2020年7月31日金曜日

[7155] 虫工物

●虫工物
自然災害で思う。
 自然とは人間が介在していないものを言うらしい。人間が手を加えたものは人工物と言って自然ではないのだ。このような人と自然を分離した考えが罷り通り、虫嫌いとかが増えているように思う。たぶん自然とは虫などが作った虫工物だ。人間は嫌いなものはいらないから、虫工物である自然を破壊することが平気になってしまった。そもそもこの分離した考え方に問題がある。
 実は人間は自然なのだ。人間は虫工物なのだ。虫のような精子と卵子の合体が成長したのだから虫工物だ。人間は自然から生まれ、自然を家として、自然を食している。我が身は自然だ。自然の我が身が作ったモノも自然だ。知識は自然から学び、生活の電気から薬から何もかも元は自然のものだ。それなのに傲慢にも自然を支配していると思い込んでいる。このような分離した考えが心理にまで作用すると感謝も知恵もなくなる子が増える。そろそろ考えを改めないと分離された知能の子は心が小さく狭くなって、そのうち血も涙もない虫になるぞ。

2020年7月30日木曜日

[7154] 水嵩

●水嵩
写真、これが普通時の最上川の水嵩。
今回、庭の地面すれすれまで上がった。
まぁ、すごい!
この猫ハウスの高さは10メートル。
なんちゅう量の雨が降ったんじゃ!

2020年7月29日水曜日

[7153] 畏敬の念

●畏敬の念
この美しき静寂な光景を眺めに行って驚いたことがある。
川との境界の水没していない道路に
カエル、ネズミ、ヘビがたくさんいたのだ。
住処を水没で失い逃げてきたのだろう。
ネズミは僕が近づいても逃げない。
ヘビは何種類か居り、鎌首をあげている。
もし野良猫や野良犬がいた時代
その他の動物も多くいた大昔
みんな、もちろん人間も
大自然の脅威を目の当たりにし
ここにこうして集まり
畏敬の念を抱いたことだろう。
今回、この念を呼び起こされた気がした。

2020年7月28日火曜日

[7152] 電信柱

●電信柱
電信柱の軍隊が最上川を
「ドッテテドッテテ、ドッテテド」
歩いています。 
(宮沢賢治『月夜のでんしんばしら』引用)

2020年7月27日月曜日

[7151] STOP

●STOP
大雨にひぐらしの声かき消され
雨雨雨もういいからヤメなさい  byもりSTOPじん 

2020年7月26日日曜日

[7150] 猫

●猫
猫猫にゃ猫猫猫にゃ猫にゃーにゃ  byもり猫じん 

2020年7月25日土曜日

[7149] ヤッホー

●ヤッホー
記憶がおかしくなっている。
近所の『アルドレ』というレストラン名を『ホゴサアンベ』
『ペレット』という動物のことを『エシャロット』
太った女性に「おめでたですか?」と言って、
険悪な顔されたことがある。
これは関係ないか!
昨今はコロナで他人と喋らないから、
口語が狂ってきてる。
顔の筋肉が硬って、
頬を噛むようになった。
山に向かって叫ぶ!
「ヤッホー」って何?

2020年7月24日金曜日

[7148] ホタル

●ホタル
ホタルかな?今光ったよねあのあたりどこどこあそこあのくるみの木 byもり愛じん
(なんかこの句、名作のような気がするんだけど)

2020年7月23日木曜日

[7147] compassion

●compassion
 誹謗中傷のほとんどは妬み僻みだ。
 妬み僻みは他人と共感できない反共感だ。共感だけでは気色の悪い集団ができてしまう。共感できないことには本来「興味がない」で済ませばいい。しかし誹謗中傷として表に向かって出すことは狭量だ。包丁屋さんが気分が悪いからと包丁を他人に投げつけるようなものだ。どこまでも表現は自由であるが自由であるためには愛を持たなきゃ。
 ところで妬み僻みの元は劣等感だ。劣等感は他人と比べて自分が劣るという思いだ。それが他人を羨ましく思うようになり、妬み僻みになる。妬み僻みは自分を閉じ込める。他人と比べること自体がおかしいことに気づけばいい。人はみな違うのだから。
 当然劣等感の反対の高慢や自慢などの優越感も他人と比べているのでおかしい、やはり狭量だ。
 そろそろ狭いとこから出ようぜ。その次があるんだから。
*かご枕今頃チョコはエジプトか  byもり俳じん

