●お辞儀坐禅前に床に頭をつけお辞儀する。人は頭を下げる行為が容易でない。赤子なら頭を上げたり下げたりは無垢だから別に抵抗はない。大人に抵抗があるのは大事にしているプライドが踏ん反りかえっているからだ。踏ん反りかえって大空を見ていればそれはすこぶる清々しいだろう。しかし上だけでは世界の半分だ。下の地面にそのプライドは立っているのだ。だから有り難く地面にすりすりお辞儀だ。
これで赤子になって坐禅だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