2024年3月19日火曜日

[8379] 答え

 ●答え

坐禅を勧めるのは、

いくら本を読んでもいくら勉強しても

誰かに聞いてもわからなかったことが

坐禅をしているとふと答えが降ってくるからだ。

我々は根本的に何か誤解しているのだ。

それをあの無意味に思える坐禅が指し示してくれる。





2024年3月18日月曜日

[8378] 花粉症

 ●花粉症

花粉症は部屋を掃除すればほぼ治る。

部屋のダストがなくなるからではない。

掃除は坐禅のようなもの。

坐禅は調身・調息・調心の三拍子。

掃除しているとき、

穏やかな呼吸(調息)と無思考(調心)で

内部の過剰や過大が鎮まり

そのうち身体が調い(調身)

自然に中道に収まる。

来年には大したことのないものになる。

身体は思った以上に賢く

外の環境に臨機応変に対処する。

歩いてみればわかる。

身体がニュートラルを知っている。




2024年3月17日日曜日

[8377] ワガママ

 ●ワガママ

「感情的に豊かな人」と褒める表現がある。

ところで子供とかワガママだ。

ワガママが通らないと怒る。

ワガママが通ると喜ぶ。

感情なんてワガママに支配されている。

ワガママってのは

「私のママ」のことのような。

ママに支配されて乳離れしてない。

まぁ子供ならそれでいいけど、

大人がママに支配されていては

頭がおっぱいバブバブー




2024年3月16日土曜日

[8376] ポカポカ

 ●ポカポカ

ポカポカ

春だよね〜

春は間違いなく来る。

季節に沿って生きれば

自分だって

間違いない自分に目覚める。





2024年3月15日金曜日

[8375] 風に任せる

 ●風に任せる

『自立』について考えていた。『自立』は英語でindependent、英単語を見ても解るように依存を含む文字面だ。そして風に揺れる『わ』作品を見ていて、自立とは「風に任せる」なのだと思った。

 そんな時、久しぶりにサムに会った。文画集『雨にまけるわけがない』を英語に翻訳してくれたイギリス人だ。彼は英語はもちろん日本語でも詩を書いている。日本語は主語を省くしaとかtheとか余計な単語がなく、削ぎ落とされた感じが好きだという。そこで尾崎放哉の自由律詩『咳をしても一人』という詩を紹介した。ついでに自分が自由律詩の会に誘われて賞を貰った詩が『風やめなさい』だったことを話した。

 ふと、面白いことに風が三つ繋がった。『風やめなさい』『風にまけるわけがない』そして『風に任せる』。初めは風に抵抗、そして風を理解、最後に風の中に溶け込んだような。そう言えば『風にまけるわけがない』をサムは否定系をつけずに Sufer the windと訳した。サム曰く、その意味は日本人には馴染みがなくあえて言うなら「風に任せなさい」だった。そして『南無阿弥陀仏』の『南無』とは「仏に救いを求め、完全に任す」ことなのだ。

 ところでボブ・ディランの『風に吹かれて』はすこぶるいい歌詞だ。The answer is blowin’ in the wind. 彼は仏だね。




 


2024年3月14日木曜日

[8374] 不二

 ●不二

二元:正しい正しくない

不二:正しい正しくないはない





2024年3月13日水曜日

[8373] 川を泳ぐ

 ●川を泳ぐ

人生は水泳だね。

水ではなく空気だけど。

泳いでいる時に妄想したり

何か身に纏ったら泳ぎ難い。

最悪溺れる。

ただただ無心に泳ぐ。

泳ぐ人と川は一身だ。