2018年8月31日金曜日

[6456] ジャズ

ジャズ
 知人にヤヒロというパーカショニストがいた。無国籍風でテクニックが素晴らしい。確かカナリア諸島で育ったらしく、まれな経歴だ。彼が東京の僕の汚い部屋に遊びに来て、彼の持っていたジャンベに絵を描いた。その後、彼は世界を駆け巡り、30年以上会ってない。偶然テレビで僕が描いた彼のジャンベを見たときは嬉しかった。
 去年ノリタケの個展に来てくれた女性アーティスト北見さんが、話したらヤヒロの知人らしく、近くでヤヒロとウルグアイ出身のウーゴという名のピアニストのJUZZライブがあるという。これはホテルからそう遠くないし、行くことに。
 普段僕は個展期間中、毎日ギャラリーが終われば、ほぼ人とは合わない。ぼーっと空っぽになって瞑想に入る。次の日に向けてエネルギーを補給するためだ。
 昨晩は瞑想の代わりに彼と久方ぶりの再会、ピアノとパーカッションに包まれた。
 こんな美しい今の音を楽譜絵にしたくなった。
 何かが始まりそうだ。
 写真右の坊主頭がヤヒロトモヒロだ。


2018年8月30日木曜日

[6455] パンズ

パンズ
パンツではなく、いっぱいあるからパンズね。
去年、秘部を隠す作品を制作。
丸出しは飽きたのだ。
(隠した方がエッチだぞ!)
とりあえずそういうことでパンツ。
これもかなりの人気作品です。
今日、美しい女性が 小さいTバッグパンツをお買い上げ。
ランジェリーパブギャラリーでもやろうかしら。

2018年8月29日水曜日

[6454] 染色体

染色体
今回の個展でかなり人気の作品
タイトル『染色体』
大きさF30


2018年8月28日火曜日

[6453] 個展初日

個展初日
あ! ワシの誕生日だ!
天気にも恵まれ
個展は始まりました。
人の入りもいいし
まあいい感じかな。

2018年8月27日月曜日

[6452] 個展前日

展示
朝から搬入展示。
全く新しい、
バカを控えた作品だったので、
どうなるかわからなかったが、
いい感じに美しくなった。
「去年と比べて
白が基調で美しい
カッコいい!
かなりわかりやすい」と
ギャラリー側のリーダーも大満足。
人の意見は素直に聞くものだ。

2018年8月26日日曜日

[6451] 個展でしょ

●個展
今朝は豪雨!
名古屋に向かう。
東京駅到着。
新幹線から降りた
途端!
すげぇ猛暑!
名古屋もこの通り。
猛暑!猛暑! 
もうどうしょ?
どうしょもこうしょもない!
個展でしょ。

2018年8月25日土曜日

[6450] 思った以上

思った通り
『きたー』絵を90%制作終えた頃、
まあ思った通りだと思った。
しかし思った通りできて当然なので
そりゃぁよかったぐらいで
別に普通だ。
一日経った。
朝、絵を見た。
何気にナイフを持った。
ペリペリをした。
『思った通り』が壊れた!
あっ!
思った以上になった!
なるほど!
これがペリペリの妙技だね。
人生、思った以上なんだよ。


2018年8月24日金曜日

[6449] Where are you?

●Where are you?
今月28日から始まる個展用の作品100点、名古屋ノリタケの森ギャラリーへ送り出しました。去年に続き、2回目の大空間での個展です。いい感じに成長したと思う。よろしくです。僕は会場にいます。I'm there.

