昨日のアリの続き。
グンタイアリというのがいるらしい。
自分の巣はない。
目の前にいる獲物を集団で食い尽くしながら進む。
戻る巣もなく、どこに向かっているのだろう?
ワシなど、旅行に出て、違った土地を楽しむ。
旅から我が家に帰ったときのあの呼吸が整う感覚が好きだ。
ところでこのグンタイアリって盲目らしいのだ。
軍隊が盲目では困る。
まるでブリューゲルの盲人が盲人の道案内をしている『盲人の寓話』だ。
アリも人間もどこに向かっているのだろう?
先頭が地獄に落ちれば、みな巻き添えだ。
ふと過った。
ゴーギャンの
『我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか』
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