2018年9月5日水曜日

[6461] 学び

学び
今日はテレビの前取材。
 猫を制作し始めたきっかけなどの質問を受けた。虚を突かれたような感じだ。自分は今、次の作品のことしか考えてないし、今の作品の質問が一番リアルなので、過去のこと聞かれても、なんか前世の記憶を辿るようで変な気分なのだ。
 これまで「なんで猫?」の質問には「猫から選ばれた」と答えていたのだが、今回いいことに気づいた。
「この家は猫にとって住みやすい何かがあるのですか?」という質問。
 よくキャットウォークなどつける家があるけど、猫はゲロを吐く。上から下にゲロ吐かれた日にゃー堪ったものでない。あーいう小細工は、猫が上を歩いているけど、意識は人間が猫の上にいる。
 僕の家は夏でも毛皮を着ている猫の毛並みからヒントを得て、外壁は木並み(毛並み)になっている。これで壁に影ができて、家の中の温度上昇を少しでも食い止めているわけだ。
 猫から学んでいるわけです。
 立場として僕は猫の下にいるんですね。

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