2019年8月31日土曜日

[6821] 素人大工

素人大工
ドッヒャーーーー、巣が欠けた!
 細部を直していて円盤一つ壊してしまった。思った以上に脆く柔らかいのだ。それにしても真っ白で綺麗。ミツバチはこんな素晴らしいものを作っているんだと感心してしまった。
 ところで素人大工と言われるブリコラージュについて。寄せ集めやあり合わせの道具や物で修理したり作ったりすることをいう。一人でいろいろ考え、大きさや高さや構造をイメージし、ラフな図面を描き、工作し、作業するのだが、適当なのでときどき間違え、そこで知恵が働き、出直し、また失敗し、と何度も喜びや残念を繰り返し、新しい発見を得てなんとなく出来上がる。このプロセスは過去や未来がなくなり瞬間瞬間を生きている感覚がある。このことでニホンミツバチとの一体感を味わう。ニホンミツバチとの一体感は大自然全てとの一体感で、自分と自分以外の境界が失せる。無我の境地に立って歩いている感覚だ。恋愛と同じだ。だから道具にしても物にしても他人のものは借りない。これは道具や物のあり合わせだけでなく、知識などについても同様だ。自分の中にあるあり合わせの知識で行う。だから人の知識は借りない。他人の優越感などのエゴを介入させない。必要なものはここにある物から自分で探す。その物自体の目的とは違ったものでも構わない。もともと大昔から人間は目の前にある物と個人の持っている僅かな知識だけで自分と世界とのズレを応急処置し生き延びてきた。そこから発見や発明が生じ、世界を塗り変え、安心や安定を手に入れきてきた。だから当然、僕は出来合いの養蜂箱を買うこともなく、出来合いの人の知識を聞くこともない。一人楽しく素人大工をするわけだ。このブリコラージュが創造なのだ。マーケットやネットの中に売っている作られた物ではない。ところで僕は陶芸をやっているけど、陶芸を習ったことはない。絵画も習ったことがない。そのような学校にもいってない。だから先生も師匠も先輩もいない。小説の書き方も、自転車の乗り方も、猫の飼い方も、恋愛も習ったことがない。生きること自体、習ったことがない。全部ブリコラージュなのだ。誰もがみんなブリコラージュしているんだけど、誰かに習い模倣し、プロと比較し、劣等感を持ち、余計な概念が喜びにストッパーをかける。孤高の素人大工には危険も失敗も伴うけど、喜びは多大だ。未決定や未完成が生死の不安を取り除く無時間を引き出すのだ。だから世の中にプロなどいないはず。恋愛にプロがいないのと同じことだ。社会の役割としてのプロはいるだろうが、もう既に素人ほどの可能性はない。習うより慣れろとはよく言われるセリフ、だから何度も反復する。教えてもらうより盗めもよく言われるセリフ、だから本歌取りや盗用をする。とりあえず僕はプロという人を騙す肩書きをブリコラージュしたが、それは目の前の道具の一つに過ぎない。道具が少し増えただけで、あいも変わらず子供の頃から60年間ずっと中途半端な素人大工だ。

2019年8月30日金曜日

[6820] ブリコラージュ巣箱

ブリコラージュ巣箱
我が庭の可愛いミツバチを守るため、この三日間で天敵スズメバチを5匹退治した。
 ところでミツバチの巣が昨日より大きくなっている。個展が終わった頃にはもっと大きくなって何かと面倒になるなぁと思う。今のこの大きさなら間に合う木材があるので、いろいろ大工する。刺されたら、個展に支障をきたすので、帽子にラーメンの麺を掬うやつをくっつけ、ビニール袋を被り、網のところに穴を開けガムテープで止める。
 写真、円盤状の巣が全部で八つあり(あらここも8だわ、縁起良し)、左側に五つ、梁の下に二つ、右側に一つある。大きい左側を箱で包み込み、巣がこれ以上大きくできないようにする。梁下はそのまま。ミツバチは左側がきつくなったので、多分右側に巣を広げるだろうと予測し、右側の小さい方にMy巣箱を取り付ける。これで右から左、そして下へと巣を作ると思うのだ。まあこれで真冬の大雪でも安心だろう。


