●進歩
どんどん新しくなってゆくことが進歩だ。
しかし不便だったものが進歩し
便利になっても、
人は結局それで満足するわけではない。
一瞬便利さに喜ぶが、
すぐ不満が募る。
いつの時点も気分は不満、
つまりいつだって不便なのだ。
今回
雪掻きが楽しくなる意識が生まれた。
苦でしかなかったもので
できることなら逃避したいもの
春まで我慢、辛抱
苦はしょうがないと諦める。
ところが身体の限界を超えたところで
ハイになり、
そこに極みを見た。
その後、雪掻きが冬のスポーツらと
何ら変わりなく、
却ってすごいことに気づき、
何でもないことの純粋な楽しさを
得ることになった。
気分はカラッとした。
このような流れこそ進歩ではなかろうか。
考えてみれば
アート制作の方が雪掻きよりしんどいわ。
だからアートはとことん進歩するんだと思った。
写真:今日のアート。タイトル『うねうね』。
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