隣町でガラス作家をしているマナブ君が最上川でモクズガニを掴まえたからと持って来てくれた。巷でこれを食った人は「こんな美味いものがあったのか」とか「食べて人生観変わった」とか、尋常でない表現をする。辞書にも普通に「美味」と載っているし、余程美味いのだろう。美味さが他の食材とは一段違うのかもしれない。
写真は料理の仕方を聞いているところ。
「生きたまま水から茹でる。暴れるけど、それがイヤだったら、生きたままミキサーで砕いて茹でる」だってさ。美味なる快楽には残酷な精神的苦痛が伴うみたいな話しだ。
夜、食べた。ふ〜〜ん、美味いことは美味い。しかし、人生観? たぶんシーズンオフかも。来年はシーズンのものを食って人生観変えてみようと思う。
ところが食べて数分後、昔、ニューヨークでカニ食って食中毒になって苦しんだこと思い出し、気持ち悪くなって、カニも何も食べられなくなってしまった。トンだ人生観でありました。うっ、吐きそう……
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