2019年8月29日木曜日

[6819] 養蜂箱

●養蜂箱
ニホンミツバチの飼い方を勉強する。
セイヨウミツバチとは違って
飼うのは大変難しいらしい。
飼い方もずいぶん違う。
どうやって蜂蜜を取るのか?
女王蜂はどこにいるのか?
どうやって増えてゆくのか?
などいろんな疑問が
大体解けてハチ社会の構造や仕組みもわかってきた。
しかし一番の問題は
このハチ達をどうやって
My巣箱に移動させるかだ。
気に入らないと逃げちゃうらしいんだ。
三つぐらいのアイデアが出たが、まだまとまらん。
とりあえず養蜂箱を大工。
半分できた。
最近はクソ暑いせいもあってか、
大工が面倒になっていたが、
ミツバチのおかげでやる気バンバン。
これから個展もあるけど
ハチだから末広がりに良くなるような気がする。

2019年8月28日水曜日

[6818] ミツバチ

ミツバチ
草刈りしていて、
庭の薪棚にミツバチの巣を発見!
びっくりしてしまった!
こんなの初めて見たさ。
毎年、蔦のパーゴラの花に
ブンブン飛んでいたから
どこからくるんだろうと、
気にはしていた。
なんと! 
ワシの庭に巣を作ってくれた!
嬉しい!
実は今日ワシの誕生日。
こりゃあ、たぶん
最上川芸術祭に
頑張り奔走したから
神様からの誕生プレゼントだね。
そうとしか思えない。
楽しみ増えたわ。
あんがと、神様。
さてこれから養蜂の勉強だ。
個展後、
蜂蜜もらって、
越冬のために暖かい巣箱作ってやろう!



2019年8月27日火曜日

[6817] 破裂音

破裂音
2.5の右目の傷は良くなっている。
眼帯をしていると目を使わないので
とりあえず痛みは薄れる。
だけど片目では何もかも出来が悪い。
そこで目を閉じて横になる。
すると眠りの境界に入る瞬間なのか、
頭が空っぽになる瞬間なのか、
パンだかプツリだかの破裂音が聞こえ
ビクッと驚く!
昔からこの音はなん度も聞いていた。
そのたびに驚く。
花が開く音と
花びらが枯れ落ちる音を
同時に聞いたような‥

2019年8月26日月曜日

[6816] 最上川

最上川
最上川芸術祭の企画書ができ、参加者に送った。
最上川が日本一のことや
碁石のことや
波のことなど
最上川からのアートのイメージが迸り出た。
で、目の前の最上川を見たら
碁石に乗った釣り人二人。
今すぐ水嵩が上がるとか‥
ないかぁ
大波が来ることは‥
ないかぁ
舟下りの時間も過ぎたしなぁ‥
なんか来ないかなぁ‥
そうだ!
サギが来て
奴らスレスレに
飛んでくれーーーーーーー

2019年8月25日日曜日

[6815] 個展案内

個展案内
さて名古屋の個展も近づいてまいりました。
『私たちはどこを歩いているのか?』
という疑問文のタイトル。
もし、今、やや苦しかったら
もし、今、やや退屈だったら
もし、今、やや不満だったら
もし、今、やや不幸だったら
まだ誰も歩いていないところを歩いてみようか。
そんな道はない。
そう思うこと自体がもう使い古された考え
古い道だ。
古い道は安心もありし安定もあるように思える。
日常は同じ繰り返しだが
実はそうでもない。
同じことは全くない。
でなければ歳など取ったりしない。
どこかに向かって毎秒変化している。
なのに古い道を歩こうと思うなら
思考と身体にギャップが生じる。
思いとは関係なく身体は変化している。
古い道は思い込みだ。
その道こそ幻想だ。
もしかして思いが古いのかも
思いは新しいを嫌う。
思いは人に押し付けがましい。
その思いこそ幻想かもしれない。
ならその思い込みを裏切ってみようか。
・・・・・・・・・・・・・・
201993日(火)~98日(日)
1000 1800(最終日1600迄)
全日います。
ノリタケの森ギャラリー
451-8501 愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
電話:052-562-9811
https://www.moriwajin.com/post/『私たちはどこを歩いているのか-

2019年8月24日土曜日

[6814] 三毛オス

三毛オス
今日は秋の香りがする。
太陽の下でヒゲを切る。
よく見ると
ワシのヒゲは
黒と白と茶色だ。
おー! ワシ、三毛のオスじゃん。
SS「んー、歳も歳だし、30万円で売れるかな」

