2019年7月31日水曜日

[6790] 灼熱

灼熱
ア”ーーーーーーーークソ暑い!
来年のこの時期にオリンピックだってよ!
笑っちゃうね!
生物は海から地上に出た。
人類の祖先はアフリカで生まれて
地球上に蔓延った。
AI社会が生まれつつある。
次は地球から出て宇宙へ向かおうとしている。
人間はわざと困難を作って
それを乗り越えることを
楽しみにするようだ。
とにかくビールを発明したやつは偉い!
*思うのは
ペリペリの概念が前提にあって
進化に権力が付随しているような気がする。

2019年7月30日火曜日

[6789] 反社会的勢力

反社会的勢力
反社会的勢力を描いている
最上川碁点の裏の山には
反社会的勢力がいっぱい棲息していて
よく川にやってくる
うちは狙われたことないが
実家や近所の池の金魚を狙っては食べ
空から大量のウンコを撒き散らし
屋根一面を白く汚し
辺り構わずゲロを吐く
ときどきナイフで刺されたような
ギャーッギャーッ
叫び声が聞こえる

2019年7月29日月曜日

[6788] 昼寝

昼寝
夜中、クソ暑く、汗で溺れた。
寝不足なので昼寝をする。
そういや東京時代、よく昼寝をしていた。
あの頃は金も仕事もないのに
まったく焦ってなく
絵を描いては
余裕で優雅に昼寝をしていた。
夕方になると聞こえてくるカナカナゼミの音が心地よかった。
何であんなに余裕があったのだろう?
そうか夢を食って生きるってあーいうことなんだ。
今は現実に追われているような
どう見ても優雅な昼寝ではなく
身体のために寝ている。
だから絵を描き始めたんだろうと思う。
その絵もどんどんわけがわからなくなって
うまいこと夢みたいになっている。

2019年7月28日日曜日

[6787] 古展案内

展覧会案内
古展をします。
『古展』
 日本全国の古い郷土玩具招き猫を本歌取りした個展です。
会  場 :瀬戸市美術館 2階
日  程 20190803日(土) 20190929日(日)
瀬戸市美術館
所在地:愛知県瀬戸市西茨町113-3 瀬戸市文化センター内
電話:0561-84-1093

2019年7月27日土曜日

[6786] どぶ

どぶ
今日は関西から『どぶ会議』の面々がやってきた。
『どぶ』は奈良県の天才杜氏と言われるお方が作ったお酒だ。どぶとは言うがどぶではなくにごり酒。東北に数あるどぶファンの飲み屋さんにファンが集い、杜氏を囲んでドブ三昧をする飲み会だ。昨日は酒田、今日は村山、明日は山形、そして他県に行脚、全部で半年続く。寒くなれば半年間、酒蔵から一歩も出ずに酒造りになる。半年酒造りして半年飲み遊ぶ。面白い仕事だなぁと思う。数年前に僕の庭でどぶ会議をやったが、いやはや、すげぇ酒豪ばかり。だからワシはもう参加しない。それでも毎年この時期、お土産など持って訪ねてきて一時間もしないで帰る。長居しないところが名残惜しくて旅芸人たちのような哀愁と清々しさを感じる。
 どぶは炭酸で割って飲むと飲みやすく旨い。多分知らない人が飲んだら、甘くもなく、なにこれ? となる酒。通好みっすね。
 写真:酔っ払いが杜氏人形を壊したらしく修理。

