2015年4月6日月曜日

[5213] 不自由

自分の小説『自由自在堂』を読んでいて思う。
活字になると自分が書いたものでない感じがする。
どこか遠くに住んでいて、自分とずいぶん近しい感覚を持つ人の小説を読んでいるような。
読んでいて、タイトルにあるように、これで自分も自由になれるような気がした。
そうそう、では他人を汚い言葉で罵ったり、怒って人を寄せ付けなくしたり、妄想で悪魔が来ると怯えたりと自分の心の世界を二分して狭くしている人、それは不自由だ。
不自由な心で考えた思考もやはり不自由だ。
この本を読んで、少しでも『自由』を垣間見てくださいな。
(目を覚ましてくれればいいんだけどなぁ〜)

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