2018年8月23日木曜日

[6448] 壁

 すごい暑さだ! 今日は外の日陰でさえ40度、家の中が32度。
 僕はエアコンより自然の風を好むので、家の構造を風が入りやすい設計をすることでエアコンは無しにした。ところが窓を開けると熱い風、窓を閉めるしかない。まあ北側の窓は開けているから、風が通ってあまり問題はない。今、名古屋の個展のための準備で倉庫で作業しているんだけど、この倉庫が、家の中で一番ひんやり涼しいことを発見。なんと27度。風通しは悪いが、壁で閉鎖された空間はこんなに涼しい。窓などない壁って必要だなと思った。
 ところで話は変わるがペリペリが生まれたきっかけは絵の額装するときに額マットが絵と周りの空間に断絶を生むことに違和感を覚え、それをクリアーしようと思って出てきた技法だ。その後、額マットはペリペリマットに変身し、絵を包む脇役をやめて中心の絵画になった。絵と周りの境界、壁が壊れたのだ。今、漫画のコマも楽譜も絵になった。これらも脇役の包む壁をやめて中央に躍り出た。その瞬間、壁は消えた。この解放感が心地良い。
 そこで壁だけど、肉体には壁があった方が居心地良く、精神には壁がない方が自由だってことかな。

2018年8月22日水曜日

[6447] 漫画のコマ

漫画のコマ
 写真はペリペリ三部作の『漫画のコマ』シリーズの 007 
右下の数字は漫画のページ。これは7ページ目の漫画で、映画『007シリーズ』のことではない。『楽譜』と同じで漫画のコマだけでもいいのだが、どうせならと色々描いたりしたけど、これは抽象的なペリペリデザインで気に入っている。物語はないが勝手に現実とリンクしながら話は進んでいる。これからもこの漫画は続く。ちなみに僕は漫画家ではない。

2018年8月21日火曜日

[6446] 缶ビール

●缶ビール
今日は
あっづい!
アトリエ建設工事が始まりました。
ア”ーーーーーーーーーーー
楽しみだーーーーーー
ア”ーーーーーーーーーーー
ビールがうまい!
カンパーイ!

2018年8月20日月曜日

[6445] 楽譜

三部作
 1988年、僕はニューヨークのソーホーのギャラリーで面白い作品に出会った。三部からなる作品で結構感動ものだった。誰の作品かと聞いたらなんと日本人、杉本博司という人だった。三部は『ジオラマ』『劇場』『海景』だった。一番面白いと思ったのはジオラマで、これは僕の見解では杉本氏が博物館で偶然発見した面白みを膨らましたんだと思う。そしてあと二つが生まれたのだろう。この三つあれば隙がないなぁと思った。これは普通にデュシャンと同じで本質を見抜いた作品だと思う。デュシャン以降、杉本博司が出てきたのでアートは個人として極めるべき要素が強くなったと思う。この時点でありがたいことに僕にとっての『1』であるデュシャン的な方向性は消え、『多』方向になった。杉本博司さんに感謝です。
 そこから30年後の今、僕は僕の方向ペリペリを発見した。杉本氏ではないがそのペリペリによる三部作ができたように思う。意識的に三部を作ろうとしたわけではないが、隙をなくすには三は強固なのかもしれない。『漫画のコマ』『楽譜』『絵画(ペタペタ)』の三つだ。自分らしい選択だと思う。
 写真は『楽譜』で、最初は五線譜だけのシンプルなものだったが、自分の部屋の壁に掛けてみて、どうせなら好きな楽曲を入れようと、こうなった。制作に難儀したけど、非常に心地いい音が聞こえてきそうなモダンなペリペリだ。


2018年8月19日日曜日

[6444] 濃密

濃密
早朝5時ごろから制作開始。
おおよそのペタペタはできたので、
今日は我が真骨頂のペリペリから始める。
作ったものを解体するような
窓を開け、ペリペリ。
植物に水、ペリペリ。
湯を沸かし、ペリペリ。
コーヒーを淹れ、ペリペリ。
金魚に餌、ペリペリ。
コーヒーを飲み、ペリペリ。
パンを咥え、ペリペリ。
ペリペリペリペリ・・・
時々ペタペタ。

2018年8月18日土曜日

[6443] 結婚式

結婚式
さて今日は結婚式。
どこでやるかと思ったら
まあこの村にこんな美しいとこがあるなんて!
ジャパンの女子とマレーシアの男子
他所生まれがこの村にやって来て生活している。
精神が他所者のワシとは気が合う。
なんかよくわからんが
県主催の結婚イベントの一環らしく
美男美女で国際的な彼らに
白羽の矢が突き刺さったのだ。
なかなか豪華でよかったわい。
結構美味い料理だった。
儀式って妙だ。
一人内心大笑いしてた。

