2026年1月7日水曜日

[9038] 庭

●庭
 なぜわざわざ昔のものを復活するのか? 生活が豊かになる根幹がそれだからだ。そうそう復活したいものに『庭』もある。
 30代後半、千葉に住んでいる時、朝から夜まで粘土いじり仕事仕事時間に追われていた。人気絶頂の頃だ。この時何のための人生? と手入れもしてない草茫茫の猫の額ほどの庭を見ながら自問した。何の気なしに庭に出て草取りをした。崖があり上った。梅の花が咲いていた。家から5mも離れてないすぐそこだ。梅の花を見た後、周りを見たら全てが違って見えた。よく言われるマルチバースがこれだ。物理学でもスピ系でもない誰もが見逃している当たり前の事実だ。人間の目は事実に節穴だ。情報に捉われているからだ。
 千葉から庭メインに考え神奈川の田舎に引っ越した。そして数年後、家が中心ではなく庭を中心に山形に家を設計した。
 仕事が中心でもない。もちろん仕事に関わる世間も中心ではない。仕事は職業だから業なのだ。職業ではなく金にもならない庭造りを中心にしたのだ。
 庭造りは世間の風に流されず日々是好日の中に住める本物の木の根幹だ。自然から学んだ無常観こそが全ての根幹にあることを知る。世間の情報や政治経済は枝葉末節、ほぼ忌み枝、思いっきり大胆に剪定すればいい。





 

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