猫庭カフェバーのチラシができたので、いろんなところに配る。久しぶりに実家に寄った。母親の具合があまり良くない。いつもは気丈夫でクールを通り越して冷血な人間ではないかと思う節があるのに、池を見ながら、一匹の金魚がその他の多くの金魚に追い回され死んでしまい、それを抱え上げた時、卵がいっぱいお腹にいたこと、卵を産みつける水草を入れなかったことなどを思い出し「可哀想だった、可哀想だった」と何度も言う。
母親は80歳だ。
今回の個展は2003年に東京の下町のギャラリー三つで同時開催した『こんとん祭』というものに始まり、名古屋など回って、今回の山形で4回目。