2018年8月17日金曜日

[6442] 無為

無為
一昨日から始めた絵がとてもいい感じだ。
これを眺めていると
なるほど
滝のように展示しようと思っていたが
やめた!
初期のどデカいドクロやエロスなどは今のところ無しだな。
ナイアガラの滝はやめて
白糸の滝でいこう。
絵の点数を削って削って
作ったものをあれもこれも削る
タナトスとエロスは削除
塗って剥ぐペリペリ行為と同じだ。
だんだん無くなってきた!
僕はこの1年間
何もしてなかったような・・
無為
1000点を100点ほどに絞った。
(それでも多いか!)


2018年8月16日木曜日

[6441] 来たー

●来たー
三日ほど前。
出来上がった絵を横にしておいた。
朝起きて
何気にそれが目に入った。
あ~、このままのこの構図、美しい!
スゴイやる気が湧いた!
新しい大きな絵に挑戦じゃ!
個展まで間に合わせよう!
去年もそうだったが、個展ギリギリに2メートル四方の絵を完成させた。
まあ、今年はそれほど大きくするつもりはないが、
これは将来
かなり意味あるものになりそうな気がする。
今描いておきたい!
昨日から
パタパタ、パネル作り
えんえん、鉛筆下書き
いろいろ、色付け

2018年8月15日水曜日

[6440] 滝

僕の展示は滝のようなものかな。
昔の作品や溜めた作品を展示するのは
骨董じゃあるまいし
溜池みたいであまり好まない。
溜池には斧を持った女神がいる。
金の斧があるけど呉れない。
ヤツは人を試す悪賢いヤツ。
試されるのは嫌いだ。
滝はそんな下らんお伽噺を
流して
ドドドドドドドドドドドドド・・・・
どんどん流して
涙流して
いつも新鮮
生きているってことさ!

2018年8月14日火曜日

[6439] 猫は死んだ

猫は死んだ
ニーチェは「神は死んだ」と言った。
禅には「仏を殺せ」という言葉がある。
僕はペリペリの技法によって
己の精神の暗部を旅していたら
猫のドクロに到達した。
猫は死んでいたようだ。
そしてまた旅は続くのであった。

2018年8月13日月曜日

[6438] 自由自在堂

●自由自在堂 
墓参りの日になると、
我が小説『自由自在堂』が頭を過ぎる。
この小説は
二十代の頃
絵描き目指した僕に、
12年間、
毎日のように飯を食わせてくれて、
絵の具までタダでくれ、
画廊を作ってくれて、
僕の展覧会までしてくれた、
まあ素晴らしい画材屋さんの話だ。
奥さんが8年前の今日亡くなったのだ。
こんな親切の塊の画材屋さんのことを
僕が書かなければと思って
小説にした。
でも話があらゆる方面に枝出して
画材屋の話から
僕のアート論になっちまったさ。
読んでください。
↓に読んだ人の感想があります。
https://www.facebook.com/moriwajin/

2018年8月12日日曜日

[6437] 吐

●吐
ノリタケの森ギャラリー空間に作品をどう配置するか図面で検討。
春のギャラリー猫町や六本木フカサクギャラリーに展示した作品ではなく、
全てそれ以降にできた新作。
展示を図面に書き込んでみたが、
作品が多すぎる。
絵描き人生の過渡期だからアイデアは湯水のように湧き出る。
(生涯過渡期かも)
だから毎度多すぎる。
去年はお客さん数人から
「作品が多すぎる。美術館の展示知っているでしょ? 
あんな風にスカスカぐらいがいいのよ」と言われた。
既に出来上がって停止した先生方の美術館展示の真似なんかしたくないわ! 
でも確かにわからんこともない。
例えば温泉旅館で美味い料理いっぱい出され、
残すの嫌いだし欲深いから腹一杯食って、
吐きそうになって、旅館の印象が悪くなる。
まあ程々がいいんだろうけど、新作だからバンバン見せたいんだな。
今からまたいい作品できそうだし。
あ~、いっぱい見せびらかして、吐かせたいなぁ~
吐いたらスッキリするぞ!