2019年8月23日金曜日

[6813] 最上川芸術祭

最上川芸術祭
11月の個展。
個展などは未来に繋がっていかなければ、
その場限りの自己満足でしかない。
それも大した満足にはならない。
そこで個展を超えて
『最上川芸術祭ー大海に向かって流れよう是!』
にするぞ!
頑張っている。
閉じた美術館を解放しようとしている。
いやいや大変。
とりあえずやや順調。
これをやり始めて
僕は初めて未来というものが
わかりかけている。
『小松均オマージュ碁点』ができた。
これまでにない可能性のある作品だと思う。
閉鎖的な美術館を解放しようと
自由な表現ができる場を作ろうと
求める気持ちがこの絵を描かせたようだ。
気に入っている。
未来は開かれるべきだ。
自らを思考で閉ざしては、ダメだ。
いろんな囲いを正当化する思考や
囲いを強固にする思考を
取り外してみよう。
自分だけでなく他人も
若者の自由を押さえつけたり
封じ込めたり締め付けてはダメだ。
先を暗くしてはダメだ。
まだまだ人類の進化は途中なんだから。
こんなことを
この作品ができて
しみじみ思った。

2019年8月22日木曜日

[6812] 2.5

2.5
夜中、右目が痛かった。
傷ついているようだ。
今朝、眼科に行った。
眼圧とかいろいろ検査する。
すごいこと発見!
視力両目とも2.0だった。
なぜかほぼ見える。
驚かれちゃった。
もう二段下でも見えそうな。
2.5 ぐらいまでイケそう!

2019年8月21日水曜日

[6811] 因果応報

●因果応報
エラいことをしてしまった。
30年ほど前のことだけど
猫の造形で流行を作った。
そのせいで
今はおばさんの猫作家がいっぱいいる。
皆、楽しそうに
各地で温泉入って展示会をしている。
おばさんに老後の幸せを与えてしまったのだ。
ということで
エラいことしたわけだ。


2019年8月20日火曜日

[6810] ドッカーン

●ドッカーン
己の中に
思考がある
良し悪しがある
それらは面白くない
世間のあらゆることには
通用しない
窮屈なんだ
面白いことは大切だ
面白いとは
ハッとする感じ!
ワッとする感じ!
おぉっとする感じ!
思考が空中に放たれる
その瞬間!
ドッカーンと空間が広がる
もはや思考の元の
己はどこよ?
って感じさ
己の中に
思考がある
良し悪しがある
それらは面白くない
世間のあらゆることには
通用しない
・・・・・・・・・

2019年8月19日月曜日

[6809] 自由

自由
表現の自由は当然だ。
暴力に自由はない。
脅迫に自由はない。
権力に自由はない。
金は自由にならない。
親も子も自由にならない。
友達も自由にならない。
恋人も自由にならない。
世間は自由にならない。
だから人は自由に表現する。
まあ、それはいいとして
僕はもう少し奥に興味がある。
だからペリペリなどと言う
不自由な囲いを剥ぐものを発見した。
キズやシミが新しい美として現れた。
これらは僕にとって
より自由な表現を可能にする。
もう一歩先に行けそうだ。


2019年8月18日日曜日

[6808] マラソン

マラソン
今日はこのクソ暑い35度以上もある炎天下でマラソン大会。
ウチの目の前を通るので眺めていたが、
ほとんどみんな死にそうな顔。
何人か倒れたらしい。
ボランティア監視員も暑くて大変だ。
ハスの葉っぱを頭にかけてあげた。
しかしなんでこんな暑い日にわざわざ走るのだろう?
一人二人なら変わり者だが、大勢が走る。
それも毎年増えているらしいから
これは人間の特性なのかもしれない。
群れに遅れないように
仲間外れにされないために走る。
それとも群れから逃げるために走る。

2019年8月17日土曜日

[6807] ドラマー

●ドラマー
へぇー、へぇ、へぇ、へぇ(四方八方ビッグバーン的驚き)。
 パンツバンドのドラマー、ゾウ君ができて、一人驚き喜んでおります。
9/3からの名古屋ノリタケの森の個展に出します。
よろしく。

