2019年6月29日土曜日

[6758] 最上川美術館Ⅱ

最上川美術館Ⅱ
今日は藤原くん(去年、六本木で一緒に展示会やった作家)と打ち合わせ。11月の最上川美術館での僕の個展で若い人に面白いイベントをしてもらいたいと思うのだ。
 広いいい空間で骨董化しているカビ臭い油絵に対抗して、僕は狭い廊下の片隅のような場所だけど、そこに新作のペリペリ最上川を展示して、最上川も美術館も現代に蘇らせる作戦なのだ。
 ここでの個展が決まって数ヶ月、どんな最上川を描こうかと悩んで模索して、つい最近やっと、ハッと降りてきた。ガハハハ、すっごい最上川を制作するつもりなんださ。他いろいろな平面や猫も考えている。あと人気の『おみくじ』ね。この間の目黒雅叙園では、すご過ぎだった。やはり観客参加型のお客さんが楽しみってのがいい。新しくペリペリと組み合わせたものを考えている。
 そこでせっかくの地元での個展、僕以外のアイデアで美術館に新風を吹き込んでもらいたいのだ。よく美術館で日曜日にクラシックコンサートとかお子様参加のイベントとかやるけど、そういうのはありふれている、僕には興味がわかない。何か新しいことやってもらいたい。だから藤原くんを通して芸工大の若者にアイデア募集なのだ。
 例えば最上川を鮮やかな和服を着た女性100人がチゴイネルワイゼンの曲で泳いでくるとか(ワシの子供の頃の夢)。
 とにかく面白い実験、冒険に挑戦してほしい。
 あ~~、ホント、いい美術館にしたいなぁ。

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