2017年7月6日木曜日

[6035] 夢中

「今の猫のままでいいのになぁ。何のために新しい絵なんか描くの?」と言う人現れる。
 何をほざいているんだか。唖然としてしまった。
 僕は今、二十代のあの絵描きを始めた頃の感覚をようやく手に入れ、日常になっている。あの頃よりは数段納得ゆくものができている。それがつまんないなら話は別だが、今はアイデアが次々と湧いてめちゃくちゃ面白い。大好きな映画ももう暫く見ていない。夢中なのだ。
 人の喜びを阻止する抑制するようなこと言うなんてオカシな人だ。多分彼は前に進む足を止めて安定だけ求めた結果、毎日が新鮮な生きている感覚を忘れてしまったのだろう。勿体無い。今からでも遅くない、彼もやればいいのだ。
 僕が今やっているのは名とか金は二の次だ。色や祭は三の次。じゃあ、何が一番かと言うと、だから、『それ』をやっているのだ。

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