2020年7月22日水曜日

[7146] 通販生活

●通販生活
本が届いてびっくり。
作品本物にマスクなどない。
担当が「勝手にこんなことして
山形にお詫びに伺いたい」
と言ってるらしい。
はっはー、わざとだね。
やりたくてしょうがなかったのだろう。
ワシに提案すればボツになるもん。
こやつに会ってみたい気持ちもないではないが
ワシ、別に気にしてない。
来なくていいよ。
と、ここまでが奴のシナリオだな。
(会ったら寿司奢ってもらおうっと。
今すぐ高級ワイン送ってくれてもいいよ。辛口ね)



2020年7月21日火曜日

[7145] キーン

●キーン
かき氷キーン
この小さきスプーン
(出てるところ5ミリ)
金属棒を叩いて作る。
意外や意外、彫金楽し。
超キーン!

2020年7月20日月曜日

[7144] カメ

●カメ
万年やこの先誰が餌くれる? byもり俳じん
(セマルハコガメの住まいは猫ちぐら)

2020年7月19日日曜日

[7143] 時間

●時間
今年は時間の過ぎるのが遅い。
去年の今頃はもう秋だったような。
これってコロナのせい?
いや違うな。
『時間』がバランスを取ろうとして
コロナが出てきたんだ。
そう思った。

2020年7月18日土曜日

[7142] 痒い

●痒い
あ~痒い寝てるまに猫が舐めてるオレの腕足噛むな byもり俳じん

2020年7月17日金曜日

[7141] 蜂刺され

●蜂刺され
梅雨明けや濁流去って草ボーボー
氷水草刈り夢中蜂刺され
夏草やツワモノだけどガチ痒い byもり俳じん
(写真は11年前、数カ所刺されアナフィラキシーで即入院の時。今回は大丈夫)

2020年7月16日木曜日

[7140] 最上川

●最上川
流れ速!近!デカ!怖い最上川 
(姪っ子の旦那がうちの庭で言った言葉を句にしました byもり俳じん)

2020年7月15日水曜日

[7139] つくばい

●つくばい
メダカの子毎朝数匹救ってる  もり俳じん

2020年7月14日火曜日

[7138] 草刈り

●草刈り
梅雨晴れ間新しい刃で草を刈る  もり俳じん

2020年7月13日月曜日

[7137] コロナとは?

●コロナとは?
問題:コロナとは?
答え:「ココロ」の真ん中の「コ」がなくなっておしまい「ナ」
意味:心の真ん中いる己が無くなって自分がお終いになること。
解決:心の中に居ついている先入観を取り除き本来の己を取り戻せばいい。
秘訣:先入観、つまり思い込みの間違いをきちんと観察すること。
例題:お金があるから幸せとかいうのは思い込みです。お金があっても不幸な人はたくさんいます。

2020年7月12日日曜日

[7136] 認識

●認識
金魚って
紫外線も赤外線も見えるらしい。
水の中がキラキラ
何層もの色がうねっていて、
僕らの見ている水ではないのだ!

