2016年9月30日金曜日

[5756] んだニャーまつり

明日と明後日は『んだニャーまつり』二回目。
今年は村山市の商工会の祭りと合体のよう。
ワシは甑葉プラザで大ねむり猫のお腹なでなでする健康祈願とおみくじで軽く参加です。
よろしくね。

2016年9月29日木曜日

[5755] 禍福

手の傷はまだまだ治らない。
 そこで粘土を使わない面白いことを考えついた。これは来年の個展に使えそうだ。災い転じて福と為す。
 手の写真を撮るのに、手だけでは面白くないので、チョコビッチと一緒に撮ろうとしたら、傷口を咬みつかれた。ひどいやつだ!

2016年9月28日水曜日

[5754] 新個展

来年、初めてのギャラリーで個展をやることになった。
 猫とは関係ないスペース、それもかなり広い。偶然にも来年のワシの誕生日が搬入日なんだ。そこから一週間個展になる。つまり生まれ直した還暦そうそう始まる個展だ。縁を感じたね。新たな何かが開かれそうな予感がする。
 まだまだ先の話と思うだろうがそうでもない。映画製作とかと同じで今から構想、いろんなアイデアが出ては消えて頭がいっぱいだ。たった一週間に1年かけてやる。楽しみだ。

2016年9月27日火曜日

[5753] 弱者

大工をしていて、利き手の右手を深くノコギってしまった。
 この草伸び放題の庭の草刈りをしようと思っていたが、ダメだ。あーーーーー、痛い! わてらの職業、手を挙げた招き猫作りは手をケガしたらお手上げだ。
 ふと思った。『弱者をかばう』とは? 右利きの右手は左手が上手く字が書けないからと左手をバカにはしない。協力して字を書いている。弱者をかばうとは、このことである。今、ワシの左手が何かと右手をかばってくれている。ありがたい左手じゃ。

2016年9月26日月曜日

[5752] 弟チョコ助

帰宅。オー山形、寒いっすね。
 預けていたチョコビッチを取りにいく。若夫婦の娘がチョコビッチとの別れを惜しんで泣いている。この娘が大きくなって今日のこの日のことを思い出す。
「あたしがまだ小ちゃい時、恐いおじいさんとおばあさんがやって来て、弟のチョコ助を連れさらっていったの。あんときはほんと悲しかった。うち、貧しかったのかな。その後、弟とは会ってないけど、どうしているかな? チョコ助ー」

2016年9月25日日曜日

[5751] 猫祭り最終日

瀬戸猫祭り最終日。
伊勢から瀬戸と、この十日間で爪もヒゲも髪の毛も伸び放題。
まあ髪の毛はそれほどでもないけどね。
ド疲れです。
来ていただいた皆さん、あんがとね。
また来年。

2016年9月24日土曜日

[5750] 瀬戸初日

瀬戸の猫祭り初日。
 写真は左からイラストレーターの山口マオさん、そしてスイカ頭のワシ、隣りが『東北6県ろ〜るショー』バンドのベース吉良草太郎とアコーディオン小峰公子、そしてボーカル白崎映美さん(昔の上々颱風ボーカルでも有名な方)。それとマンガ家ますむらひろしさん。この祭りに参加。ライブを見たけど、いいわ踊って大汗かいてしまった。涙出るほど感動した。実はワシを含めて白崎さんもますむらさんも山形出身。そこでここは山形県瀬戸市にしようと決まった。瀬戸の皆さん、今日からここは山形県です。よろしくね。

2016年9月23日金曜日

[5749] 猫祭りin瀬戸

毎年恒例の瀬戸での個展です。
『雨にまけるわけがない』の絵を中心にしたもの。
たった2日間だけど、過去に8万人来たという噂。
第21回来る福、招き猫まつりin瀬戸
愛知県瀬戸市 瀬戸蔵 4F
9月24日(土)~25(日)2日間
営業時間:午前10時~午後5時
問合せ先:瀬戸市観光協会:0561-85-2730
よろしく。

