●花まつり
スイレンの植え替えを終え庭を見る。花まつりに相応しくユキヤナギや桜などが少し花咲いている。
今日は花まつり、お釈迦さんの誕生日だ。
誰でも自分の内面に『羨ましい悔しい』がある。これを社会に投影して他人のせいにする。ところでそういうあなたも誰かから『羨ましい悔しい』と思われている。上に空が下に地面があるようにどんな人だってその中間にいる。
さて『羨ましい悔しい』は人生の後の方で誰かと比べることで出てきたもの、つまり後天的だ。反対に先天的や初心に『羨ましい悔しい』はない。なぜなら初心は誰かと比べる以前のものだからだ。そこは社会より大きな世界だ。例えば僕にとって、小さい時の今日、寺の花まつりで見た地獄絵図が絵との出会い、初心だ。そこから猫の仏像へと広がった。社会は大きな世界を見過ごせない。何でも取り入れて大きく振る舞い『羨ましい悔しい』対象になろうとする。『羨ましい悔しい』が地獄なのだ。それなら初心に還ればいい。
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