●本末転倒
本末転倒と言う言葉がある。
『本』は本来や根本や本質だ。
『末』は瑣末、そして結末や終末とも言える。
人は『本』を忘れて、『末』ばかり気になる。
農業で言えば土壌を台無しにして生産数ばかり気にするようなもの。
絵で言えば好きな絵ではなく売れる絵を気にするようなもの。
特に政治家は『末』を語るのが好きだ。
例えば、うちの党なら将来が安心だ。
長い物に巻かれれば市町村は栄える。
ああすればいい、こうすればいい。
などなど、全て『末』の話だ。
ついでに『本』は何かと問えば、
資本の『本』だと言うのだろう。
資本があればなんでもできる。
それは欲しがっているので
やはり『末』の話だ。
そして末路は戦争だ。
万事がこの始末だ。
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