2019年7月26日金曜日

[6785] ペリペリ小松均

ペリペリ小松均
昨日の続き。
そこで小松均の水墨画『碁点』をペリペリした。
(昨日の絵日記の写真と比べてね)
僕がイタコになって11月の最上川美術館の展示会場に
小松均さんを蘇らせるわけだ。
*ところでイタコなどと思ったせいなのか、今朝、小松均が僕の身に降りてきた。自分事のように小松均の人生が思い浮かばれ、とめどなく涙が流れて止まらなかった。なんだろう、この心情を揺さぶる感覚は? 小松均は僕にとって魂的な存在のようだ。何かを伝えたいのかもしれない。
 現在の最上川美術館は元は真下慶治記念館で、真下慶治は生涯最上川ばかりを油彩で描いた画家だ。真下慶治死後、2004年に市制50周年記念事業で、世界でも活躍する村山市出身の建築家の斬新なデザインで真下慶治記念館が建った。真下慶治記念館は一個人の美術館で展覧会はごく私的なものだけだった。それが幅広く解放することを目的に三年前の2016年に最上川美術館になった。しかし展示内容は別に前と変わりない。
 僕は十年前に碁点の真ん前に住み、三年前、平面作品に取り組み始めペリペリの手法を発見した。そこに最上川美術館での個展の話しがきて、何故か個展を超えて最上川をテーマに最上川芸術祭をしようという気になってきた。若手に声をかけているうちに、まるで仕組まれていたように降ってきたのが小松均だ。
 年齢順に小松均は水墨画(1902年生まれ)、真下慶治は油絵(1914年生まれ)、そして僕らが最上川芸術祭をやれば歴史が始まります。さあ閉じていたダムを開こう。様々な技法やアイデアやコンセプトで最上川芸術は未来に大海原に流れるのだ

2019年7月25日木曜日

[6784] 小松均

画家 小松均
 ここ村山市で育った凄い日本画家がいる。
 小松均(19021989)だ。彼の描いた墨絵最上川三難所は大変迫力があり、カッコいい。
 最上川は、延長229kmで、一つの県のみを流域とする河川としては、国内最長。日本三大急流の一つとも言われ、船がなかなか通りにくい三難所がある。三難所は全て僕が住んでいる村山市にあり、碁石を並べたように岩が突起する「碁点」、川底に細い岩礁が三層をなす「三ヶ瀬」、岩礁が川底全体をおおい急流になっている「隼」の3つがある。ここを通る船下り観光がある。
 小松均の三難所の絵の中でも僕が好きなのが『碁点』(94×368cm)の絵だ。こんなかっこいい最上川の絵を展示してこそ、最上川美術館だろうと思った。しかしその絵は京都府大原の小松均が住んでいた家を美術館にして展示されているらしい。ネットで見た限りもうかなり古い家だ。この絵を故郷の最上川美術館に保存したいものだ。 
*写真は本物の絵の左半分です。

2019年7月24日水曜日

[6783] ・・ラ

●・・ラ
この間、モグラを捕まえた時に思った。
でかい動物のゴリラやクジラは
三文字名前の最後に『ラ』がつく。
だから同じようにでっかい怪獣の名前も
ゴジラ、モスラと『ラ』がつく。
でも土の中のモグラとオケラが
なんで『ラ』がつくのか? 
土の中は未知だ。
でかい親玉が
土の中に潜んでいると思ったのだろうか。
『ラ』は「彼ら」などのように
複数形で使われるから
多い大きいというイメージから
大型動物には『ラ』が用いられたのだろう。
それはそれとして
東京の下町っ子が
自分のことを「オイラ」っていうのが
イマイチわからん。
態度がでかいのだろうか?
*写真のザトウクジラはSSが描いたものです。

2019年7月23日火曜日

[6782] 点と面

点と面
右翼と左翼という言葉がある。これってイマイチ要を得てないように思う。時間が蔑ろにされた概念だと思うのだ。絵画的思考で、代わりに『点』と『面』といった新しい概念で考察してみた。この方が理解しやすい。余計な問題もある程度解決するように思われる。
 保守を『点』とする。さて家は保守することが大事で、例えば家で生まれた長男と次男で考えてみる。長男が家の跡継ぎをして歴史が作られてゆく。稼業でなくても伝統的な行事とか親の口癖とか行いとか習慣などが跡継ぎされる。祖先や先輩を敬い縦関係や上下関係が形成される。この流れとは違った次男の方向性がある。次男は家を出て自立に向かう。そこではいろんな他人に出会う。出会った他人は他所の家々の次男達だ(一人旅に出た子供達を次男とする。だから長男も次男も三男も長女も次女もなんでも含まれる)。経験を積んで他所のいっぱいの『点』の複雑な関係性や多様性を学ぶ。次男が他人を知り学ぶ関係が横関係で『面』だ。『点』の集合でもある。『面』には変わった『点』がいっぱいあるので新しいアイデアに満ちている。次男は知り得た新しいアイデアを長男や実家に使ってもらおうと提案するが、家では伝統を重んじ先祖の手前、新しいことはなかなか受け入れない。例えば「便所は和式だと膝が痛いので椅子のように座ってやる便座にしようぜ」「酒とは違ったワインというものがあるらしいから、それ飲もうぜ」などと軽く言えば家が乱れ上下関係が崩れる。これが左というニュアンスになるけど、実は現実の『点』も理想や空想的な『点』も知っていて実験しようとしているので思考は『点』の集合であり、『面』なのだ。もしこの次男が他の『点』の他人とは他人行儀で、家や長男との関係性の方が生きやすいとなれば、次男は長男の子分になり分家する。家という『点』の拡大に点々と向かう。
 ところで時期が来れば『点』は『面』のアイデアを受け入れることになる。このアイデアが時代の流れを進めるイノベーションだ。家の歴史とは違ったこの方向の時間の流れの歴史がある。次男のアイデアが家に取り込まれたからと長男が追い出されるわけではない。追い出された場合は次男が長男化するだけだ。『面』が『点』になる。もともと『点』も『面』も跡継ぎの性質を受け継いでいるからだ。しかし『面』はあくまでも自分のアイデアが使われ時間を進め絵画面でいえば非中心化に向かうことが最大の目的で『点』を維持経営することをそれほどの目的としていない。