2020年7月11日土曜日

[7135] 歌詞

●歌詞
歌詞が閃いた!
タイトル『家庭崩壊♪』
父は変わり
姉はつわり
兄はユスリ
叔父はタカリ
母は困り
友は離れ
ワレは壊れ
鬼さんこちら
手の鳴る方へ♪


2020年7月10日金曜日

[7134] 幸せ者

●幸せ者
お前に言っとく!
「お前が不幸なのではない。コイツが幸せ過ぎるのだ!」

2020年7月9日木曜日

[7133] 賢者

●賢者
お前に言っとく!
「お前が賢くなったのではない。オレがバカになったのだ!」

2020年7月8日水曜日

[7132] 強者

●強者
お前に言っとく!
「お前が強くなったのではない。オレが弱くなったのだ!」

2020年7月7日火曜日

[7131] 七夕

●七夕
七夕って彦星と織姫が
会う日だっていうけど
どうやって会うの?
星がぶつかるわけないし?
川を挟んで見るだけ?
今日でなくてもいつも見てるじゃん!
どういうこと?
SS「今夜はじーっと見るんだよ」

2020年7月6日月曜日

2020年7月5日日曜日

[7129] 坊さん

●坊さん
滋賀県の三井寺の坊さんが出羽三山に2泊の修行。
 それを終え山帰り、坊さん仲間を連れてうちに寄ってくれた。彼らは数年前に、個展に来てくれた坊さんたちだ。なぜ出羽三山かと言えば、天台寺門宗には修験道がある。それで出羽三山なのだ。修行は山伏のあの格好をする。実に美しい。
『天下泰平国土安穏国難消滅行疫流行神離業得脱』を祈ったそうだ。
 この言葉、『天下泰平、国土安穏、国難消滅』はわかる。『行疫流行神(ぎょうやくるぎょうじん)』とはいわゆる疫病神のことらしい。今のコロナですね。コロナなどというものは疫病神の怒りから生まれた病らしいのだ。神さんは何かに怒っているのだ。『離業得脱(りごうとくだつ)』とは疫病神を業の苦悩から解き放ち悟らせること。面白いと思ったのは『疫病退散』ではなく、疫病神を悟らせてしまうということ。なかなか深くて面白い。
 天気も良くスイレンも咲いていて庭日和。間合いというナチュラル・ディスタンスで仏教のこと、空観のこと、ヒンズー教のこと、ロラン・バルトやレヴェ=ストロースのこと、縄文文化のことなど多岐に渡って充実した内容だった。
 もっとも嬉しいことは今取り組んでいる僕の新作に大いに興味を持って理解してくれたことだ。

2020年7月4日土曜日

[7128] 養

●養
黒金がマツカサ病になった。
鱗が松ぼっくりのようになる病気。
すごい量の塩水につける。
こんな塩っ辛い水を
吸ったり吐いたりするなんて
なんともすごい!
川にいる魚は
具合が悪くなると
海の近くに移動するという。
塩水に浸かって静養するのだ。
マツカサ病が治ることは
ほぼないと聞いていたが
世話の甲斐あって治ったみたい。
人も塩っけの多い温泉にでも行こう。
三密だからこそ三養
静養・休養・栄養。
これで免疫力がつくだろう。

2020年7月3日金曜日

[7127] 人生

●人生
まだ始まってもいないのに
終わることはない
飲むべ!

2020年7月2日木曜日

[7126] 意外

●意外
『意外』は大切だ。
新しいや未来は
『意外』だから興味を引く。
難しいことや
わからないことは
『意外』を表現しているから
最先端にある。
最先端の向こうは
『意外』しかない。
*写真は本当の顔無し

2020年7月1日水曜日

[7125] 時間

●時間
同じものを見ても
優しく見えたり
腹立たしく見えたりする。
優しいのは優しい情報を集めた思考だ。
腹立つのは腹立つ情報を集めた思考だ。
思考とは脳に蔓延るよそ者のようなもので
いつの間にか本体を操縦して
時間を我がものにしてしまう。
本体はその時間が
自分の時間だと思い違いする。
ものを見ている時間は
よそ者の時間であって
本来の私は寝ている。
悩んだり迷ったりするのは
壁があるからではない。
本来の私が目を閉じているから
前が見えないのだ。
目を覚ますんだ!
目覚めればよそ者は去る。
周りは明朗だ!
その時
あなたは
無我夢中。