したことはないとのこと。
一安心。
そのうちチョコのようにしなやかに。
2017年9月25日月曜日
[6116] 家
帰宅。
「チョコビッチーーーーーー、会いたかったよぉ!」
チョコ「誰、おまえ?」
ってな顔。
2017年9月24日日曜日
[6115] 祭りEND
22回瀬戸の猫祭り終了。
あゝああ〜〜、
疲れたゾーーー
2017年9月23日土曜日
[6114] 祭り盛況
猫祭り第一日目。
朝、路地裏を付いてきた猫と一緒に散歩。
祭りは思った以上に大盛況。
2017年9月22日金曜日
[6113] 瀬戸猫祭り
今日は瀬戸の猫祭りの展示。
明日から2日間。
22回目です。
ニャンニャンということで。
2017年9月21日木曜日
[6112] 看板猫
おかげ横丁の店舗には10体以上の看板猫がいる。
中でも踊っている猫と寝ている猫は
かなりの人気で触りまくられ、
絵の具が剥げたりしている。
年に一度の汚れや傷の修復。
まったく、優しく触ろうぜ!
伊勢を後に榊原温泉へ。
ここの湯は最高!
2017年9月20日水曜日
[6111] 参拝
伊勢神宮を参拝。
広い!
巨木。
何もない。
2017年9月19日火曜日
[6110] 水空
猫祭りは猫被りのお客さんで
新境地オレ被りのお客さんとはやや異なる。
ヤゴファンとトンボファンみたいなものだ。
でも中身は同一。
二つの生活空間は
ヤゴが水中、トンボが空中。
楽しく水・空
自由に泳ごうぜ。
2017年9月18日月曜日
[6109] 人混み
昨日とは打って変わって、
真夏のような天気。
道も歩けないほど大勢の観光客。
山形でこのような人混みは?
記憶を弄る。
あ~、
葬式だ。
2017年9月17日日曜日
[6108] 掲載
おっ!
小冊子に載ってました。
なかなかだね。
平面が多いので、
肩書きは造形作家ではなく
アーティストが良かったかな。
いい写真と文章、
とにかくありがとさん。
2017年9月16日土曜日
[6107] 雨
せっかくの祭りだけど、雨。
日曜はすごい大雨になりそうだって。
雨でシャツやパンツが濡れるのは
別に自然児の僕だから平気だ。
だが靴が濡れるのがすこぶるイヤ。
わけは文明人だからだろうと思う。
だからいつも濡れてもすぐ乾く
無垢の下駄を履いているのだが、
今回は持って来なかった。
手ぬぐいと下駄は文明人の必需品だと思った。
今回は仕方ないので長靴を買った。
みんなが似合うという。
田舎もんだからだろうか。
2017年9月15日金曜日
[6106] 伊勢猫祭り
伊勢です。
猫祭り前夜祭。
一言コメントで
ホーミーをやったが、
うまくいかず。
自分ちの庭では、
最高なんだけどな‥
2017年9月14日木曜日
[6105] 裸
僕が猫作家なんてあまりにぶりっ子だ。
父親は生前「お前は女の腐ったヤツだ」と蔑んでいた。
そんな言われようはあまりに心外だ。
そこでどんと神や仏を被って偉そうに振る舞った。
ところが何かがしっくりこない。
よくよく考えてみれば神や仏と言っても
過去の誰かが作った仏像などに似せている。
これでは過去の誰かを被っていることになる。
つまり『他人被り』だ!
オレなのに!
『過去被り』だ!
今なのに!
そこで僕は今回の個展で他人や過去を脱いだ。
猫被りもやめた。
脱ぐのはいいが代わりの服がない。
裸だ!
それがとても心配だったが、
結果はこれ以上ない喜びだった。
2017年9月13日水曜日
[6104] 散らそう!
今回の個展を振り返って思う
そもそも『オレ被り』(写真)の作品ができて
この不思議な感動から
この個展は始まった
この作品が面白かったのは
『可愛い(プラス)ネコの上に、可愛くない(マイナス)オレを被せたからだ』
これによってプラスマイナスゼロが明確になった
自分の考えに固執すると誰でも自己プラスに傾きすぎる
それは同時にシュレディンガーの猫かしら?
マイナスに寄りすぎていることになる
散らそう、散らそう
主客が転倒するほど、パッと散らそう!