2019年7月22日月曜日

[6781] ロボット

ロボット
人間に似せた精巧なロボットだろうと思っていた強靭なSSが痒い痒いと全身内も外も蕁麻疹ができて掻き毟り腫れ上がり超人ハルクに変身するのかと思いきやパンパン顔で寝込んでしまった。今朝、病院に連れて行ったが苦しそうだ。
 この症状、身に覚えがある。NYにいるときチャイナタウンから買ってきた生のカニを茹でていたら気持ち悪くなりトイレに行ったら上からも下からもダーダー。手の平も足の裏も腫れて痒い。小便したら腕ぐらい腫れ上がっている見事なワシのちん。そのまま倒れて昏睡。二日ぐらい経ったろうか、ようやく目が覚めた。一緒にいた知人が「病院に行くか?」と聞いたらニヤニヤ笑いながら「行かない」と答えたらしい。僕はそのとき、夢の中で白いワンピースを着た顔が明確ではないぼやっとした可愛い少女の手に引っ張られて草原をスローモーション、そのまま宙に浮いたとき、少女が「行くか?」との声に「行かない」と答えたのだった。
 しかしSSはカニ食ってないし、ほぼワシと同じものを食っているのに、何が原因だろう? スカッとしないジメジメした陰気な陽気、菌が蔓延しているのだろうか? それとも猫の体に付いていた菌でも舐めたのだろうか? 早く快復してくれ!

2019年7月21日日曜日

[6780] 代行バー

代行バー
記事「呑んで、車で寝て、起きて運転したら、捕まって、無職に」だって。
職失ったんだ!
酔いが醒めていると思っていたのにね。
可哀想だなぁって思うさ。
ワシがもし寒河江にあるレストランで呑んだら
代行代に家まで一万円近くかかる。
呑む以外の金がかかりすぎだ。
そこで考えた。
『代行バー』
大きめの代行車で後ろの座席が4つぐらいあって
安く飲めるバーになっている。
もちろん運転手は酌はしないけど
綺麗なママさんが運転しながら
おうちまで楽しく
お話し相手してくれるのさ。
唄だって歌ってくれる。
どう?

