2020年2月29日土曜日

[7002] 旅

●旅
昨晩はモロッコ帰りの父子の
モロッコ旅行映像見ながらの
モロッコ料理パーティ。
なかなかうまい料理だった。
そういやワシも
昔は外国の安旅行していた。
今は引き籠りだが
こう見えて
20か国ぐらい
一人旅してる
日本にいるより
外国の方が金かからないし
いろんな勉強や
体験もできる
目的もないので
自由や解放が身につく
探究心が養われ
自分の中に
多様な自分が生まれ
内面が成長する
ところがね
この歳になると
もう安旅行などできない。
日々のリズムが
出来上がって
変化に億劫
だがそれでは
思考が固定してしまうので
代わりに内面の変化
作品展開だ
楽しい無謀な冒険は
若いエネルギーのある頃が
ベストですな。
会場の『もちやかた』
無国籍な風が吹く場所なので
モロッコに行った気分を
味わせてもらった
ありがとう。

2020年2月28日金曜日

[7001] 格言:私

●格言:私
「オマエ! オレだろ?」
「ナニ? オマエこそオレだろ!」

2020年2月27日木曜日

[7000] 7000

●7000
絵日記7000達成!

2020年2月26日水曜日

[6999] 格言:哀愁

●格言:哀愁
不自由には
自由が見えない
自由が聞こえない
自由が解らない
だから不自由だ
不自由に
いい美術見せても
いい音楽聴かせても
いい文章読ませても
あ〜〜〜ぁ
やっぱり
不自由だ
だからだろうね
いい美術も
いい音楽も
いい文章も
奥底に
もの哀しさを
含んでいるのは。

2020年2月25日火曜日

[6998] 格言:GAFA

●格言:GAFA
あ~ぁ
そろそろ
だれか、ワシのこと
尊敬しないかなぁ〜
SS曰く
「前に住んでいた
近所の〇〇が
『何で、みんな俺のこと
羨ましがらないんだろう?』
と言っていたよ」
〇〇はダニと呼ばれていた
なるほど
ワシもダニか!
自分のことを
Great Awesome Fine Artist
(GAFA)
と思っていたのに。

2020年2月24日月曜日

[6997] 社会

●社会
社会を支配層を中心に考えると、人口の何十%は親分の手下で、親分に媚びて自由をもらおうとしている。そもそも貰った自由など自由でない、自由は配給じゃないし、物でもない。そんな自由は大した喜びもない。そして人口の半分ぐらいは手下の檻の中にいる羊や馬や牛や鶏である。檻の中だから自由などない。諦めている。だから惨めだ。嘆いている。こんな呪縛から解放されようと中心と戦う人々。それ以外に僅かだが目覚める人間がいる。こういう人が多くなればいい。だから大衆に目覚める動機を植え付けることが大切だ。枯れた山に植林するようなものだ。植えられた木は自由に伸び種を飛ばすだろう。
 さて社会を先程のできあがったものとしてではなく、今はただの乱暴な猿山、まだできてない、これからできるものとして考える。
 人間はぐっすり眠り、朝に目が覚める。目覚めた人間にとっては、今日は新しい日だ。自分の周りにあるこの空間は自由極まりない広大な大地で、面白い家を建てることもできるし、木を植えることもできるし、旨い野菜を育てることもできるし、犬猫は飼えるし、酒は作れるし、ラブもできるし、仲間集めてプロジェクトもできる。これらの行動に失敗という概念はない。それらは全て新しい経験であり、なにはともあれ何が起ころうと自由だ。失敗があるのは先の猿山だ。さあ、進むぞ。そしていつの間にか後ろに社会ができている。

2020年2月23日日曜日

[6996] ジャンプ&フラット

●ジャンプ&フラット
昨日はおみくじ猫の言葉は天から降ってきたと、神がかってみた。昨今は社会が不安定だからか、神がかりの人が多い。なぞってみた。実際はそんなことはない。その時、自分が生きるに必要な人の病気や死などが、自分の内部に、生と死、過去と未来の相反する概念を生じさせた。未来がなくなるような不安だ。だからたまたま手に入れたポジションを守ろうとする自己保身が生まれる。このポジションに対して「砂上の楼閣さ」「なるようになるさ」という大らかな空間意識が持てない。何かを信じるがゆえの壁に囲まれた狭い考えだ。そんな息苦しい未来を生きたくはない。だから壁を無くしたくなる。かつ身を守らねばならない。嘘もつかず、神がかりにもならず、壁を飛び超えるには? 
 そこで出てきたのがおみくじ猫の言葉だった。だから『無』なのだろう。考えてみれば未だにこれが人気なのだから、崖っぷちのような状況というものは、人にジャンプ力とフラットな意識を与えるものなのだろうと思う。