2016年9月22日木曜日

[5748] 心に自他はない

「あの居酒屋はボる」と言う話を聞いた。
 こういう話は嫌な気分になる。なにしろここは伊勢神宮、神様のお膝元だもん。まあ外国の観光地に行くとそんなのはしょっちゅうだから、ここもやはり観光地なんだなぁと改めて納得。
 今後、日本全国観光地化すると、こういう輩が増えるんだろう。ボって喜ぶ輩だけでなく、騙して喜ぶやつ、人のものを奪って喜ぶやつ、苛めて人を悔しがらせて喜ぶやつ。この性質、当の本人の友達だって被害者にはなりたくない。だから友達は去る。結局孤独になるから自分も被害者。自分が自分を苛めているわけだ。なぜなら心に自他はないからだ。
 この性質のエネルギーを人が喜ぶことに使えばいいのに。

2016年9月21日水曜日

[5747] 層

富裕層「あら可愛い。安〜い」
貧し層「キャー、何これ、高〜い!」
マズ層「何よ、こんなもん」
クサ層「‥‥」
店員「すいません、お手を触れないでください」

2016年9月20日火曜日

[5746] オーラ

台風! 猫祭り一休み。榊原温泉へ。あ〜久しぶりのぬるぬる温泉、心地良いわ。
 源泉飲み場に行く。前にカップルがいるので後ろに並ぶ。カップルはもう飲み終わったようだ。しかし退かない。何か喋っている。
女「あたし、オーラが見えるの」
男「撲もオーラが見えるんだよ」
 どうでもいい。早く退け! オラが見えんのか?!

2016年9月19日月曜日

[5745] サイン

ワシ「どうかサインさせて下さい」
店員「お願いです。作家さんにサインさせてやって下さい」
お客「じゃあ、サイン下さい」

2016年9月18日日曜日

[5744] 心の範疇

大抵の物は金で手に入る。何かが欲しけりゃ金が必要だ。でも金で買えないものがある。例えば速く走れる足、上手いデッサンなどは努力や忍耐が必要だ。他に金で買えないものに新アイデアというものがある。例えば歯ブラシがなかった時代に歯ブラシを考えたアイデア。その最初の歯ブラシは世の中にないんだから金で買えないものだった。
 ところで才能やアイデア以外で金で買えない最も素晴らしいものって、それって『心の良さ』だと思った。『心の良さ』は才能やアイデアや人という蜂が寄ってくる花の蜜みたいなもんだ。これは誰もが持てるが、努力忍耐の他に慈悲が必要だ。もちろん金も寄ってくる。ところでこの『心の良さ』は大金より幸福を与える。なぜなら幸福とは『心の範疇』だからだ。

2016年9月17日土曜日

[5743] 野あそび棚

新絵画『青子とネコの物語』の展示空間。
妙な風景だ。
立体作品の展示会場大黒ホールから歩いてちょいと。
『野あそび棚』というところに絵画4点展示しました。
『青子』とは青い服をきた少女、彼女とネコとの成長物語。
なんてね。
こちらにも足を運んでください。
チョコビッチも描いています。

2016年9月16日金曜日

[5742] 招き猫祭りin伊勢

伊勢の猫祭りの展覧会場に参上で〜す。
 今日は前夜祭。ただの飲み食いかと思ったら、TVかなんかきてるし、美人の司会もいるし、けっこう大袈裟。とりあえず文画集『雨にまけるわけがない』の内容の説明をさせてもらいました。美人司会から「最後に言い残すことは?」と、もうお別れの言葉みたいに突き放されたので、ここぞとばかりに伊勢の浜辺のHな物語である春歌を唄ってあげました。ちゃんちゃん。
 明日から祭りが始まります。 お待ちしております。

2016年9月15日木曜日

[5741] 修行中

チョコビッチを若夫婦の古民家に預ける。
 チョコビッチはまだ生まれて半年の子なのに、大きさが春から倍、ピニャモと同じ体重になっている。このデカさと他の猫共を咬みつく性質は将来ボス猫なのだろう。でも最近は少しだけど咬みつかなくなっているし、人にはメチャ愛嬌がいいので、このままだと乱暴なヤクザにも傲慢な政治家にもならず、お釈迦様のような心の広い猫になるのではなかろうか。今は前段階、寂しいがワシから離れて修行中。いろんな家で生活し見聞を広めるのだ、チョコビッチ!

