●真似
作品送ったぞー! どっかどしたはー
個展にはオブジェ116点、ペリペリ画62点。明後日から始まります。
下記がペリペリ発見のなんとなくわかったことです。
「私が生きるには私の周りが必要だ。例えば空気がないと生きてゆけない。ならば私の周りだって自分だ。私は『私という自分』と『私以外の自分』で『全私』なのだ。『私以外の自分』は私から離れているから、無視してしまったり不可解だったりする。しかしそれらがないと生きない自分なのだから、ちゃんと観察学ぶべきだ。
私がアートをやり始めた頃、誰もがそうするように、周りにある興味深い作品に出会うと、好き嫌いや良し悪しに関係なく、その作品の影響を受け、それを自分流に曲げたり取り入れたり真似したりした。そのことによって私の中にあった『私以外の自分』を発見する。それは新鮮で自分の幅も広がった。これらは真似ているのだからオリジナリティとは真逆のものだ。しかし完全な真似でないし『私以外の自分』を真似ているのだから、それも自分な筈だ。否、それは自己正当化の言い訳に過ぎない。真似たら『真似ない自分』を蔑ろにしていることになるのだ。『全私』ではなく『真似ない自分』が取り残されているのだ。
これに気づいた時、崖っぷちに立たされたような感じだった。そんな崖の縁で、偶然、ペリペリを発見した。今までに味わったことのない感動であった。ペリペリの行為は『無の真似』だ。つまり『真似無い自分』だったのだ」
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