●無言 随分前にハラリの『サピエンス全史』を読んだ。面白いので人にも勧めているのだが、実は尻すぼみに感じていた。内容がタイトル通り人間中心、それに主旨が物語だ。私の今回の個展のタイトルは『サトリが中心』だ。サトリは本当のことは言えないから物語などない無垢な白紙だ。それにサトリは人間が手に入れられるような小さなものではない。つまりこの世界は人間が中心でも物語が中心でもないのだ。
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