2016年9月14日水曜日

[5740] 善い方

筆を注文した。
『人は善い方を手元に置き、悪い方を先ず使う』と聞いた。
 ふ~ん、わからんでもない。いい筆は取っておいて、何故か古い筆使っているもんな。そのうち良い筆は劣化してダメになり、使えばよかったと後悔する。服でもそうだ。買ったやつは着ないで、いつもの服を穴があくまで着る。で新しいのは劣化。
 これを社会で言うと、善い考えは取っといて、先に悪い考えで一儲け。そしていつの間にか悪者ばかり増えて、善い考えは劣化する。
 今こそさっさと善い方を使うべ! 

2016年9月13日火曜日

[5739] 弥勒菩薩

作品を梱包しながら思った。
『弥勒菩薩』像の姿を猫化しているときは心落ち着くが、それと似ている西洋のロダンの『考える人』像を猫化しているときはなんとも思わない。
『弥勒菩薩』は樹木のように瞑想的で心静か、幸せの中にいる感じだ。反対に『考える人』は悩んでいて知識がいっぱいありそうだけど幸せそうに見えない。
 世界は知識と物質に溢れているが、幸せではないんだろう。もし幸せになりたいなら情報よりも自分の中の『弥勒菩薩』を知り、それを最も大事にすることだ。

2016年9月12日月曜日

[5738] 忘れ

最近名前忘れがひどい。
 大事じゃないから忘れるんだろうけど、これって、名前だけでなく、いろんなこともボコボコ忘れているんだと思う。マズいと思ったけど、だいたいワシが好きな人って『もの静かでニコやかで人から好かれる人』だ。ワシも少しは物静かな人間に近づいているのかもしれない。
 なら良いこった。

2016年9月11日日曜日

[5737] 医療

テレビでドキュメンタリーを見た。
 パキスタン、アフガニスタンで支援活動を続ける医師・中村哲さん。人々には食べる物があればいいと砂漠に水路を拓く計画。なぜなら食べ物がないと傭兵になる。病気にもなる。水路を拓けば畑ができる。これは平和活動ではなく、医療の一端だと言う。すばらしい!
 大勢の農民と共に、20数年もかけて砂漠に20km以上の水路を引き、10万人が食える広大な農園を拓いた。今も尚それは続いている。
 感動でした。なんか本当のお医者さんを見た気がします。
 刺激になったので招き猫をいっぱい描いたら、腱鞘炎になってしまった。
 ワシ、まだまだこれからだ。

2016年9月10日土曜日

[5736] 世のため

『世のため』になりたいなら、
『世のため』にならないことをやる。
『世のため』にならないからって、
悪さではない。
悪さは悪い『世のため』になる。
まずは
『世のため』などまったく考えてない子供のような好奇心から始める。
楽しくやってゆくうちに困難にぶつかる。
その困難を越える為にいろんなことを学ぶ。
そのうち
お! 困難を越えた!
その感動が『世のため』になる。

2016年9月9日金曜日

[5735] 馬車馬

社会はみんなでつるんだ巨大な幻想だ。社会に頼りっきりになっちゃうと、個人に理不尽や無慈悲が降り掛かる。いっぱい楽しいことしてもなぜか空しい。ここに一時の快楽はあっても本当の幸せはない。そりゃそうだ、もともと幻だもん。この幻想のためにエネルギーを浪費する。馬が自分の頭の前にぶら下げられたエサを追い掛けるようなもの。そのうちエサだけがちらつき、つるんだ幻想を維持する為に自分を失い、人間やめて『馬車馬』になる。
 足元を見てみる。ワシの足元には大昔に捨てた絵の道具が散らばっていた。今、それらの埃を取り除き、テーブルに並べた。
 馬車を捨て馬の着ぐるみ脱いで、ゆっくり、自分で歩こうと思う。

