2026年6月6日土曜日

[9188] 数

 ●数
とりあえず方形に絵を描く。
近づいて角を見ると微細なアール
直角などどこにもない。
自然界も人工物もどこもかしこも曲面だ。
全ては曲面でできている。
つまり形は美しく完璧だが
その長さは正確には分からないのだ。
数値はいつだって近似値なのだ。
数は本物に近く似せたもの。
数の多さや高さや大きさや重さ
これらに惑わされないことだね。
適当で。





2026年6月5日金曜日

[9187] 自己観察

●自己観察
Aさんがスマホでカメラ映像を見ている
Bさんが隠れてAさんを見ている
Cさんが隠れてBさんを見ている
Dさんが2階にいて一階天井穴からCさんを見ている
2階にはAさんの監視カメラがありDさんを見ている
人は観察しているようで観察されている





2026年6月4日木曜日

[9186] 労働不足

 ●労働不足
胃が痛い。
東京の個展で
大勢の人と言葉に酔って
風邪ひいて寝込んで
身体が労働不足だ
そこで1日中
薪運びをやった
いい汗かいた





 

2026年6月3日水曜日

[9185] 無分別

 ●無分別
分からないままにして置けないのが人間だ
分からない(元)から、分かろう(頭で)とする
だから元の無分別から遠ざかり頭の分別に支配される
分別とはいいか悪いか好きか嫌いかやるかやられるか
『好き』をやれば、なぜか『嫌い』に囲まれる
そこはあっちこっち上下左右前後に囲まれた檻だからだ
人はそこからなかなか抜け出せない
好き嫌いなどのもっと奥に無分別という元がある
今回の個展の『盲点』でその逃げ道を見せた
物事は身体が勝手にやっていくうちに頭を超える
頭が透明なら身体と共(無分別)に理解を得る
無色透明な本来の元を掴む





 

2026年6月2日火曜日

[9184] 解決

 ●解決
人間は解を求める
それでいろんなことを考える
しかし解決は絶対ない
円を見れば分かる
正円は解決した完全な形だ
それなのに円周はいまだに無限に解決しない
昨今のAIでπの解決を試みる
しかし小数点以下300兆を超えても解決はない
これを心情的に言えば「満足という解決は無い」
人間は無い満足を求めている
それは幻を追うようなもの
求めるから満たされない
求めない
つまり坐禅が解だ





2026年6月1日月曜日

[9183] 一物仕立て

 ●一物仕立て
 さて風邪も治ったことだし草刈りして。
 ペリペリのもっと奥を探究したい。他の事柄を借りずにペリペリそのものズバリ、ペリペリの根源をやらねばと思う。なにものとも比べないオレがオレになるようなものだ。『天上天下唯我独尊』だ。これまで数点、それに挑戦したがイマイチだった。しかし今回の個展でいろんなものの根源を表現した。個展タイトル通り『とうとう来たね そろそろ行こうか』、ペリペリの根源にそろそろ行こうと思う。
 ペリペリは紙を剥がす行為でペリペリと剥がれる音から名付けたもの。音といえば芭蕉の句『古池や蛙飛び込む水の音』は大好きな一物仕立てだ。ペリペリの一物仕立て、ペリペリ以外を追いやる。できてなるほどずいぶん思いもしない可能性があると思った。
『ペリペリはペリペリがペリペリす』
*ちなみに句の中に『は・が・す』を隠し入れた。





2026年5月31日日曜日

[9182] 熊

 ●熊
そうそう
うちの村の市役所近辺に
熊が出たらしい
住民票でも取りに来たのかも
*****
川上弘美の『神様』を思い出した
「くま」がマンションに引っ越してきた話だ