2024年12月30日月曜日

[8665] 米粉ビル

 ●米粉ビル
 米粉ビルが建つほどのパンのアイデアがあったので近所の米粉パン屋に教えた。今年の春頃の話だ。
 私にとって猫神様のアイデアは六本木に猫ビルが建つぐらいすごいものだった。六本木など忙しないところは避けて山形のここに猫の家を建てたからまんざら嘘でもないだろ。ところが米粉おめこめ、半年以上過ぎても全くやろうとしない。なぜやらないのか? これが疑問だった。
 ふと昔を思い出した。私が20代後半、アートですっごいアイデアがないかと模索していた。そこに父親がやってきて「このアイデアはどうだ?」と。聞いて少しびっくりした。父親はアートなど全く無縁なのに当時のアメリカの新人アーティストに近いものだったのだ。しかしそれがなんであれ父親のネタなどに興味はない。そのネタで成功しても父親に「オレのおかげだ、バカが」と何かあるたびいつも自慢されそうでイヤだ。
 そうか、これか! 米粉にとって私は私の父親みたいなものなのだ。ガーーーン!





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