●季節と人間
日本の暦『七十二候』。文字と読みが美しい。
昔、両親は毎年さくらんぼの時期が終わると肘折温泉に行っていた。その途中で確か山菜を採る。このような自然と向き合う行事が両親には数多くあった。だから夫婦喧嘩しても行事の方が大事なので、いつの間にか喧嘩が収束する。自然行事は人間を包む大きさがあるが、人間行事は人間思考中心だから狭い。
自然の暦の中にいることを思い出せば人間社会の全ては些細なことだ。暦に合わせた自然行事をやっておくことだと思った。ちなみに今は『土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし』。確かに! 温泉でも行こうっと。
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