●座禅
座禅始めて3ヶ月ぐらい
今朝、目が覚め、最初に
「今日も座禅が楽しみだなぁ」
と思った。
なんだ、これは?
座禅にワクワクしている自分がいる!
これまで何十年も生きてきて
こんな欲求を持ったことがない!
おおおおおおお!
さすが2500年以上
もっともっと前からあるこの行為。
何かあるとは思っていたが
少し見えたような。
●ママさんダンプ
今日は村の行事。
ママさんダンプで公民館の屋根の雪下ろし。
おじさんに「そのやり方だと壊れるよ」と言われた。
そうだったのか!
この10年で何個のダンプをダメにしたことか!
スノーダンプの使い方を初めて知った。
まだまだ雪国の未熟者です。
●1+1=2
この間、絵の部分に『1+1=2』と書いて、
なんで書いたか忘れていた。
で、思い出した。
1:ワンだから犬
2:ニャーだから猫
犬が1番、猫が2番みたいに思えるよね。
でも違う。
1+1=2
猫は『+』を持っている。
つまり『+』とは『和』ですね。
●婆ちゃん
CTの結果を聞きに病院へ。
問題なしでした。
ところで待合室には婆ちゃんがいっぱい。
どっかの国へ旅しているような感じだった。
婆A「いくつですか?」
婆B「86だ」
婆A「あー? 耳が遠いから聞こえね。オラ89だ」
婆B「若いな」
婆A「あー? なんぼ?」
婆B「はちじゅうろく!」と大きな声で。
婆A「86か、若いな」
ドクターの呼ぶ声『伊藤さん、中へどうぞ』
婆B「あなた、伊藤さんだが?」
婆A「あー? 一人じゃないよ」と伊藤が一人に聞こえたようだ。
婆B「呼んでるよ、あんた伊藤さんだが?」
婆A「あー? 耳が遠いから聞こえね」
ここで婆Bが自分の手の平に『いとう』と書いて婆Aに見せた。
婆A「目が見えねぇ」(老化で視力が落ちたので見えないということ)
●無我の意図
文章と挿絵、全部終わり、吉野さんへ。
序章
『もうこれは旅行記などというものではない。
人はなぜ旅をするのか?
書き進むうちにこの旅の裏に潜んでいたものが明らかになってきた。
皆様には外国の旅の話を通して見えてくる『無我の意図』の旅を味わってもらいたい』
本できるのが楽しみです。
●新子供階段
大人の階段があるなら子供階段があるだろう。
国外の旅、あれは子供階段だったと思う。
パスポート、予防接種イエローカード、
大使館にビザ申請、トラベラーズチェック、
ユーレルパス、チャーター便などなど。
ネットのない時代に本で調べて
全てクリアーして初飛行機だもん。
今は還暦も過ぎ生まれ直したあとだ。
夢のなさそうな、飛べない鳥のような
大人の階段はつまらん。
夢のある『新子供階段』で行こうと思う。
●自立
さて旅行記も書き終え、思う。
世間のことなど何も知らない
引き籠りの僕が若いとは言え
よくまぁ一人旅なんかしたものだ。
感心している。
そこであの当時のように
おどおどわたわたを
乗り越えてゆくことに決めた。
一つ目は洗濯機に挑戦。
2度の失敗を乗り越え成功。
次、これが最大の難関だ!
車にセルフ式ガソリン入れ。
これまで車を運転しててやったことがない。
かなりの緊張である。
ネットで手順を調べ、それを紙に買いて
いざガソリンスタンドへ。
軽トラの給油口を開けるのに手こずり
おどおどわたわた冷や汗したが、
見事成功! ガハハハハハ
大人の階段を一歩だけ登りました。
庭の木にキツツキのアカゲラが来て
一緒にゲラゲラ笑って喜んでくれました。
●大袈裟
人は大袈裟なことが好きなようだ。
大袈裟なことには反対の大袈裟で対抗しようとする。
そんなこんなでみんな大袈裟になってしまっているような。
そんな袈裟は雪掻きの邪魔だ。
脱いでしまえばいい。
ついでに頭の中の情報も
全部脱いでしまえ。
心地良いぞー
●日日是好日
春は内から言葉として外に出る。
起きて和かに(にこやかに)
暖かい気持ちで
「おはよう」
気候の挨拶
「雪ですね」「晴れましたね」
「いただきます」「ごちそうさま」
「行ってきます」「おかえり」
「こんにちわ」「こんばんわ」
「ありがとう」
「お疲れさま」などなど
そして寝る前に
「おやすみ」
暖かい音色の
これらの言葉があれば
日々春である。
冬もコロナも些細なことだ。
これを『日日是好日』という。
●無我の意図
旅行記を書き終えた。
今日は本にするため吉野さんと打ち合わせ。
何かに目覚めた感じだ。
思わぬ意識改革が起きた気がする。
文章は書いてみないとわからないものだね。
これらの旅がただの外国旅行ではなく
もっと意義深いものだったのだ。
今読み直している最中。
さてタイトルだが
”わじん旅行記『無我の意図』”だ。
●小正月
山形の小正月は『団子木』を飾る。
山好きなデザイナーが渋い飾りを作っていたので買った。
風習は廃れてしまいそうなので、どんどん復活してほしい。
家に飾っていると目の前の吹雪が心地よく
そのうち山から春が降りてくるような
季節と川と山と家と自分が一つになる。
自然と人間が分断してないことが感じられる。
いくら文明を巨大化しても分断は人を孤立させる。
それは当然個人の中にも巣食う。
これらの風習は現代の生きづらさを
除去する魔除けになるだろうと思った。
*吊るす枝は庭のモミジの木にした。
モ:最上(最神)
ミ:禊(みそぎ)
ジ:地(産土神)
自然と心身が共鳴する。
●建築家
え! 樋口君建築家やめるんだって!
僕のこの家を図面にしてくれた優秀な奴だ。
才能あるが故に生きづらい。
一人ヨットで日本一周したり
アルトサックス奏者になったり
いろんな言葉を吐いていた。
面白いのだが何か切ない。
その空気を浴びせられたせいか
今日はいっぱい絵描きしてしまった。
僕にできること、、
絵を描かずにいられるか!