2021年6月18日金曜日

[7477] 言葉

 ●言葉

 東京時代の友人から昔の話を聞かされたが覚えていない。こういうのを、昔のことだし歳のせい、物忘れとかボケというがその判断は短絡的だと思った。歳をとって物を忘れるのは全体の雰囲気を単純化した概念で囲ってしまおうとしているのだと思う。

 例えば子供の会話は少ないボキャブラリーなのにずいぶんと話が弾んで楽しい。これはその子供らが共通の雰囲気の概念の中にいるからだと思う。たくさん言葉を知ったからといって全てを表現できるわけでない。これから生まれる言葉を含めあらゆる言葉全てから見たら、世にある言葉などほんの僅かだからだ。だからボキャブラリーの多い少ないは問題外で、大事なのは雰囲気を掴む概念だ。概念とは雰囲気とコンビなのだ。

 物忘れとは細部の言葉が大きな雰囲気の概念の中に綺麗に組み込まれ必要なくなったのだろう。最終的には雰囲気を持つたった一言の概念で済むのだろう。例えば『ありがとう』とかだ。



2021年6月17日木曜日

[7476] カッコウ

 ●カッコウ

 風呂場の窓ガラス、ガツンと音がしてカッコウが庭に落ちた。チョコが走った。ワシも走った。ワシより早くチョコがカッコウを、咥えた、が翼だけ。大きな羽根が一枚取れて口から外れた。もう一度噛もうとしたが、カッコウの大きさに、チョコは驚いた! 腰が引けた! その隙にワシが捕まえた。

 カッコウは弱っている。猫のいない玄関側に連れて行って、楓の木の下に置いた。ダメそうにも見えたが、1時間後、フラフラ飛んでいった。

 ところでカッコウは托卵する。よそのトリの巣に卵を生んで、早く卵から孵り、他の卵を巣から落として、餌を独り占めにする。こんなこと親が教えるわけないし、親なんか知らないし、育ててくれたトリを親と思わないし、仲間見たことないのに大きくなって自分の仲間がわかるし、相方見つけて、よそのトリの巣に卵を生む。変なことタクランだトリだ。




2021年6月16日水曜日

2021年6月15日火曜日

[7474] 観察

 ●観察

銀メダカが泳ぐ二つの鉢は

庭と家の中にある。

庭の方が卵を抱えたメダカが多い

家の中の鉢はそうでもない。

銀メスがいるのは家の中の鉢だ。

水を触ってみると庭の方が暖かい。

内と外の鉢の銀メダカらを交換した。

これで外の鉢には

オスは銀とオレンジ

メスは銀とオレンジと黒2匹

多種多様の稚魚ができる予定です。



2021年6月14日月曜日

[7473] 静寂

 ●静寂

良さげな情報も

間違った情報も

偽物情報も

情報過多時代

それら全てを避けて

火と川の音だけに包まれる。

庭のライトも消して火だけにした。

目の前には燃える火、

そして頭上には満点の星空。

燃えているのが星だ。

なんもかんもが燃えている中に

ポツンといる。

 ふと思った。

忙しく昭和を駆け抜けていった父親は

長い時間星空を見ることはあったのだろうか? 



2021年6月13日日曜日

[7472] 生と死

 ●生と死

 銀メダカ五匹は二つの水鉢に分けてある。一つの鉢には銀とオレンジと黒のメダカがいて、オレンジが卵を抱えていた。これは合体が生まれるかもしれない。ところで銀一匹がいない。メダカはたまに勢い余って鉢の外に飛び出ししまう。探したが見つからなかった。しかし残念なことだけではない。もう一つの鉢の銀メダカが卵を抱えていた。銀メダカは残り四匹オスだと思っていたから嬉しい。これは完全銀同士の子かもしれない。親に食べられないように卵を取り、別のガラス鉢に移した。10日後ぐらいに孵化する。楽しみだ〜〜〜

 そういやブログに「死にたい」とか書いている若い女子がいた。この子は気づいてないかもしれないが自己中心的思考だ。「死にたい」情報をいっぱい集め、そんなことばかり考えていたら「死にたい」妄想に囚われるに決まっている。毎日あいつが憎い殺したいと考えていたら殺したい妄想に囚われる。毎日エロエロ言ってエロのことしか考えなかったらエロに囚われる。毎日金金言って金のことばかり考えていたら金に囚われる。なんでもそうだが囚われるのは奴隷か犯罪者で、そこは幸せなど入ってこない檻の中だ。そんな不自由極まりないところにいつまでいても埒が明かない。囚われないようにすることだ。

「死にたい」欲望の自己中から他己中に転化すればいい。他を愛でることだ。あなたの知らない世界が開ける。銀メダカの卵はワシにとって知らない世界だ。毎日思い眺め育て愛でるだけでいろんなことが解り楽しい時が流れる。自己など初めっから単独では存在しない。



2021年6月12日土曜日

[7471] チョコ

 ●チョコ

外に鳥がいるんで、

様子を窺っているチョコ。

それを見ている

家の中の鳥。