2020年2月22日土曜日

[6995] げんかつぎ猫

●げんかつぎ猫
げんかつぎ猫の絵付けをしながら、これを作った動機が何だったかを思い出して見た。
 まずは『おみくじ猫』。これらは観客参加型で100の中からくじを引いて、その番号の猫が守り猫になるというもの。100の短い文章は、招き猫界を一緒に立ち上げてきた坂東さんが原因不明の病気になって病院をたらい回し。仕事は軌道に乗ったばかりで、ここで死んでもらっては困るからと見舞いの言葉を考えていて、つらつらと天から言葉が降りてきた。無事助かった坂東さんがこの100の言葉を読んで一言、「これは『無』を表してますね」だった。ほう、ずいぶん大きなところから僕を観ているんだ! 無が真実なら、無の反対側にある有は仮りの有だ。つまり僕の行いは猫作家だろうが何だろうが仮有なのだ。この仮有の裏に無がないと、仮有という亡霊に飲み込まれてしまう。これは危険だ。いないはずの亡霊に怯え、本当に魂を取られ死んでしまうようなものだ。そこで魂を守ることが必要になってくる。それが100の行為を促す『げんかつぎ猫』なのだと思う。

2020年2月21日金曜日

[6994] 格言:相方

●格言:相方
古材
ぶっとい梁や柱など
軽トラ2台分もらう。
左手の人差し指と中指
怪我してしまった。
粘土いじりの右手で
なかったからって
いいわけでない!
左手は右手の相方。
相方って大事だ!
手の相方に足がある。
身体の相方に頭がある。
全身の相方に他人がある。
人間の相方に犬猫がある。
動物の相方に植物がある。
生命の相方に陸海空がある。
地球の相方に月がある。
月は燃え尽きた星。

2020年2月20日木曜日

[6993] 理

●格言:理
溺れるものは藁をも掴む
溺れる前に藁をなう
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
外人より日本語がおかしい
たけき者もついにはほろびぬ
ひとえに風の前の塵に同じ
盛者必衰の理である

2020年2月19日水曜日

[6992] 庭

●庭
少しムラムラする
たぶん春だな。
もうこの先は
雪も大したことないだろう。
絵付けの合間に
庭木の雪囲いを外す。
モグラの穴がいっぱいあった。
パーゴラのつっかえ柱を外す。
モグラは何代にも渡って同じ巣らしい。
サニースルーを設置。
モグラの穴には寝床とかトイレがあって
トイレは穴の一番奥だってさ。
鉢のジャガランダの芽が出てた。


2020年2月18日火曜日

[6991] 格言:平和

●格言:平和
温泉に行く
受付でお金を払い
更衣室で
上着を脱ぎ
靴下を脱ぎ
パンツを脱ぎ
全裸になったところに
受付にいる女性がやってきた。
彼女の年齢は
30歳ほどで
生まれたばかりの赤ちゃんがいる
若妻だ。
「お客さーん、お釣り間違えました。
はい、これ余分にいただいたお金です」
と全裸の僕の手を取り
お金を乗せた。
僕は「ありがとう」と言って
少し勃ちっぱなし
いや失礼
少し立ち話をした。

2020年2月17日月曜日

[6990] 格言:生き方

●格言:生き方
(‥ルな生き方)
グローバルな生き方
ローカルな生き方
モウカル生き方
ヒキコモル生き方
ハヤルスタル生き方
マーシフルな生き方
サクセスフルな生き方
パワフルな生き方
ハマル生き方
サステナブルな生き方
などなど
どんな生き方にしろ
自分がアル生き方!
だから
サバイバル。