2016年9月8日木曜日

[5734] 22

『招き猫祭り』案内です。
第22回来る福、招き猫まつり in 伊勢

会場:伊勢内宮前おかげ横丁内
 名産味の舘2階 大黒ホール

住所:三重県伊勢市宇治中之切町 52 番地
 伊勢おかげ横丁

9月17日(土)~9月29日(木)
13日間
午前9時29分~午後5時29分
問合せ:0596-23-8811
 22周年、ニャンニャンってことで。
 よろしく。

2016年9月7日水曜日

[5733] 磨く

作品にヤスリをかけて凸凹を平らにする。
だんだん差別や貧富の差が無くなり平等になるってのが平らだ。
そのまま磨き続けているとつるつるになる。
つるつるというのは輝くことだ。
まずは自分の汚れた言葉をヤスリがけ。
そのまま続けて磨けば、そのうち自ら輝く。
(写真はズッキーニの表面。色鉛筆で描いたような模様だ)

2016年9月6日火曜日

[5732] 組長

今日は葬式。うちの小屋を造った近所の大工さんが亡くなった。
 ワシは今年度からここ11軒をまとめる組長。爺婆組員たちを仕切り葬式の最初から最後まで手伝う。締めたことのないネクタイやクソ暑いのに黒い背広を着て、住職の送り迎え、香典の受け付けや記録・管理などを爺婆組員と分担作業。大変だった! 
 最後に斎場でささやかな飲み会があるんだが、爺婆組員共はこれが楽しみのようだ。飲みながら「組長、今度芋煮会やろう」「芋煮会やらないとまた葬式やるぞ!」と言う。
「みなさん、組長として言う。撲が組長やっている2年間は死ぬの禁止。わかった」
「ハーイ」
「よし、解散」

2016年9月5日月曜日

[5731] 創造

チョコビッチがイゴを咬み、ワシと目が合った途端、逃げる。恐い顔のワシに追い掛けられ恐怖を感じる。『咬む』=『怖い』だから『もう咬まない』になる筈なんだけどダメ。行為がブチブチ切れて繋がってない。「ボク咬む」「わじんさん発作」に分離。ワシのこと発作だと思っている。『パブロフの犬』ではベルとエサは繋がる。エサは喜びだからだろう。恐怖は繋がらない、そうだね『決シテ瞋ラズ』だもの。人間の場合、恐怖が繋がらないどころか、恐怖を経済効果という喜びに変えて何度も戦争をする。『咬まない』=『喜び』という創造ができない。

2016年9月4日日曜日

[5730] ブロガー

チョコビッチ、ピニャモを咬もうと、ピニャモ唸る。
「こらぁ! チョコビッチ! ピニャモは画集にもなったうちの大スターなんだからね。ブロマイドだって売れているんだ、傷ものにするな! ブロガーのオマエとは違うんだ!」

2016年9月3日土曜日

[5729] 遠慮

『不平・不満・不幸』は止めよう。
一人の愛のある人間として今から幸せになってみてはどうだろう? 
それには頭の中の『不』に遠慮してもらえばいいだけだ。

2016年9月2日金曜日

[5728] 恋愛問題

文画集『雨にまけるわけがない』精神について。
 その精神を恋愛問題に移行して考えてみました。
 例えば、BはAの彼女を奪った。一般的にはBが勝ってAは負けたみたいな感じだ。まあAにとってはちょいと悔しいが、でもよく眺めてみよう。
 彼女は自分の好みでAを去ってBに行っただけだ。スポーツじゃあるまいし、ここに勝ち負けなんてない。「そうか!」とAは『まけるわけがない』ことに気付いた。気付けばウソや幻想は消える。不自由な幻想が消えた瞬間、自由な精神が自然と内から沸き出てくる。これが『雨にまけるわけがない』精神なのです。
 その後、Aは仕事も順調でモテモテで幸せになったとさ。めでたしめでたし。

2016年9月1日木曜日

[5727] トンボ

秋の日射しです。いいわ。
トンボがたくさん飛んでます。
トンボは蚊柱辺りを飛行し、蚊を捕まえて食っている。
すごい!
チョコビッチがわんさと飛んでいるトンボを空中で捕まえ食っている。
こいつもすごい!