2012年10月5日金曜日

[3900] アケビ

朝起きたら玄関にアケビが三つ置いてあった。どこの田舎でも自然を大切にしたお家には、このような山の幸が山の動物たちによって届けられるのだ。ずいぶん大きなアケビだ。この地方では中身は捨てて皮を肉詰めにしたりして食べる。皮は喩えて言えばゴーヤの苦みと似ている。中身はまずいわけではないが種が多くて食べるのが面倒なのだ。久方ぶりにどんな味だっけと食べてみて思った。南国の果物を食べているような感じで、甘くて癖になりそうな美味しさだ。

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