2018年8月11日土曜日

[6436] 次元

●次元
亀は二次元をうろうろしている。
猫は三次元をのびのびしている。
人は四次元をあくせくしている。
僕は、わじん元気にペリペリしてる。

2018年8月10日金曜日

[6435] 大工さん

大工さん
 家を建てたのは9年前の2009年。
 建設中は毎日、父親がやってきて、大工さんと世間話しをしていたらしい。家が建ったあとも父親は犬がマーキングをするように毎日やってきて、僕の仕事の邪魔をした。これは冗談抜きで本当に1日も休まずやってくるのだ。大変迷惑だった。
 あの時の大工さんがアトリエ建設のため久しぶりにやってきた。父親が去年亡くなったことを伝えた。初耳だったらしく、線香をあげに行きたいこと、お母さんは元気なのか? といろんな話をした。大工さんは僕から目をそらし、地面を見ながら「そうか、亡くなったのか」と何度も口にしていた。目が潤んでいた。大工さんはいきなり顔を上げ、そのまま猛暑で雲ひとつない青空を見ながら「オヤジさんはいるな」と言った。僕も青い空を見た。確かにいる。あの責任感が強くしつこい性格の父親なら、死んでもこの建築現場に毎日来ているだろう。間違いなくいるね。

2018年8月9日木曜日

[6434] アトリエ

アトリエ
2年前、本気で絵を描き始め、空き家を借りてアトリエに改造した。もはやそこは狭い。というより絵が大きくなっていて、天井が低い。そこで写真のように家のアトリエで絵を描いているのだが、もともと絵など描く気がなかったので、ここは粘土制作用に適していて棚だらけ、壁がない。そこで空き家は大家さんに返すことにし、家の隣の空いている土地にアトリエ(大きめの小屋)を建てるつもりだ。
まだまだ足腰が立つうちに。
ワシは絵描きになるのだ。

2018年8月8日水曜日

[6433] 頼り甲斐

頼り甲斐
「お! キレイ!」
この新鮮な感動から始まったペリペリ。
青天の霹靂、セレンディピティ。
 そして最近
『足腰立たなくなったらこういうタッチで描きたい』と思ってた絵。
 それはペタペタ塗りで巨大な時間の流れの中にいるようなゆったりした心地良さがある。この『心地良さとキレイ』を他人がどう感じるか知る由もないが、僕にとっては文句のつけようがないペタペタ&ペリペリで、まだまだ成長段階なので悩みも喜びも多い。
 ところで知識もありエネルギーもあり金もある。そんな条件のもとならいろんなことができるだろうと思う。だからそれらを欲する。社会や歴史という巨大な魔物を動かすためにはとても重要な栄養素かもしれないが、実は、それらが手に入っても己の本当のことは何も解らない。知識に頼りエネルギーに頼り金に頼っているから、頼るが前提のことしかできない。自らの創造が内に篭ったままだ。知識は誰かが書き記したものを集め分析はするが、それらはどう捻くり返しても自分のものではなく、自分の考えだと思い込んでいるだけに過ぎない。エネルギーはいつまでもあるものではなく、そんなに豊富でもなく、いつかは無くなる。そんな心配が巣食っている中でのエネルギーなど高が知れている。お金はどこか他所のの無人島のようなところでは意味がない。僕らはこんな大勢がいる文明社会の中に暮らしているが、内面を眺めれば意外にもここは独りぼっちの無人島に他ならない。頼っていたことごとくが頼り甲斐のないものなのだ。
 僕は今、自分の内から出たペタペタとペリペリが他の頼り甲斐があると思わされているものに侵されないように慎重に育てている。

2018年8月7日火曜日

[6432] 挑戦

挑戦
数日前「足腰立たなくなった気で描いた絵」だけど、
うまい具合にペリペリと合体した。
足腰立たないはずなのに、
かなり自由になった。
そこが面白い。
そして次には
「やや死にそうな気で描いた絵」になって、
その後すぐにも
「寝たきりで描いた絵」になるだろう。
「死ぬ気で描く」まであと僅か。
とまあ下駄を履かせる。

