●雨にまけるわけがない
前に奈緒ちゃんが私の文画集『雨にまけるわけがない』を読んで感動し、ゲストハウスの旅人に見せたいと言う。サム(奈緒相方)が英語訳してくれたし、そこで数十冊タダであげた。
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』は彼の詩の中で唯一カタカナで書かれた詩だ。私はなぜカタカナなのかを考察しひらがな語に翻訳した。それが『雨にまけるわけがない』だ。
詩の中に『西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ』とある。疲れた母が風邪引いた説教ジジィのオレだ。稲の束を負ってくれたのが草刈りの奈緒ちゃんってことだ。彼女は感動したことを自分の実生活に応用する。だから心豊かなんだ。
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