●否定文
知人が部屋に僕の『雨にまけるわけがない』を飾っていた。
ふと思い出した。
還暦の時、個展『STOP』を名古屋でやった。
大昔、自由律俳句の会に参加し賞をもらったことがある。
『風やめなさい』という短い句だった。
これらは全部、否定文だ。
人間は賢くなると自分の考えや主義を肯定、
理屈で積み上げ、バベルの塔を構築する。
いつの間にか、自分の思考に自分が騙される。
否定とは自分の内面の無知を
スッキリやめなさいって事だ。
悪の花咲き実を結ぶ前に。
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