上海五日目。窓から上海の街の喧噪を眺めていて思う。人々は成功や発展に躍起になっている。これは人間の欲望をインテリジェンスによって押し進めている感じだ。エネルギーでありパワーだ。しかしふと思うのはこのインテリジェンスは人間の頭の額にあり、その上の方にアニミズムである自然神や人知を超えたものを感じる。それが何かを考察した時に出た言葉が、大袈裟だけど、『戒め』だ。自分は目的も当ても無いような発展ではなく、『戒め』をやっているタイプのように思う。この言葉はキツいイメージがあるので、柔らかくすると道徳的な言葉『謙虚』とか『控えめ』だ。そして今は『和み』になったんだと思う。つまり『戒め』は時代と共に変化進化し『和み』になった。僕の作品でいうところの『うき猫』や『大眠り』がそうだろう。なるほど。ここですね。壊れちゃったけど。
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