●闇
昨日、インドネシア料理のワルン夫妻が作品希望で家に来た。ワルンは結構刺激的な料理でスペースも寛げてたまにヒーヒーしに行く。
旦那さんが僕の楽譜の絵を見て口ずさんだ。この絵は6年ほど前のものでペリペリ画法全盛期の頃の絵。これまで数多くの人が見ている。音楽関係の人も見ているがこれほど明確に口ずさめた人は一人もいなかった。すごい! 面白い人だ。
彼はムガノガを気に入っている。感想は「闇を持っている」と言っていた。妙な感想だ。
今朝、座禅しながら『闇』に集中してみた。
世の中はほぼ全て偽善めいている。正しげな意見、良さげな言葉など真実とは無関係なプロパガンダ売り文句ばかりの偽善社会だ。昨日の選挙のイカサマなどはわかりやすい偽善だ。自分の嘘を誤魔化すためにまた嘘を吐くから、この社会はますます偽善で覆われ、『善』は闇に葬られる。ワルンの彼はその闇に漂う『善』を見たのだろう。
つまりムガノガは「偽善ではない」と言うことだね。
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