2026年3月30日月曜日

[9120] 職人気質

●職人気質
 最近は澄浄に埋没しようと自分の中の職人気質を大事にしている。
 ペリペリ画法。両面テープに大体1㎝ 置きの切れ込みを入れる。板パネルを用意し四隅に両面テープを貼る。テープの周りに木工用ボンドを均一に塗る。その上にペリペリ用の2㎜ の厚紙を貼る。紙がズレないように上から両手拳で押し均す。その上に厚い板を乗せクランプで挟む。一日置く。後日、本番のペリペリ画の作業が始まる。本番前のこれらが楽しい。やった分だけ間違いなく前進するからだ。このような行程ひとつひとつをコーヒーを淹れる時のようにやる。コーヒーやお茶を淹れる時間は美しい。飲み物の味だけでなくその奥にある澄浄な時間を満喫できるからだ。
 今朝は庭で朝食。降り積もった花粉が庭のテーブルにこびり付いている。雑巾で何度も何度も拭く。この雑巾をバケツの水で何度も濯ぐ。そして干す。澄浄は脇や影にあるもので人が思う中心にはない。中心も脇だ。
 





2026年3月29日日曜日

[9119] 切り上げる

 ●切り上げる
私の1日は坐禅・絵・家事・庭・読書・日記・粘土・映画など
だいたい1時間単位の時間割で事は進む
例えば読書を時間割以上にやってしまうと次の行程にズレ込む
次の行程が追い込まれてしまうのだ
これによって心身の中にズレが生じる
これが癖になるとズレはどんどん大きくなる
当然、追い込まれる感覚も大きくなる
そして何かに追い込まれていると妄想する
そもそも自分のズレが発端なのに
さあ、時が来たらスパッと切り上げればいい
坐禅はそれを身に付ける
なにせ、どうでもいいのに1時間も座るのだから




2026年3月28日土曜日

[9118] いじる

 ●いじる
家の中の植物を外に出す
家の中がスッキリした
冬から解放された気分だ
まだ風は冷たいが
私は自分の仕事を
『粘土いじり』と呼んでいる
作っているというよりいじっている
1日1回とりあえず粘土をいじる
面倒でもいつの間にか楽しくなる
絵もいじる
庭もなるべく1日1回いじる
絵日記は今日1日の思いをいじる
坐禅は無我をいじる




2026年3月27日金曜日

[9117] 答えの中

 ●答えの中
答えを求めていろんな情報を漁るのはやめてみる
偶然も必然も天災も人災も何もかもが無常の中にある
無常は目の前の基本でしかも全てを覆い尽くしている
これほど確かな『無常』こそ時間をかけて考察することが大事だ
私たちは間違いのない答えの中にいるのだから
さて『無常』とは?




2026年3月26日木曜日

[9116] 無常

 ●無常
 チョコがまたまた脱走。それらしき穴はあったが狭いので違う気がする。
 とりあえず穴を修復しながら思った。チョコは日課の庭見回り途中で偶然抜け穴を発見する。この世はすこぶる広大なジャングルだ。穴が空いたり閉じたりするのは偶然なのだ。偶然の中の一部に穴を修復し閉じる私がいる。修復を見ている猫がバカなわけではない。私の心臓は勝手に動いている。私そのものだって偶然生きている。だからチョコは正しい。全てが偶然ならば全て運命なのか。運命であるならそれが必然になってしまいそれは偶然ではないのでそうではない。ならば偶然もまたそうではない。一番適した言葉が『無常』だと思った。





2026年3月25日水曜日

[9115] はじめに作り話ありき

●はじめに作り話ありき
『はじめに作り話ありき』
作り話に騙され不自由にならないために
まずは話を否定する
しかし否定するのに否定話が必要だ
そこで否定した自らの話も否定すべきだ
偽善や夢幻や希望に陥らないようにしながら
否定掛ける否定で肯定になる
これがまったき透明な肯定だ
そんな私の話も否定することだ
 これで清々しい





2026年3月24日火曜日

[9114] さくらんぼわじん

 ●さくらんぼわじん
展覧会案内
農業がテーマ、百の姓で猫仲間百人
『明るい猫村』展をやります
場所:北鎌倉古民家ミュージアム
4月4日から5月17日まで
*農業の思い出を色紙に書いた
金のない若い時代、さくらんぼの季節は田舎に帰り
収穫箱詰めして東京の知人らに販売していた
人気だったので猫作家になってからも続けていた
今年、実家のさくらんぼの木を全部伐採するらしい
金のない時代を支えてくれた木達
これから薪になり温もりになってくれる
最後の最後までありがとうです