2019年7月20日土曜日

[6779] 感想文

読書感想文
小説『ペリペリ』読書感想文 30代前半男性
読む前。一人の人間の自叙伝が何冊あってもいいなと思った。
振り返ったときの年齢や環境は違って当たり前だし、
「書こう」と思って書いているはずなので、
その意味を探ってみようと読んだ。 
読んだ後。結果、8割チンコマンコだった。
というのは冗談で、いや、冗談のようなホントで、
感想を述べろと言われれば
「あー。楽しかったなあ」という感じ。
途中で感じたのはディズニーランドのような気分。
入場する前からワクワクしていて、
いざ入場すれば腕を引く案内人がいる。
もりわじんさんだ。
あっちへこっちへ次々と
アトラクションに引っ張っていくのだが、
そのペースが毎度バラバラで、
ゆっくりじっくり行く時もあれば、
ビュー―――ンと空へ
駆け飛びだすように引く時もある。
なかなかついていけずに何度か転ぶ。
引き込まれるというよりは、
連れまわされるという感じ。
あっという間に閉園時間。
思い出に浸る帰路。
また読んだ。
一度体験した遊園地なのでサクサク歩ける。
すると初回には気づかなかったことに気づく。
8割エロと思っていたが、それは気のせいで
実は5割くらいだった。
気づいた3割が新鮮で、
霞がペリッと取れたみたい。
人を見たとき「今の姿」しか見ることができないが、
その人を形成している大部分は過去だと思う。
その過去を一度中間に立って
見つめたんではないかなと思った。
作中で度々強烈に登場するお父さんが亡くなって、
現在の者が過去を見て未来へ行く。
自叙伝を書くというのはそういう行為だったのかな。
そして自身を多視点から見れるように
中間に立つというのが大事だと思った。
簡単なことではないのも感じた。
政治もどっち寄りではなく
一度自身を中間において眺めると
発見がたくさんあっておもしろい。
そういえばディズニーランドの中心にはシンデレラ城がある。
どこからでも見れる。
待ち合わせ場所の決め方で
「シンデレラ城がこの角度で見えるところ」というのもあるそうな。
つまり中心(中間)からは全部丸見え。
周囲からも丸見え。
ディズニーランドは隣にディズニーシーを作った。
とても繁盛してるらしい。
そして今、隣に新しいパークを作っている。
わじんさんはこれまでたくさんの作品を世に出し、
今回自叙伝を出された。
もちろんこれで終わりではなく、
これからもどんどん、ガンガン、
もう既に作っているのだろう。

2019年7月19日金曜日

[6778] 店舗猫

店舗猫
伊勢のおかげ横丁の店舗猫の大型作品に取り掛かっている。
これで15店舗、21匹目。
あ! 子猫が膝の上にいるから22匹目です。
22で、ニャンニャンということですね。
まだまだ続きます。

2019年7月18日木曜日

[6777] モグラ

モグラ
庭の階段でモグラを発見。
チョコが捕まえた死体だと思って
摘んだら、
なんと! 生きてた。
全然元気。
ある種の昆虫や動物、鳥類は危険を避けるために死んだふりをする。
こいつも死んだふりしてたのかも。

2019年7月17日水曜日

[6776] 贈与経済

贈与経済
近所の農家さんちの猫が子猫を産んだ。全部で6匹。
 基本農家にとって猫はネズミ捕りに必要なだけ。ペットではなく、ネズミと同じでそこら辺に勝手に生息しているネズミを食う単なる動物なのだ。少々人間に懐いているタヌキみたいなもんだ。猫が死のうが生きようが関係ない。
 そこでSSが子猫の里親探し。いろいろ知人の助けもあって6匹全部里親が決まった。すごい! 代わりにキュウリとブロッコリーをもらった。これで猫を見殺しにせずに済んだ農家もSSも里親もウィンウィンだ。これが贈与経済ってやつかしら。
*『働いた分の交換経済、嬉しい贈り物が回る贈与経済、恐怖の貢ぎ物で縛られる強制経済』などがあるらしい。
ところでワシのペリペリなんかもある種の贈与経済みたいなもんだと思う。小さい猫人形は癒しなどがあるから土産物にもなるし、売れないことはない。でもペリペリなどは、僕の個人的アート活動なので他人にとっては必要なものではない。それでも作品を面白がって求めてくれる人は僕のこの活動を応援してくれているように思う。嬉しいので僕の方も美味いキュウリやブロッコリーよりもっと美味い新作を提出したくなる。未来が経済活動以外の興味に満ちていた方が生きていて楽しい。自由な知的交流の喜びがある。そんな流れでペリペリから最近ペラペラができたわけだ。

2019年7月16日火曜日

[6775] 怪物

怪物
せせら笑い蔑み横暴になって威圧している無慈悲な権力には歴史から学ぶ社会の原理と法則の教義が必要だろうが窓は開け放たれることはなく耳を塞ぎ聞く知性がなく馬耳東風客観視もできないことが遣る瀬ない人々の大半を感情むき出しにさせ怒らせ行き場を失くし夢も未来も真っ暗闇で逃げ場がない雁字搦めの不自由な現世の状況に他力本願では救いは褪せふつふつ煮え沸騰間近の変化が今の時代に二極を止揚するような怪物が原始生命のような重力から解放されたペラペラの溜まりから産まれてくる予感がする

