●イノシシ
午前、イノシシ肉を持ってサム君がストーブの灰をもらいに来た。灰は皮を鞣すのに使うそうだ。単独で雪山に入っての忍び猟なので恐怖とか孤独、死に目などいろんな話を聞いた。動物を殺すことをどう思っているのか尋ねた。その答えは狩猟について深く考察した言葉だった。サム君の言葉で良かったのが「自然だから不自然ではないと思う」だった。
午後、イノシシ肉と日本蜜蜂の蜂蜜を持って小川さんがやってきた。彼は罠猟をする。彼にも同じ質問をした。街で見る野生の動物と同じ動物でも山で見る動物はまるで違う。畏敬の念を覚えるそうだ。
二人の坐禅を見せてもらった気がする。
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