2019年8月16日金曜日

[6806] キズ・シミ

キズ・シミ
『ペリペリ』の剥ぐ行為の中には
ナイフの『キズ』と
絵の具が染み込む『シミ』が重要。
なぜかこれらが美しい、面白い。
ペリッと剥いだ時も美しいと感じたが
キズもシミも美しい。
よくよく考えてみると
『剥ぐ』『キズ』『シミ』
みんなマイナス的な意味合いだ。
擦りむいた瘡蓋が剥がされ痕になり
シワが傷のように見え
シミが増えてきた
長い人生を物語っているような。
ペリ・キズ・シミだけで
俳句の一物仕立てのように
純粋に空間制作
ワビサビが過った。
ワビもサビもある意味、マイナスだ。
やっと来たね!
新たな美意識野に到達したかもしれない。


2019年8月15日木曜日

[6805] イラガ

イラガ
夏場はパンツは履いているけどほぼ裸族だ。
桂の葉っぱに肩が触れたとき、鋭い痛みを感じた。
火傷のような、感電したような
この痛み、前に経験あり。
そう、イラガだ。
蛍光黄緑の毛虫だ。
水で流し、ガムテープペタペタ、毒吸引器。
それでも痛いわ。
しかしまあこれだけでよかった。
裸で草木に触れながら
ガンガン草刈りを何度もしてた。
あの時やられていたら
全身ビリビリだったろう。
もう裸で草木には触れません!
じんじん痛いわ。
あー、まったく面倒な・・
仕事でもしようっと。

2019年8月14日水曜日

[6804] 瑠璃寺

瑠璃寺
長野県の瑠璃寺には
『薬師猫神様』が鎮座している(添付写真)
盆にその瑠璃寺の住職さんから手紙が届いた
なんだろう?
なんと!
小説『ペリペリ』を読んでの感想だった
エログロで覆われた表面をきちんと剥いで
読んでくださったようで
嬉しい感想だった
内容はエログロとは言いながらも
猫神様誕生秘話
住職も登場するので
びっくりしたことだろう
わざわざ手紙での感想に感謝です。

2019年8月13日火曜日

[6803] 明滅

明滅
光は透明だ
プリズムを通すと七色に別れる
僕らはこの七色の世界を見て
いろいろ判断している
元は同じ一つの透明なもの
部分をまともに信頼してはダメだ
覆っている様々な色を剥いで観察する
透明だから何も見えない
不確定性原理のような
風は目に見えないが
吸ったり吐いたり
呼吸でそれが感じられる
ならば塗ったり剥いだりで
微かな光は感じられるはずだ
この運動こそ光の明滅

2019年8月12日月曜日

[6802] 擬音語

擬音語
ペリペリの制作には
べちゃべちゃ
ペタペタ
キリキリ
ペリペリ
ゴシゴシなどがある。
なんか音を視覚化しているような
ふんふん
だから楽譜を描いたのか!
『観音菩薩』って音を観ると書くね
ふむふむ
お盆か

2019年8月11日日曜日

[6801] カブトムシ

カブトムシ
朝5時起床。
村の河川敷の草刈り。
終わって、爺さんたちと冷たいお茶。
でかいカブトムシのオスを捕まえたらしく、
孫が喜ぶ話をしていた。
なんか、ほのぼのしていいわ。

2019年8月10日土曜日

[6800] 小渕沢個展

小渕沢個展
今日から個展始まってます。
8月10日から18日まで
10:00~17:00(最終日は15:00まで)
場所:おもだか屋Art Stage
山梨県北杜市小渕沢町上笹尾篠原3332200
電話:0551205330
避暑地でいいところです。
確か、車ですぐに川があって泳げます。
滝もあってとても気持ちいい。
昔、友達が溺れそうになりました。
よろしく。

2019年8月9日金曜日

[6799] おお!

