昨日の続き。
僅かながらの自給自足ができた畑を売った人は大手の大農場で働く。大農場は大手から作物の種を買い、できた作物を大手に買いとってもらう。もはや作物は農薬漬けで、経済だけが重要になってくる。このような人間の作ったシステムは壊れやすい。原発だって、憲法だって、不戦の信念だって壊れやすい。システムが壊れたり、システムから見放されたり、システムの中で息苦しくなった時、人は自給自足の畑に戻ればいいのだが、その戻る畑がない。もはやお金がないと生きてゆけない身体や精神になっている。あとは都会の底辺でゴミとアブクにまみれて汚く死ぬ。
お金儲けではなく、自己流でいいから『お金がなくても生きてゆける自然の恵みを得られるサイクル』を作り上げることだ。畑でも、サバイバル術でも、人を喜ばす才や優しさ、精神を豊かにするアイデアなど、まだまだなにかあるさ。
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