2019年7月15日月曜日

[6774] 踊り

踊り
久しぶりの碁点温泉。
なぜか道が混んでいる。
温泉隣の空き地に車が100台は駐車している。
交通規制しているし、
いったい、何事だろう?
温泉の玄関に近所のおばさんがいたので聞いてみた。
「隣の体育館でブルガリアの女の子が踊るのよ」
「新体操じゃなく、踊るの?」
「そう、縄とか輪っかを持って踊るのよ」

2019年7月14日日曜日

[6773] ドラムコード

●ドラムコード
咳も収まり、庭の草を刈る。
伸び放題だったので
いつもの二倍ガソリンを消費した。
軽く一万歩。
Tシャツは川に入ったかのごとくズブ濡れ。
失敗が一つ。
庭のライト用のドラムコードを草刈機で切ってしまった。
まったく!
直したけど、二度目。

2019年7月13日土曜日

[6772] 相撲

相撲
小学生の頃
ギリシャ彫刻のような筋骨隆々の身体より
こっちの方がかっこいいと思って
太ろうとした
ダメだったけど
しかし裸だし妙な髪型だし
変わったスポーツだな

2019年7月12日金曜日

[6771] ペラペラ

ペラペラ
最近、よく制作している半透明作品
これってなんだろうと考えながら、
時間さえあれば制作していた。
昨日、解った。
これは『ペラペラ』だ。
ペリペリ超えの
もしかして無敵かもしれない。

2019年7月11日木曜日

[6770] 電気

電気
布団に潜ってて、
目を開けてないのに咳をすると、
円形に電気が走るのが見える。
円の真ん中は真っ暗闇で
円の周囲からたくさんの白っぽい稲妻みたいなのが
強い咳と同時に一瞬ピカッと走るのだ。
 何だろうね?
も、もしかして、ワシ、妊娠した?

2019年7月9日火曜日

[6768] ハスの芽

ハスの芽
夜中、咳がひどくてしんどい。
頭も気分も朦朧としている。
 病院へ。街で女子発見、お! 出るところはバーンと出て腰がキュッと、お尻がバーン、膝がキュッと、ふくらはぎがバーン、足首がキュッと、足がバーン、足の甲がキュッと、足の指がバーン、指関節がキュッと、二の腕がバーン、肘がキュッと、前腕がバーン、手首がキュッと、手がバーン、関節がキュッと、顔がバーン、こめかみがキュッと、額がバーン、頭頂がキュッと、歩くレンコン、そのうちハスが花開く。
「熱はありますか?」
「ないけど、暑くて寒いです」

2019年7月8日月曜日

[6767] 喋るネコ

喋るネコ
夢を見た。
「わじんさん、うちのネコは人間の言葉を喋るのよ」
「ヘェ~、年はいくつ?」
「14歳」
「亡くなったうちのモミジは20歳だったけど喋らなかったな」
「ほら、この子」
僕の前に現れたのは髪はおかっぱで服を着てまるで人間の女の子だった。
「こんにちわ。初めましてニャー子です」
「ほんとだ! 完璧に喋るね」

2019年7月7日日曜日

[6766] 悪霊

悪霊
咳とくしゃみがひどい。
 寝ようとするが、悪霊が出てきて眠りを妨げる。最上川美術館は死んだように思考停止している。つまり生きていない。それが悪霊だ。どうにかして未来へ向かって駆動させたい。自分が若い頃、どうにかして未来を開拓しようとイメージがガンガン湧き上がっていた。今、意識がその当時のようになっている。だからこの眠れない状況は嬉しいことでもある。湧き出た新しいイメージはこの美術館以外にもいろんなところで使えるものだからだ。
 とりあえずそんな悪霊に負けまいと僕は戦い、ぐっすり寝たのだった。


2019年7月6日土曜日

[6765] 風邪

風邪
風邪引いた。NO薬物療法。
 草刈りができてないので草の背丈が高い。昨日やや簡単な草刈りやったら、今日怠い、しんどい。チョコがあそこから帰ってくるとナメクジも数匹身体につけてくる。最初ヒルかと思ってびっくりした。ところでナメクジって雌雄同体で長い時間生殖行為をするんだって。スズメだってほんの数秒なのに、どういうこと? 
「今回は俺がオス役で、君がメスね」
「えー! おいらオスがいいな」
「わかったよ。じゃあ途中で交換な」
「いいよ」とうねうねこういう会話をしてやっているから長いんだろうと思う。
あーーー、かったるい。

