●キリスト
昨日はヨガ教室でクリスマスケーキが食えるというので顔を出した。山形出身でない地域おこしの若者たちがいたので坐禅普及活動家の僕は坐禅話をした。
クリスマスといえばキリストだけど、イエスさんの生まれは貧乏で30代ぐらいに無慈悲に理不尽に殺されてしまう。恵まれない人生なのに全く恨みや僻みなどを持たず、人々の苦しみを取り除こうとする一心で「神や愛」を広めようとした。この「神や愛」だけど、人間の手に収まる小さなものではなく、無限にデカい。有限でないということだ。人間の知る由もない計り知れないものだ。有と無・好き嫌い・良し悪し・成否・貧富などの二元を飛び越え全部平等に抱きしめているような無量無辺無限の慈悲なのだ。だからこの世の些細な権力や名利や理屈に負けるわけがない。聖書には「わたしは既に世に勝てり」(ヨハネ16章)とある。そんなもの気にするなということだ。なぜなら有限が無限を閉じ込められるわけがないからだ。イエスさんもほくそ笑んでいたのだろう。でも今戦争しているのはキリスト教の兄弟たちだ。「勝てり」を自分が正しい意地通せと取ってしまったのだろうか。さてあなたは無限に包まれているのだから『まけるわけがない』のだ。堂々と歩めばいい。
みんなにクリスマスプレゼントとして『雨にまけるわけがない』本をあげた。しっかり読んでくだされ。
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