2026年5月15日金曜日

[9166] 無色透明な道

 ●無色透明な道
 ギャラリー猫町はとても古い3階建ての建物。1階と2階がギャラリー。昨日は展示で階段の上り下り。膝が痛い。いつもと違う新作のキーボードのインスタレーションがあったので作業の流れが見えなかった。少し心配だったが無事設置完了。今朝、あいも変わらずの早朝坐禅、その後、展示空間を眺めたがなかなかイイ。キーボードのインスタレーションは実験的に家の庭でもやった。ここでは古民家に似合うように展示した。この作品は多分どんな空間もクリアーする無色透明な道だと思う。ホワイトキューブだろうが古民家だろうが美術館だろうが高層ビルだろうが廃墟だろうが田園風景だろうが…
 朝の散歩。人が多い。携帯から目を離さずに歩く人が多いようだ。思わず「危ない!」と言いたくなるほど電柱にもぶつからずスレスレに避ける。都会人は情報過多で心が居場所を失い浮遊し精神科に通わなければならなくなる。そこで情報を追いながらでも生きて行くため身の回り40センチにバリアーを張り、物を避ける新しいセンサーを身につけた。精神は携帯の中にあるのだ。珍しい生き物を見たようで楽しい。もし携帯からもついでに精神からも目を離し、心が身体に戻ったらさぞ面白いだろうに。そここそ無色透明な道だ。思いっきり電柱にぶつかって痛みに我に還る。




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