2017年9月12日火曜日
[6103] 星
星がいっぱいだ
人工はartificialityという
しかしそんな表面上のアートはさておき
真のアートは人工的なものに
翻弄されない
社会をメデティーションから
湧き上がるポエムで吹き消し
目の前の閉じた暗闇に
本当の輝きを
自らの内に発見する
内も外も星がいっぱいだ
2017年9月11日月曜日
[6102] 猫祭り
毎年恒例の伊勢おかげ横丁での猫祭りが始まります。
第二十三回来る福、招き猫まつり《伊勢》
会場:伊勢内宮前おかげ横丁内 名産味の舘2階 大黒ホール 入場無料
住所:三重県伊勢市宇治中之切町 52 番地 伊勢おかげ横丁
期間:2017年9月16日(土)~10月1日(日)16日間
時間:午前9時29分~午後5時29分
問合せ:TEL:0596-23-8811
※僕は16日から20日まで会場におります。
よろしくです。
2017年9月10日日曜日
[6101] しない日
昨日の『電子機器を使用しない日』はとても良かった。
ほぼ一日瞑想状態、そのおかげか、今日はすごい明晰だ。
そこで『酒を飲まない日』のように、
『食わない日』『文字を見ない日』『喋らない日』
など『‥‥をしない日』をやってゆこうと思う。
若い時は『明日これやろう』と
いろんなものに挑戦してきたから
『やる』の方はしっかり身についている。
これからは反対の良さを味わおうと思う。
最後は『生きない日』で終了だ。
『STOP』だね。
実は今回の個展はそのような内容なのだ。
『しない』を『して』いるのだ。
[6100] カマキリモドキ
電子機器を使わない日。
従って絵日記は1日遅れです。
おかげでこんな昆虫を発見。
カマキリモドキというらしい。
2017年9月8日金曜日
[6099] ジャガランダ
腰がやばい。
戻って来た作品群の後片付けもそうだが、
このジャガランダ(写真左の木 h=2.3m)の鉢を
持ち上げたのが失敗だった。
前にも持ち上げてギックリになった。
今日また軽いギックリになってしまった。
そこで十年以上も育ててきたジャガランダだが、
人にあげることにした。
挿し木して育てた小さいジャガランダはある。
今回の個展作品の鉄のベッドと橋、
その溶接制作をしてもらった若者が
大きな古民家に住んでいるので、
その家の広い土間へ。
2017年9月7日木曜日
[6098] さすが
個展は大成功。
来年も同じ時期にやることに決定した。
担当者「さすがでした」
僕「やっぱり」
2017年9月6日水曜日
[6097] エネルギー
ここ一週間のすべての疲れを除去し、
新たなエネルギーを注入するために、温泉へ。
今回の個展で少しは拓けたせいか
新作が次々と湧いてくる。
写真は今回発表した、
『エネルギー』という作品。
かなり気に入っている。
2017年9月5日火曜日
[6096] 映像
ドキュメンタリー映像を撮るため
個展の後半四日間
東京からやってきた美人映像ディレクター
密着テーマは
「老害と向き合う」
だったりして
2017年9月4日月曜日
[6095] 誕生日と命日
今日は5月に亡くなった父親の誕生日。
僕の誕生日と父親の誕生日に挟まれた個展だった。
この個展の成功は、父親が見守ってくれていた証拠だろう。
搬出の時に電話があった。
妻の母親が亡くなった。
個展終わるまで待ってくれていたようだ。
義母にも見守られていたのだろう。
生と死、誕生日と命日、この世やあの世。
全てに助けられ光った個展になったように感じる。
早めに帰る。
南無。
2017年9月3日日曜日
[6094] 最終日
個展最終日。
たくさんのお客さんきました。
今後の展開もありました。
無事終わりました。
大成功です。
皆さんありがとう。
2017年9月2日土曜日
[6093] 動く作品
絵から飛び出たワンピースを来た女子が街を歩くという作品の本人登場!
2017年9月1日金曜日
[6092] 肝深く
今回の個展をえらく感動したお姉さんが実は美術ライターであることを知る。
それも僕のことを僕が二十代の頃から知っていると言う。
そんなぁ~、もうあれから30年以上経つ。
自分では計り知れないことが周りで動いているんだなぁと思い知る。
ちゃんんといい作品を提出して行こうと思いは肝深く浸透した。
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