2020年2月16日日曜日

[6989] 涅槃図

●涅槃図
僕の制作した『猫神様』を所蔵している瑠璃寺の住職が、昨日2/15日がお釈迦様が亡くなられた日ということで、SNSに涅槃図について語られていた。
 涅槃図はお釈迦様の死を悼んでいろんな動物が集まって悲しんでいる図だ。ところでこの図には『猫』が描かれていない。描かれているのもあるらしいが、「涅槃図には猫がいない」というイメージが広がって定着している。そのことの説明は数説あるが、どれも作り話だ。僕が作り話を信用しないように昔の絵師だって作り話など信用しない。だから猫を描かなかった確かな理由があるはずだ。
 これを僕なりに考えてみた。
 涅槃図にはいろんな動物が描かれているが、世の全ての動物を描き切れるものでない。描かれた動物よりも描かれない動物の方が多いはずだ。重要なのは『描かれない動物』だ。この絵は描かれない生命の重要性を人間に諭すために、人間の身近にいるメジャーな猫をわざと描かなかったのだと思う。
 そこで涅槃図とは? ここに居る動物を描いてはいるが、同時にここに居ない膨大な量の生命たちを表現した図なのだ。

2020年2月15日土曜日

[6988] テレビ

●テレビ
今日はテレビの撮影。
天候にも恵まれたいい日だ。
東京から二人がやってきた。
撮影は僕の普段のままを
撮ってくれたので
別に構えることもなく
演技も嘘もなく
無理もなく
自然体で楽しかった。
久しぶりにノリのいい
話が通じる良か人たちだった。
放映は来月。
再来月が個展なので
いい宣伝になれば
とてもありがたい。
間近になったら
詳しく知らせますね。
(それにしても三日月顔だ、いや、勾玉顔だな)

2020年2月14日金曜日

[6987] 1+1=3

1+1=3
絵付けしていて思う、ずいぶん自由になったなぁと。
 3年前、真剣に猫ではない絵描きを目指した。ところが猫が離れない。猫が離れると不安になるのだ。それとは逆に粘土の猫に絵描き分子が混じってしまい、変な猫ばかり作っていた。(例えばオレ被りなどだ)
 それから約3年のち、絵描きを超えてファインアートペリペリが完成。とうとう猫から離れたわけだ。同時に元の猫は元の場所に戻った。ところでこの3年間、バカな猫ばっかり作っていたおかげで、猫の絵付けがかなり自由になった。今、げんかつぎ猫にその成果が出ている。そして絵描きの試行錯誤が生きて、サンプラザ中野くんのジャケイラストができた。
 結局『ペリペリ』『イラスト』『猫』の3つが思い掛けず手に入ったことになる。3種の神器を手に入れたような気分だ。挑戦とは無駄ではなくラッキーで得なことなのだとわかった。
 皆さんも難しいことに挑戦してみてください。1+1=3になりますよ。

2020年2月13日木曜日

[6986] キンタマ

●キンタマ
サウナに入り、水風呂に入り、それから風呂場に座って壁にもたれる。ぼーっとしていたら目の前を爺さんが通った。あれ! 爺さんの右脇の後ろに3センチほどの玉が2つぶら下がっている。まるで子供のキンタマだ。体との繋ぎは3ミリぐらいの紐状の皮膚で、何かに引っ掛かったらすぐにも取れそうな感じだ。ふとうちの猫のイゴを思い出した。イゴのしっぽはカギしっぽでたまに何かに引っかかり痛くて大声で叫ぶ。不便なしっぽなのに縁起のいいしっぽと言われている。多分マイナスな見た目を擁護するためにプラス思考の縁起をつけて差別を無化したのだろう。こういう縁起が平気で広がるということは、人間は根本的に、差別は幻想で無意味だということを知っているのだろう。そこで爺さんの小キンタマだけど、これも引っ掛かったら痛いのだろうか? 神経はあるのだろうか? なんもなさそうな感じがする。やはり爺さんも縁起がいいとして取らないことにしたのだろう。この爺さんも若い頃は、小キンタマを女性に見せて楽しんだに違いない。なにせ脇毛のすぐそばにある小キンタマだからイヤらしい。女性たちはキャーとか言いながら、触っていい? と想像と感触の違いに驚いたり楽しんだり興奮したことだろう。爺さんはなおのこと切り取ることはしなくなった。今は孫に触らせて喜んでいるに違いない。
 爺さんは風呂から上がり家に帰った。「おじいちゃん、キンタマ触らせて!」と孫が懐いてくる。「ちょっと待ってな」と服を脱ぎ「ほら!」と見せたが、孫が「? ないよ」と言う。その頃、温泉の風呂場では、床に落ちている小キンタマの周りに人々が集まっていた。少し血が滲んでいるのでこれはおもちゃではない。事件だ! するとキンタマがピクッと動いた。そして歩き始めた。たぶん持ち主のもとに帰ろうとしているのだろう! なんと甲斐甲斐しい情景ではないか! それを見た爺さんたちが我が事のように「がんばれ! キンタマ!」と叫び始めた。
 ‥…キンタマじゃないのに。

