●マチス
一時期自分のタッチに満足できず、ある時偶然に偶然性が高いペリペリが生まれた。個性を消すことが剥ぐという行為である。ちなみにマチスの晩年80過ぎて発見した切り絵は筆のタッチがないので筆遣いの個性が消される。マチスのハサミの切り絵と線とナイフを使うペリペリの線は近い感覚だ。年取ると自分を消す方向に引っ張られるというか導かれるのだろうと思う。写真はマチスの絵をペリペリしたものだ。
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