去年の暮れ、ワシの好きだった隣町の頭のでかい汚い半野良猫が亡くなった。彼は孤独でも孤立でもない『孤高』だったと思う。ワシにとっての孤高とは精神的に自立しているヤツっすね。
仲間意識というのは甘えであって、人は自分の欲求不満を乗り越えられないと、近しい人に甘える。他人はその不満を解消できない。なぜなら甘えは依存であって精神的な自立ではない。甘えが通じなくなると不満になり、一変して憎しみや暴力になることがある。巨大化すると徒党を組んで敵と味方に分かれ戦争だ。これでは外は敵だし、近しい人も暴力に怯えるからいつの間にか敵となる。これこそ孤立で孤独というものだろう。人は経済的自立だけでなく、精神的自立が必要だ。
そろそろ自分の中の孤高を探して育ててみようぜ。
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