2020年2月12日水曜日

[6985] 引く

●引く
夜、霧が深い。道が凍って車のタイヤが滑るので、スピードは控えめに注意して運転した。
 ここで面白いことに気づいた。
 手を挙げて招いている猫が福を招くというのは、見た目からそう意味付けしただけで真実ではない。真実でないものを作ってお金をもらうなんて自分としては許せない。やはりちゃんと納得ゆくものを人々に渡してお金をもらうべきだ。作り始めた30年ほど前、僕はこの猫のポーズを「一歩引いてください」と解釈した。今の車の運転のようなものだ。出過ぎは危険なのだ。危険を回避するから福を招くことになる。
 ところでペリペリは剥ぐ行為だから、足し算ではなく引き算だ。つまり招き猫のポーズと同じ引く行為なのだ。素材も見た目も技術も全く違うのに、概念としては全く変わらないことをやっていたのだ。これが自分の根っこにある基本概念なんだと気づいて一人ほくそ笑んでしまった。

2020年2月11日火曜日

[6984] 格言:統一

●格言:統一
対立
『可愛い子には旅をさせよ』vs『可愛い子は箱入り娘』
○統一
地球はどこも同じような物質でできている
地球はどこも空気と水が流動している
地球上の生命は多様で変化に富んでいる
地球は0と1で表現できる
地球は大きな大きな箱である
フタがやや開いている箱である
箱の中をよく観察するのが旅である。

2020年2月10日月曜日

[6983] 格言:自立

●格言:自立
芸祭見ての感想
煌めく才能があるのに
大学なんかいたら
ぶっ飛んだ感性が
理屈に囚われ
冷たくなって
生々しさが失せ
腐る。
学校を出よ!
家を出よ! 
村を出よ! 
情を出よ!
寺を出よ!
組織を出よ! 
国を出よ! 
自然を出よ! 
地球を出よ! 
日の出よ!

2020年2月9日日曜日

[6982]  芸工大卒展

●芸工大卒展
芸工大の卒展。
去年は最上川芸術祭で
ここの卒業生や現役大生
教授さんに世話になったから
挨拶がてら
見学に。
おおおおぉ!
面白い!
女子のかなりいい作品に出会った!
いい勉強なった。
雪の中見に行った甲斐がありました。

2020年2月8日土曜日

[6981] 感謝還暦

●感謝還暦
サンプラザ中野くんのジャケイラストを描きました。中野くんに感謝だし、確かに還暦にも感謝だ。僕は還暦に絵描きを志しペリペリを発見発明した。そんな意味でも還暦に感謝なのだ。
下記で僕が紹介されてます。
見てください。

2020年2月7日金曜日

[6980] 絵付け

●絵付け
今月中に
『げんかつぎ猫』100体を
仕上げなければならない。
そうとう大変だ!
『おみくじ猫』が精神で
『げんかつぎ猫』は肉体。
くじを引いて
げんを担ぐ
観客参加型展示会だ。
仕事は
調子よく進んでいるから
いいんだけど
余裕がないのが
気に入らん!
予定のために生きているのが
気に入らん!
隙間がないのが
気に入らん!
自分で決めたんだから
しょうがないけど
これが終わったら
もう未来を窮屈にはしないぞ!

