三毛オスは昨日から何も食わず飲まず、ずっとカゴの隅でジッと何かに堪えている。寝るとき布団の中に入れるとそこからもう出ようとしない。今までいろんな猫を飼ったが、この子はかなりのビビリだ。他の猫と対等になるには時間がかかりそうだ。子供の頃の自分とダブルし、今の自分だって多少普通の人間に見えるようになったが、本音はこいつとそっくりだから、気持ちが解らないでもない。良かったのか悪かったのか、不安に対して神経過敏だから、第六感が鋭敏なのだろう。顔にドボジデ風の垂れた右眉模様があるから、またうまいことそんなビビリ性格を表している。泣き声から名前はピニャーモに決まった。
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