●おお!
外の水鉢から救ったメダカの稚魚を数十匹、
家の中の水鉢で飼っている。
ん?
色や尻尾が微妙に違う稚魚を発見!
上か見ると尻尾が開いている。
おお!
金魚の稚魚だ!
捕まえて小さい金魚鉢で飼うことに。
ガハハハ
楽しみが増えたわ。

2019年8月7日水曜日

[6797] 検閲

検閲
はいはい
裸はダメよ!
ふしだらだ!
君は
パンツはいてる
良し。
(パンツバンドのダビデ君です)

2019年8月6日火曜日

[6796] アート

●アート
基本、アートは革新で世の中の凝り固まった常識に風穴を開けるものだ。淀んだ水に流れをつける活き活きさ。汚い水を飲み水に変えるような技。このくそ暑い時こそ必要な冷たい水を提供してみようという、それが好きでたまらない欲求でやる奴がアーティストだ。だからアートは何をやってもいい。なぜならそこにきちんとしたコンセプトがあって自律し自信があるものが社会に出現するからだ。犯罪とはちゃう。当然、ヤバいや嫌われる展示もある。でも人間は立派なもので未来を見据え好き嫌いを超えて表現の自由を認めたのだ。今時のにわか為政者がそこをネジ曲げて自分に都合のいい言葉を吐いてはいけない。淀んだ水に戻して人々を枯渇させてはいけない。テロや脅迫や締め付ける者はアートに負けているのだ。それを上回るコンセプトがないということだ。まだ現代の人間になってないのだ。それに屈する為政者もまたテロにもアートにも負けてる。為政者も目の前に立ちはだかる壁を壊すようなアートを、クソ暑いんだから冷たい飲み水のようにスッキリするアートを提示すべきだ。流れる水を止めるような言動は負けだ。ゲームが好きならこのルールでやってみるがいい。アート全般を隈なく勉強して自らもアートをやってみるがいい。到達地点はアートがわかる豊かなスーパー人間だ。

2019年8月5日月曜日

[6795] 個展案内

個展案内
さて今年で3回目のペリペリマシーンわじんの個展です。
タイトル:Middle Line ミドルライン
『私たちはどこを歩いているのか?』
内容:
綱渡りは見えるロープだけを渡るもの。
発想を逆転して、新しいところに行き着くには
「既知に捉われず、知らない見たことのないラインを歩く」
そこをミドルラインと名付けた。
(平面だけでなくミドルラインの猫造形もあります)
201993日(火)~98日(日)
1000 1800(最終日1600迄)
ノリタケの森ギャラリー
451-8501 愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
電話:052-562-9811
暑くて倒れない限り全日います。
https://www.moriwajin.com/post/『私たちはどこを歩いているのか-
https://www.noritake.co.jp/mori/look/gallery_detail/123/

2019年8月4日日曜日

[6794] 不自由と自由

不自由と自由
愛知のトリエンナーレが中止と聞いた。
この社会は
「なんで自由にやっちゃいけないんだよ」という感情と
「何やってもいいわけではない」感情が拮抗している。
子供と大人の対立みたいな感じだ。
子供は「オレ」がいっぱいいて
大人は「オレラ」が1つ2つ3つぐらい
オレという大人がいない。
さてそこで愛知に行くことを予定していた方々へ朗報。
同じ愛知の瀬戸市美術館で
猫展やっているから足伸ばしてみて。
僕の表現は猫に縛られているから不自由だ。
でもそこから大海を目指し
自由な表現をしている。
写真:昔の個展の写真です。だからブラウン管。
この猫の顔は三河国(現在の愛知県東部)で作られていた郷土玩具の招き猫を本歌取りしています。
人間の脳はだいたい3秒以上の集中力はないので
散漫で実はよく現実を把握していない。
だから間違えを犯しやすい。
しかしそのせいで静止画像のクジラが動いて見え、
そのうち自分が海中に入ってゆき、
目の前を地球最大の動物シロナガスクジラ30メートルが
大海を優雅に泳ぐ姿を間近に観察できるのだ。
 諸々へ
諸法無我・感情鎮火・涅槃寂静・拮抗超越せよ!

2019年8月3日土曜日

[6793] 美術館

美術館
今日から瀬戸市美術館で瀬戸市制施行90周年記念、特別展の『日本招き猫大賞の20年』という展覧会が始まります。ここはうまく成功したけど、同じ美術館でも地元の最上川美術館は大変ですね。11月に個展をする予定なんだけど、個展を超えて『最上川芸術祭』にして、猫祭りのような小さい規模ながらも20年以上も国内外で催され、今や猫作家もン千人を超える、そんなずっと続く歴史にしようと思うのだが、なかなか難航、、、ため息が出ます。 でも頑張るもん。
http://www.seto-cul.jp/information/index.php?s=1561976394