2020年2月6日木曜日

[6979] 雪

●雪
今年初の雪掻き
まあ雪の量は
大したことはないけど
結構冷えていて
カチンカチン
ツルツル滑って
股関節の筋
痛めてしまった
まいった。

2020年2月5日水曜日

[6978] 無一物中無尽蔵

格言:無一物中無尽蔵
ずーっと
温めておいた
うんこ

2020年2月4日火曜日

[6977] 機微

●機微
「自分の知性が機能していないということを切り札にしている人間を理詰めで落とすことはできない」by 内田樹
 最近こういう経験を何度もしたから、なるほどと感心してしまった。何を言っても会話が成立しない人のことだ。例えば「そんなこと言った覚えがない」(確かに言ったのに!)みたいな言い訳と誤魔化しとはぐらかしで会話する。内田氏曰く、このような受け答えを愚者戦略という。
 この間の美術館の館長もあの建築家も作家仲間にも近所にもいる。自分の思い込みを信じていて他の考えを了承できない。ほぼ会話が成り立たない。白馬の王子様を待っている同じ思い込みのブス二人の会話なら成り立つだろうけど、所詮思い込みは幻想だ。真理とは真逆だ。
 会話とは基本的に聞こうとする姿勢が大切だ。なぜなら今の時点で自分の考えを固定してしまったら未来は閉じることになる。自分の考えの欠点を発見し修正できる柔軟性が必要だ。本を読んでも自分が読むのだから無意識に自分の好みの情報だけ集めてしまう。
 社会はある程度賢者によって問題解決し発展してきた。ところが高慢な優しくない賢者が多い。そこで高慢な賢者に謙虚さと反省を促すが謙虚と反省は自我にとっては死ぬほど嫌い。結果、賢者の心の機微は疎くなってしまった。そこに賢者でありながら愚者ぶることができる賢愚合体の天才が現れ、自我のように見える無我を披露する。これによって賢愚の境界がうやむやになり空間は広がった。しかしこれを見た普通の愚者が愚者のままでいいんだと捉え違いし努力を怠り思考停止してしまった。育てるはずだった愚者の心の機微も疎くなってしまった。ところで可愛いげのある愚者はおだてりゃ喜ぶから使いやすいし金にもなる。何かと重宝がられる。そうこうするうちに愚者戦略が得意な愚者が社会のトップにまでなってしまった。とうとうこの社会は心の機微に疎い人だらけになってしまったのだ。危うい状況だ。このような社会は繊細のかけらもない味覚の荒い料理のようなもの、クソ不味い。大した喜びもなければ自由もない。解放もなく、深みもなく、感動もなく、真理にも無知だ。まるで狭いところに閉じ込められ同じ餌を食わされ偽物のビールを飲まされ生きているだけのブロイラー社会、まあ社畜及び奴隷っすね。博打と麻薬をくれーーーと叫ぶ!
 このような危機的問題の根っこには『心の機微に疎い』があると思う。機微に疎ければ他人に傷をつけても大きな事件を巻き起こしても理解できない。反省を促されると不愉快なので、そうならないように言い訳と誤魔化しとはぐらかしで身を守る。愚者戦略だ。このままではみんなの心がささくれ立ってしまう。そこで考察。機微に疎いということは心のない虫のようなものだ。虫はちゃんと観察すれば生態がわかる。何かを信じて、何かを欲しがっている。そこがわかれば愚者戦略も紐解けるのではないかと。これからは虫の行動を把握し先を読んで餌で釣って罠でも仕掛ければいいと思う。
 


2020年2月3日月曜日

[6976] 格言:悟り

●格言:悟り
グアテマラの
マヤ遺跡を見てきた
近所のもちやかたの
女将曰く。
「遺跡が好き。
古ければ古いほどいい。
どんな文明も
必ずこうなってしまうんだって思うと、
安心する。
自分はなんでもやってみようかと思う」
この方は悟っていますね。
家に帰って
その言葉を
しみじみ思い出し
改めて
実に美しい
汚れのない
水のような人
今度、彼女に会ったら
お布施を渡そうと思う。

2020年2月2日日曜日

[6975] 格言:死

●格言:死
いい作品ができると
死ぬんじゃないかと思う。
自分の今ある
知識や精神
善悪を全部使ってるから
いい作品ができた時には
できる前の知も精神も
消滅するみたい
それが
「死ぬんじゃないかと」
なるのだろう。
いい作品を
いつも望んでいるので
この死にそうな感覚も
心臓に悪いのに
求めちゃっている
やばいことに
これが癖になる
最近は
ほぼ毎日死んでいる。
でもね
ときどき
死にそびれる。


2020年2月1日土曜日

[6974] 住職

●住職
肉食いながらタバコを吸ってた近所の
ヘビースモーカー住職で一句浮かんだ。
『住職』とかけて
『片時もお経を忘れない立派な坊主』と解く
その心は
『モク行がヤメられない』