●損得
キトキトリーダーの吉野さんが秘宝を取りにやってきた。
あいも変わらずカッコいい風体だ。
随分前に「山形でまともなのは僕とわじんさんぐらいだね」と言っていた。
成れることなら吉野さんに成りたい。
そんな吉野さんにそんなこと言われ、嬉しくない筈がない。
損をしてでも、スケベ絵は吉野さんに譲る。
徳(得)を積む。
遜(損)を積む。
●損得
キトキトリーダーの吉野さんが秘宝を取りにやってきた。
あいも変わらずカッコいい風体だ。
随分前に「山形でまともなのは僕とわじんさんぐらいだね」と言っていた。
成れることなら吉野さんに成りたい。
そんな吉野さんにそんなこと言われ、嬉しくない筈がない。
損をしてでも、スケベ絵は吉野さんに譲る。
徳(得)を積む。
遜(損)を積む。
●主客合一
坐禅中にふと閃いていい絵ができた。
かなり満足。
タイトル:陽と海
サブ:主客合一
「夜 暗くなると ◯は隠れる
朝 明るくなると ◯は顕れる」
SSに見せたら、反対だと言う。
「陽が沈むから、暗くなって、夜になる。
陽が昇るから、明るくなって、朝になる」
それもありだ。
だから主客合一なのだ。
●KO
いつもより長めで奥行きが厚いパネルが必要になった。
いつものパネルに拾い集めた材木を継ぎ接ぎする。
材木は歪んでいたりする。
あとでサンダーで修正すればいいと思いながらやる。
かなり適当、いい加減。
ちゃんとした木材を買えば済むことだ。
別に高くもないが、買わない。
誰でもすることはしない。
実は単にケチなのだ。
しかしペリペリ画法はそんなケチな性格が功を奏して生まれた。
創造とは知識でもなければ計画でもない、偶発的。
ボクシングのKOと同じで、一瞬で決まるもの。
●高み
談判は見事成功した。
今回思ったのは
人間の思考は右と左に分けられる。
両方共にあるからだろう。
右と左の思考の拮抗の奥には見えない心がある。
そこから左右に別れたのだから。
心は深みからの清浄な湧き水だ。
そこで閃いたのが深みの反対の高みだ。
深みはわからない深淵だ。
高みはわかりやすい未来として描ける。
右と左があって、そして深みと高み。
この添付の木のように。
見えない根は深く
枝が左右に広がり
梢を高く天まで伸ばす。
これで丸く収めた。
●I love your smile.
「この絵はまだありますか。秘宝展の中で、ひときわかっこよかったです。これ見てから、創作意欲が出てます。いつも励みになります」とこれまで山形で会った人間の中でNo. 1センスのヤツからメールがきた。
I love your smile.(添付写真)
「お前はいつもニコニコしていろ!」ではなく
「私はあなたに笑顔を与えることで幸せになる」だ。
これは自利利他のこと。
「あなたに笑顔を与える」が利他。
「それで私は幸せになる」が自利
自己中心は自分の好き嫌いが中心で
自分が喜べばよく、他人の笑顔は考えてない。
非自己中でいこう。これが心よ。
●湧き水
水道水でコーヒーを淹れたりご飯を炊いたりする。
水道水にはカルキが入っている。
これがとりあえず安全と言われる社会だ。
カルキ抜きのすごいフィルターやすごい炊飯器を使用する。
これが安全な社会の進歩発展だ。
それでも水は水道水だ。
「湧き水で淹れたコーヒーは美味いね」と人は言う。
人を楽しませたいなら、もし湧き水があるなら
湧き水で淹れたコーヒーを出す。
なんの策略もない。
恩を売るのでもない。
湧き水が心だ。
心とはただそれだけ。
●心を取り戻す
弟から電話で「彼は封建的なんだ」と。
封建的を調べた。
「上下関係を重視し個人の自由や権利を抑え込もうとする古い考え方」
あらら、面倒臭いね。
しかしそれは社会ではそんな言葉があるだろうが、ここでは大袈裟だ。
彼は単なる自分勝手。
勝手になる前があることに気づいてないだけ。
上下関係:皆平等だし。
抑えこむ:相手が可哀想だし。
古い考え:諸行無常だし。
これは般若心経に書いてあるようなことだ。
父親は死ぬ前に般若心経を写経していた。
母親はそれをそらで言えてた。
私も倣ってそらで言える。
とにかく私利私欲になる前に心があるのだ。
まずは「心を取り戻す」だね。
そこが初心であって清浄な湧き水だ。
どうせなら湧き水でコーヒーが飲みたいだろう。
上下関係でコーヒーの味がわかるか。
抑え込まれてコーヒーが飲めるか。
古いコーヒーはうまいのか。