やっと冬ですね。面倒な冬なんだろうけど、この清涼な空気感がたまらなく心地良いのはなぜだろう? 玄関の石畳に溜まった雪を、裸足に下駄を履き、軽く初雪掻き。
さて、ネイティヴヤマガタン3です。
『むつこさえ』、けっこう好きな言葉です。訳は「可哀想」という意味だけど、もっと深い。ネイティヴヤマガタンの女性なら可哀想なことを聞いたり見たりすると「むつこさえにゃ〜」としみじみ言う。可哀想の「むつこさえ」に「にゃ〜」という猫の泣き声がプラスされる。これはもはや只の可哀想ではなく、例えば「母親猫の死を解らず、母親猫の傍で泣く子猫」のような切なさである。どうしようもない、どうにもならない辛さ、答えのない心情、理不尽。こういう『慈悲』言語の響きを忘れてはならないと思う今日この頃です。
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