●ヘタ・バカ・ダメ
坐禅に興味があるが足が組めないという人が2人いた。そりゃあラッキーだと思った。大体何でもそうだが困難があった方が本物の自分を掴める。例えば歴史的にも絵はヘタな方がこれまでにないような感動的なものを作り出したりする。既成概念や上手とかいう妄想に囚われていないからだろう。
ヘタ・バカ・ダメこそ困難を乗り越え創造をする。また自分の中のヘタ・バカ・ダメへの思いやりが他人への思いやりにもなる。これで知恵と慈悲が揃う。
ヘタ・バカ・ダメという地獄だからこそホトケに出会える。ホトケとは最高の己だ。そのホトケの形こそ誰もができる坐禅の形なのだ。嬉しいことに僕が発見した『わ』の形でもあったわけだ。
足が組めないなんて全然問題でない。正座もあれば椅子だってある。気持ちと工夫次第さ。
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