ワシが二十代、コーヒー1杯で手塚治虫の『ブッダ』を全巻読破したのは世田谷の喫茶店だった。喫茶店には悪かったが、午前から夕方までメシも食わず、静かな山の中で深く深く瞑想しているような優雅な時間だった。
経済に縛られている人は戦争も善悪も経済で測る。自分の未来までも経済で測っている。それがクールだと信じている。いつも経済という数字の檻の中なのに。
山も海も経済から遠く離れている。経済で測られたものは飽きると捨てられる。捨てていい山も海も地球も太陽も宇宙もない。もちろん自分も捨てていいわけがない。誰の中にもブッダは存在するという。そのマイブッダで檻の中の自分を開放させてみようぜ。
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