2019年7月5日金曜日

[6764] 発見

●DNA
グリフェスの実験。肺炎双球菌のS型でマウスは死ぬ。煮沸し殺菌したS型では死なない。当然だ。R型は最初からマウスは死なない。しかしここからが面白い。煮沸S型とR型の両方でマウスは死ぬ。無害な二つを合わしたら有害になる。これは不思議だ。奥深くで、無害R型を形質転換させたものがあるはずだ=これがDNAの発見につながった。
 何かを発見するってのはこういうことだろうね。仏像と猫を合体させた僕は、当時バチが当たると言われた。無害なものを二つ合体さたら、有害なバチが当たったわけだ。バチのせいでそりゃあ苦労の連続さ、飯が食えるようになったけど。

2019年7月4日木曜日

[6763] 中野くん

中野くん
ワシの描いた絵がテレビ出てた。
頑張ってるね、中野くん。
励みになったぞ。
ワシも頑張るぞー

2019年7月3日水曜日

[6762] 最上川芸術展

最上川芸術展
イベントをやっていただくアーティストが少しずつ決まって、
内容を詰めています。
思ったよりいい感じ。
やや楽しくなってきてます。
それにしても暑いわ。

2019年7月2日火曜日

[6761] NHK

●NHK
昨日の僕の絵日記の『100メートル全力疾走』、頑張ってアバンギャルドしてた感じだよね。このあと第二弾『タバコを吸う』というパーフォーマンスをしたんだ。これが意外や意外、品川の『原美術館』でやる話になって、それがNHKに取り上げられた。
 まあ今ではテレビなんて出ても大したことないけど、その時代はネットがない時代、田舎生まれの若造がそれもわけのわからんパフォーマンスとやらで全国放送に出るなんてとんでもないことだったのさ。
 田舎では夜、僕がテレビに出るってんで、家族みんなテレビの前に正座。始めて村にテレビが来たみたいな感じだったんじゃないかしら。僕の兄がたまたま見合いの日だった。見合い相手に「弟がNHK出るから家で一緒に見よう」と僕をネタに家に連れ込んだ。テレビから流れる虎狩り頭のわけのわからん僕を見て、兄は失敗したと思い、見合い相手は兄との結婚を躊躇した。でも山形にあるまじき非日常を垣間見た見合い相手は、もしかしたらこの家は楽しそうと勘違いし兄と結婚してしまった。
 姪っ子たちよ、ワシのおかげで世に産まれたんだよ、、、たぶん。
 こんなことを言うのはせっかくの最上川美術館でのイベント、チマチマせせこましいことやってないで、一気に超有名ブランドになるくらいの気持ちで、最上川美術館を利用してもらいたいのだワシが原美術館でやったように。たった1日もしくは数十分でスターダムにのし上がる、そのキッカケにするのだ!
 大体田舎の美術館などほとんど人が来ない。そんな閑散としたところにお客を呼べるアイデアをひねり出してください。
*写真は最上川美術館のテラスです。

2019年7月1日月曜日

[6760] 募集

募集
 イベントを募集することにしました。
 最上川美術館(旧真下記念館)で2019 11/812/10(水曜日休館)、『もりわじんの最上川芸術展』という個展をやります。ところでとてもいい場所建物なのに、まったく活かされていない。どうせ個展をやるなら最上川美術館を広く皆さんの知るところ、楽しむところにしたい。
 そこでイベント募集。テーマは『最上川』。とりあえず1日だけ。観客を呼べるようなイベントのアイデアがあれば連絡ください。金は出ないのでイベントの収入は物販で賄おう。美術館入場料は美術館の収入です。てな内容です。子供向けと学芸会とスノッブ的なのはダメっすね。とりあえず僕の個展なので僕の好みで選びます。いつかは『最上川芸術祭』にしたいね。
 写真は僕が二十代、渋谷のカフェでやった『100メートル全力疾走』というパフォーマンス。内容は100メートル10秒切った感覚でたった5メートルを超スローで30分かけて走るのだ。壁には走っている絵です。結構観客来たもんね。