今日は見るからにヤクザな育ての親がやって来た。実は僕はある皇族が他所に作った子が前世で、ずいぶんと長い間、この人が本当の父親だと思っていた。つくづくこの人が同級生にいたら付き合わないだろうなと思う。
この父親、我が『七福神猫教』で見てもワシと相性が悪い。ワシは感性が鋭敏でナイーブな日本刀の如きもの、なのに対して、父親は金属を溶かし、時には金属をまったく違ったものへと形を変えてしまう恐ろしい火なのだ。加えて想像上の動物『辰年』で血液は身勝手な『B型』と傲慢この上ない。せっかく美しく仕上げようとしている我が日本刀の如き芸術人生がスコップやツルハシにされては堪ったものでない。たまには火も日本刀の刃を強くするためにいいんだけど、最近の社会は燃えるヤツばっかりが多い。あっちこっちで火の手が上がる。せめてものワシが、冷静に、風景も身も心も含む、大自然のままのこの空間を、危うい人間社会から、たとえそれが両親だろうと、守らねばならんだろう、と感じましたさ。
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