2018年8月6日月曜日

[6431] ペリペリング個展

個展案内
タイトル『PERIPERING ペリペリング』
  Painting+Striping
2018828日(火)~92日(日)
10:00~18:00(最終日1600まで)
場所:ノリタケの森ギャラリー
名古屋市西区則武新町3−1−36
 ☎︎0525629811
*タイトルが『ペリペリ』なので、あれこれ思う・思われる表面をペリッと剥いでスッキリゼロのドクロから始まります。
ってことでDMはこれにしました。
そしてタナトスからエロスと創作は進み、それにミクロのDNAからマクロの宇宙、マンガから音楽 etc
自由で新しいわじんワールドを楽しんでください。


2018年8月5日日曜日

[6430] 大雨

大雨
カエルを描いて雨乞い。
やっと天から降った雨。
見事にヤバイぐらいの大雨っす。
ヤバイくらいイイ絵だし。

2018年8月4日土曜日

[6429] 爽快感

爽快感
後々には試してみたい絵のタッチがある
足腰立たなくなった将来は
それで描こうと思っていた
いやいや、後々なんか無い!
てことで
いきなり今、描いた
何だろう、この爽快感は?
僕はすごく回り道をしていたのだろうか?
直ぐ隣なのに
わざわざ反対方向に進み
難儀して地球を一周して
やっと隣に着いた
そんな感じだ
「死ぬ気でやれ」という言葉がある。
僕は「足腰立たなくなった気」でやった。

*現物は名古屋の個展で。

2018年8月3日金曜日

[6428] 色

イギリス人のサム君は聞けば冬は体毛が茶色っぽくなり
夏になるとピカピカ金色になるらしい。
へぇー、色が変化するんだ。
彼は金髪でハゲで手拭いが好き。
なんと!
てっぺんのハゲの部分に当たっている手拭いの模様がなくなっていくと言う。
僕の場合はてっぺんの部分が黄ばんでいく。
サム君の汗にはたぶん漂白剤のようなものが含まれていて、
手拭いの模様を漂白してしまうのだろう。
茶色の毛が金色になるのも汗で漂白しているせいだと思うのだ。
だから白人。
白人は白茶ける。
黄人は黄ばむ。
黒人は黒ずむ?
じゃあ、
赤茶けるのは赤人で
青ざめるのは青人だ。

2018年8月2日木曜日

[6427] 大頭猫命

大頭猫命
今日は東京と伊勢から客人。
9月に開催される恒例の伊勢での猫祭りの打ち合わせだ。
24年前、『大頭猫命』という大作を発表して猫祭りは始まった。
よくまあ24年も続いたもんだ。
伊勢では遷宮など節目節目には『大頭猫命』を発表していたので、
平成最後の今回もこの作品を展示することに。
そして『大頭猫命』の奥さんである『あたまが温泉猫女将神』を
同じ時期
瀬戸の文化センターに
展示することに決まった。
頭のでかい夫婦を見てくだされ。




2018年8月1日水曜日

[6426] ハス

ハス
一天四海というハスです。
 五年前の春、禿げたおじさんがやって来て、ハス3種類あげると言う。変な奴には関わりたくないので「いらん」と言ったら、作品制作をお願いしたいと言う。ならばとハス3種類もらった。家に普通のピンクのがあったから全部で4種類になった。
 ハスは大きな鉢でないと格好悪いから新しい鉢を買ってきた。一つはタイの映画で家の中にハスが咲いている風景が美しかったので、家の中で育ててみた。たがやはり家の中は手入れも大変で日照不足で失敗。それからもう一つはカラフルにしようと大きな鉢にピンクと白2種類を一緒に植えた。いつの間にか白全滅。あとで知ったが色ものは強いらしい。人種も白人は他の人種と混じると白がなくなる。彼らは色的に劣性だから白を守るためにさまざまな社会的優越性を得ようと闘うのかもしれない。今思うと白いハスはとても綺麗だった。
 そんなこんなで白にピンクの斑入りのハス、これだけ残った。